日本シーサート協議会、システム管理者向け脆弱性管理の資料をリリース - ZDNET Japan

日本シーサート協議会、システム管理者向け脆弱性管理の資料をリリース

ZDNET Japan Staff

2024-10-30 10:26

 日本シーサート協議会(NCA)は、「脆弱性管理の手引書 システム管理者編 1.0版」をウェブサイトで公開した。システム管理者の立場で脆弱(ぜいじゃく)性管理の取り組みをサポートするドキュメントになるという。

 NCAの脆弱性管理ワーキンググループは、脆弱性管理がサイバーセキュリティに取り組む上で最重要課題の一つだとしつつ、どのようなことが必要になるのかは、立場や役割によって異なると説明する。このため「脆弱性管理の手引書」は、システム管理者、ITサービス/製品の提供者、システムインテグレーターの3つの立場に分類して作成し、今回は第一弾として、システム管理者向けのドキュメントを公開した。

 ドキュメントは約30ページで構成され、脆弱性管理の対象の識別、脆弱性情報の内容把握、組織におけるリスク評価、対処および対策について解説している。

 なお、このドキュメントは脆弱性管理に着目しているため、ある程度のIT資産管理がなされていることを前提にしている。また、セキュリティインシデント対応時に脆弱性管理に関連する情報が活用されるものの、公開時点でのドキュメントからは対象外にしているという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]