学校給食支援
- 4億1800万人
- 全世界で学校給食を食べている子どもたちの数
- 9米ドル
- 1米ドルの学校給食への投資がもたらす経済効果
- 7300万人
- 脆弱な子どもたちが学校給食を必要としている数
世界の数多くの子どもたちが毎日空腹のまま学校に通い、そのため授業に集中できずにいます。畑仕事や家事を手伝うため、学校に通うことすらできない子どもたちも大勢います。学校給食があれば、こうした子どもたちの栄養状態や健康が改善されるだけでなく、出席率や成績向上にもつながります。給食は、家庭が子どもを毎日学校に通わせる強いきっかけにもなります。
国連WFPは2023年、61カ国の2,140万人に学校給食を提供しました。最終的な目標は、各国が独自で学校給食を実施できるようにすることで、過去60年間で国連WFPが支援してきた100カ国以上の国うち、1990年以降に支援を終了し、独自で学校給食を実施している国の数は44にのぼります。
給食の内容は朝食もしくは昼食、または両方の提供とさまざまです。完全な食事もあれば、ドライフルーツバーのような栄養価の高い軽食や、高カロリーの栄養強化ビスケットを配る場合もあります。また、親に子どもの登校を促すため、持ち帰り用の現金や食料を配布することもあります。