米ちゃんの銀色写真
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 いわゆるコンパクトカメラはスマホに押されてすっかり見なくなったのですが、最近ではコンパクト、要するに小さいカメラの発表が目立ちます。スマホのカメラに満足出来ない方が増えているという事なのでしょうか。もっと自分で操作するカメラが欲しいと思う方が増えたという事なのでしょうか。キヤノンやソニーの狙いは分かるのですが、微妙なのはフジのGFX100RFですよね。中判のコンパクトということですが、ライカのQ3をライバルにしていると思われますが、かなり思い切った狙いだと思うのです。まずは何と言っても「ライカ」と言うブランドに対して中判センサーと言う形で挑戦したという事だと思います。ただいくらコンパクト中判と言ってもレンズ交換出来ないカメラに80万円というのがね~❓。プロのカメラマンは選択しないと思います。そうなってくるとハイアマチュアという事になります。ボディーとレンズで80万円なら納得と言う方もおられるでしょうが、ちょっと購入には勇気がいるように思いますね~😊。
 さてソニーもRX1の後継機のの噂がありますが、どうなのでしょう。こちらも価格が気になりますね~。
小さいカメラ 2025年3月28日_d0235865_09585027.jpg
ニコンD850に24ミリ~120ミリです。街角で。


 ライカのレンズをとてつもなく素晴らしい写りがするレンズであるというような意見を時折聞くことがあります。そんなに素晴らしいのなら是非欲しいと思うのが当たり前です。でも果たしてそうなのでしょうか。撮られた写真を見てレンズを言い当てることは、各メーカーのレンズ設計者であっても難しいと聞いたことがあります。私もライカやツァイス等様々なレンズを使いますが、全く区別できません。まあ私は基本的に絞って撮るので差が出ないのかも知れません。確かに絞り開放で撮れば多少の違いは出るのかも知れませんね。でもそれが写真を見て完全に区別できるとはちょっと信じられません。最近のレンズはどのメーカーのレンズであっても素晴らしい写りであるように思います。確かにわざと古いレンズを模した設計のレンズである場合は違いが出るでしょうが、それでもレンズを言い当てるのは難しいように思います。もちろんそのようなレンズでも絞って撮れば違いは出ないと思います。私に見る眼が無いのかもしれませんが、私はそこまでレンズを珍重することは無いですね~😊。
ライカのレンズ 2025年3月26日_d0235865_09003696.jpg
ニコンD850に24ミリ~120ミリです。街角で。

 ギャラリーで展示されているモノクロプリントを観ていて、以前だとこれは銀塩、これはデジタルと直ぐに分かったものです。でも最近は印画紙が使われているかどうかで判断しないと、一見見分けがつかないレベルにまでなっています。ですから展示されている環境ではもう銀塩、デジタルの区別は意味がないと言えます。ただプリントを手に取ってみると銀塩プリントとインクジェットプリントの違いはすぐに分かります。手に取って観た時にはゼラチンシルバープリントには独特の存在感があります。そこが銀塩プリントが残っていく理由だと思うのです。
 デジタルにはデジタルの良さが有ります。あのピシッとした平面性、様々なテクスチャーはインクジェットプリントの魅力です。銀塩とデジタルを上手く使い分けて行くのも良いかなと思いますね😊。
ゼラチンシルバープリントの存在感 2025年3月26日_d0235865_08152714.jpg
ニコンD850に24ミリ~120ミリです。街角で。

# by jackal-t1y4 | 2025-03-26 08:16 | 写真 | Comments(0)
 いつもチェックさせてもらっているプロカメラマンの方の情報によりますと、ライカはEVFを搭載したライカM型を開発中らしいとの事。名称は「ライカM11ーV」なのだとか。たしかにM型のレンジファインダーがEVFになるという噂はずっとありましたが、フジのようにレンジファインダーとEVFを自由に切り替えられるタイプであろうと想像していました。それが全くのEVF機になるとのことです。派生モデルと捉えるべきなのかもしれませんね。私はあまり魅力を感じませんね。レンズ交換が可能なQシリーズになってしまいそうですものね。しかし、ライカもカメラの進歩というところからは逃げられないという事なのでしょうか。様々なモデルを出すのは良しとして、レンジファインダーのM型モデルは残してほしいですね。
EVFのライカM型 2025年3月25日_d0235865_08305778.jpg
ニコンD850に24ミリ~120ミリです。ポルトガル、リスボンにて。

 中崎町のIRORIMURA【89】画廊で開催していたair壹燈舎企画展「自分らしい写真」は昨日無事終了いたしました。御来廊者も200人を超え、参加メンバー全員大変喜んでいます。私としては概ねご好評をいただき、やっとデジタル・インクジェットプリンターでのプリントに目途がたったという感じです。これでフィルムとデジタルでの併用も行けそうです。今後はフィルムとデジタルの使い分けをどうして行くかを考えて行きたいと思います。
 次の展示はおやじの会の定例写真展になりますのが、フィルムと印画紙での作品を予定しています。
air壹燈舎企画展終了 2025年3月24日_d0235865_09141653.jpg
ニコンD850に24ミリ~120ミリです。街角で。