朝鮮総督府庁舎

日帝強占期の朝鮮の統治行政機関である朝鮮総督府の素材だった建物だ。

8.15 光復後は「中央庁」[5]と呼ばれ、政府設立直後の韓国 政府庁舎と国会議事堂として活用された。国会議事堂は1950年に副民館に移転し、1975年に竣工した汝矣島 国会議事堂に移転し、政府省庁も政府中央庁舎や政府第２総合庁舎に移転した。その後、国立中央博物館として使用されます。[6] 1995年キム・ヨンサム政府当時、日帝残滓の清算と民族の定期をまさに立てた者は、いわゆる「歴史直立」の一環として撤去された。

この建物の最大の問題として挙げられるのは建物の敷地です。日本帝国は朝鮮総督府庁舎を朝鮮の正宮である景福宮の前面部を壊した席に建てた。壊れて苦しくて威圧的な形状になった。このような敷地選定は表面的には行政的に便利な場所を採択するという口実を打ち出したが、実際には朝鮮の文化・歴史・民族的心理を圧倒し、日本帝国の優越性を宣伝する場を物色したものとされる。

建築には当時は最新の文物だった鉄筋コンクリートを使用した。建築に使用された鉄筋は日本八幡市[8]（現在福岡県 北九州市 八幡東区）と大阪府など地から救ってきた。外壁面は硬質部 チャンシンドン（現在ソウル特別市 鍾路区 昌信洞）採石場で缶花崗岩を使い、大理石は平壌部、原産部、黄海道 錦川郡などで缶を使う、砂や砂利は漢江から入手し、セメントは小野田セメント[9]製品を使ったほか、装飾金物、文鉄物、家具、工芸品などは米国とヨーロッパから輸入して使用した。屋根はバロック様式建築物によく使われる銅ドーム屋根で、ドーム屋根の外装材で外国産銅銅板2万4800根(1万4880kg)が入ったという記録がある。建設直後は赤い銅色だったが、時間が経って錆びて青銅色の屋根になった。

当時としては非常に贅沢な建物だったが、日本帝国は日露戦争の余波で国庫が荒々しい地境なので台湾を合併した当時とは異なり、朝鮮には投資するお金がなかった。それにもかかわらず、無理で大きなお金をかけて宮殿の席の前にこんなに豪華な建物を建てたのは、朝鮮人たちに朝鮮王朝は幕を下ろし、日本帝国の時代が到来したことを刻印するための宣伝の目的が大きかった。[10][11]

一方、朝鮮総督府庁舎は、上の写真のように空から眺めるとき、「日」 （日の日）と似た形をしている。そのため日本帝国が風水地理思想に立脚し、朝鮮の定期を抑えるために朝鮮の首都だった京城府に「日本」の文字を打ち、総督府の建物がその「日」に該当するという風説が存在する。実際に上の写真を見ると本当にそんな模様で、当時の日本人たちもこのような風紋が好きだったのかという言葉もあったという。

だが、日本帝国が朝鮮総督府庁舎を景福宮の席に置き、日帝の統治を宣伝する用途に使用したのは明らかに見えたが、これが風水地理思想に立脚した理由が反映されたものと見るのは難しい。非難するのに熱を上げた。

日本帝国がどんな意図を持ってあんな形の建物を建てたのかは分からないが、朝鮮総督府庁舎を建てる以前の1800年代中後半西洋ではフランス第2帝国様式が流行しており、この影響により西洋の近代建築物の中には四方を建物で置いて中央を空ける形態が多数存在する。特に現存するドイツ国会議事堂、米国財務省の建物、ルーブル宮殿などが代表的な第2帝国様式が反映された建物であり、これらは総督府の建物より以前に建てられたが、すでに「日」の形態と同様に建てられたことを確認することができる。後述するが、総督府の建物は独創的な形態の建築ではなく、当代あるいはその前に西欧で流行していた建築を模倣した可能性が非常に大きな建物と評価されている。言い換えれば、日本帝国が本当に「日」の形を意図して建物を建てたかどうかはわかりませんが、その様式は当代の日本の建築でなくても簡単に探すことができる平凡な形だということです。

1910年 京畿国治以後、朝鮮総督府は南山倭城台の日本公使館を庁舎として使用したが、 1908年に建立された龍山区の痛感部の建物も別途運用を続けた。しかし、従業員数は増え、使節たちはますます多く訪れ、あらゆる機関を統括するために業務量が急増した。そこで1910～1911年に増築したが、選択もなく、結局広い庁舎を新築することにした。もともとは現在のソウル市役所などが敷地に選ばれたが、当時総督寺内正武が反対して無産化され、建築家伊東忠太[12]が景福宮の跡に決めた。

1912年に景福宮を改造し、朝鮮総督府庁舎の建立が本格化し、興礼門と周囲の行閣、英帝教などを撤去した。 1914年には翌年に朝鮮物産共振会を景福宮で開催するという名目で景福宮の重要な全閣の数軒を除いて、ほとんどの全閣を撤廃した。 実はすでに日本は1910年景福宮全角6806間のうち4千余りをオークションで出して売却した状態であり、[13] このように景福宮フェイチョルと工事資金と土地を設けた日帝は庁舎建立に突入する。

1912年から朝鮮鉄道ホテルを設計したドイツ人建築家ゲオルゲ・デ・ラランデ(George de Lalande)が設計に着手したが、1914年に基礎設計だけ残したまま死亡し、その後には日本人建築家野村一郞、[14] 国田弘枝博士らが庁舎設計を完成した。 建物の大きな枠はネオバロック様式に近いが、細部の議長は日本独自のものだ。[15]

1916年6月26日、地震制挙後に工事を開始した。 最初は期間5年に費用300万円程度と予想したが、実際の完工は10年後の1926年になり、費用は675万1982円もかかった。 予算と時間が予想以上に急に入ったこと。 この過程で中国人、日本人石工300人と韓国人労働者200人が毎年投入され、施工士も大倉[16]/清水組[17]京城支社だったが費用/空気問題で1918年から総督府直営に変わった。

景福宮の入り口として働いた光化門も撤去される運命だったが、反対の世論にぶつかった[18]朝鮮総督府の建物完工と時を共にして景福宮建春門の横に移した。[19]日帝は光化門を移した後、その場を「総督府広場」と呼び、様々な屋外行事をここで行った。解放後も、ここは1968年に光化門が復元されるまで、軍政庁広場、中央庁広場など名前だけ違って、様々な管制行事の開催場所として使用された。

一方、朝鮮総督府は1937年に景福宮の北側に総督官邸を新築した。 ここは8.15光復以後、軽舞台を経て今の大統領府敷地となった。 1930年代末、展示体制の導入で総督府組織を拡充し、1937年第1別館、1940年第2別館をそれぞれ新築した。 ＃ 1940年代初頭に第3別館も新築したが、正確な完工年度は未だ。 このうち1別館は光復後、文化公報部など付属機関が入居して1982年以後撤去され、3別館は1969年から総務所政府記録保存所が定着し、1983年政府中央庁舎に移転後1986年に撤去された。

ちなみに総督府を申請社に移転した後、南山に位置した区庁舎であり、旧統監部庁舎建物は「恩師記念科学館」と呼ばれ、日本の科学技術と工業成就を宣伝する科学展示館として使用し、1945年の解放後は国立科学館に変わった。しかし、その建物は韓国戦争当時完全に破壊された。当該敷地にはKBS社屋が入り、国土統一院（統一部の全身）、国家安全企画部を経て現代にはソウルアニメセンターが入っている。

太平洋戦争により日本が連合軍に降伏しよう、 1945年 9月9日 ソウルに真珠の米合衆国陸軍が朝鮮総督府庁舎を再朝鮮米陸軍司令部軍政庁庁舎として使用し始めた。その日の午後、総督府庁舎の第1会議室で米合衆国陸軍第24軍団長 ジョンリードしない 中将と朝鮮総督 安倍信幸 日本陸軍 大腸の降伏文書署名式があった。

以後、米軍政は朝鮮総督府庁舎をキャピタルホール（Capital Hall）と呼んだ。 中央庁という名前は、当時学者だったチョン・インボがキャピタルホールを直訳したものだ。

1948年5月10日、中央庁中央ホールで大韓民国憲法制定のための歴史的な制憲国会を開設し、その年7月17日1階のメインホールで憲法公布式を開いた。 1948年8月15日には庁舎前庭で大韓民国政府樹立宣布式が行われた。以後中央庁は大韓民国政府の庁舎として使用され、政府庁舎としての機能が続いたという点である意味では中央庁庁舎は強占期と同じ機能をしたと見ることができる。この建物が政府庁舎として使われ始めた時も、それに対する批判はなかった。だが当時は中央庁の建物ほど政府機関が入居するのに適切な建物が特になかったし、本来は新庁舎建設計画があったが、 6.25戦争勃発で崩壊する風にすることなく使えるしかない状況だった。

仁川上陸作戦後に後退していた北朝鮮軍がソウルを組織的に破壊した。中央庁も例外ではなくて火をつけたが、鉄筋コンクリートの建物と破壊されず、室内だけで激しい被害を受けることになる。

ソウル修復を象徴する大韓民国海兵隊 将兵たちの太極旗の掲揚写真が撮られた場所として知られているが、一般大衆が9.28ソウル修復当時の太極旗の掲揚の場面で知っている上記の写真は、事実1957年ソウル修復記念行事の際に再現撮影したものだ。写真から中央庁ビルの壁面が白くすっきりしていることが確認できたが、敗走する人民軍が中央庁を放火したため、修復直後、中央庁建物は窓ガラスがほとんど割れて火がついた建物の内部で窓から煙が出て恥ずかしく描かれた。この写真が1950年に撮ったのではないという証拠の一つだ。ソウル戦闘が終了した後もしばらくの間はこの掲揚台に人工機がそのままかかっていたし、これを下げて米軍が太極旗ではなく国連期をつけた。実際に太極旗を掲揚した場所はこの掲揚台ではなく、写真にも見える屋根の上尖塔方面だった。

この掲揚台は中央庁が解体される直前まで残っていた。 修復当時、太極旗をかけた当事者である大韓民国海兵隊第2大隊6中隊1小隊長だったパク・ジョンモ予備役海兵大佐も生前に中央庁を解体しても掲揚隊は残してほしいという意思を明らかにしたが、結局掲揚隊も撤去された。 この掲揚台席が復元される興礼門と協生門とその一帯であったため、景福宮復元が計画された以上、特定個人の意思に従って撤去するかどうかを決定することができない状況だった。 この太極旗は龍山区 戦争記念館に所蔵中だ。

1953年、幻道後、第1別館2階を臨時国務会議室に使って、 1962年11月22日に6.25戦争で破壊された庁舎を復旧し、中央庁開庁式を開いた。バンカーを立てることもした。 1979年には景福宮馬房跡に公務員の便宜施設「厚生館」が入った。

1968年に西洋式正門が撤去され、光化門がコンクリートに復元された。 1970年にはすぐ向かいに政府総合庁舎が完工し、大多数の機関が移転し、1982年には政府第2総合庁舎（果川庁舎）が完工し、法務部、保健社会部、農林水産部、建設部、科学技術処の5つの機関が移転すると政府庁舎として機能を終了した。

これにより博物館への改造計画が推進され、改修手続きを経て1986年8月21日国立中央博物館に開館した。この過程で1983年安保会のバンカーが遺物保管所に改造された。中央庁厚生館は国立中央博物館付属社会教育館に改編され、1995年8月14日まで正常運用したが、1995年8月15日に文民政府の歴史を建てる政策で朝鮮総督府庁舎を撤去し始め、国立中央博物館にいた。すべてが一時的に近くのバンカーに入っていた。以後、景福宮境内の当時社会教育館の建物を増築および改築し、近くのバンカーに一時的に保管中だった文化財を移転し、 2005年からは国立故宮博物館として使用中だ。

 詳しくは朝鮮総督府庁舎/撤去文書ご注意ください。

本格的な撤去に先立って行われた尖塔切断行事当時撤去された尖塔と一部の残骸は収拾され、独立記念館朝鮮総督府撤去部材展示公園の造成に使われた。本来は今のように一部不在で公園を造成する計画ではなく、総督府の建物全体を移転して抗日運動記念館として使う予定だったという。だが費用問題で無産化され、一部象徴的な石材で現在の公園を造成した。

この公園の造成目的は、三伝道碑のように恥辱の歴史を保存し、再び繰り返さないように気をつけようとするものであり、総督府部材がいかなる保護設備もなく放置されており、腐食したり、さらには観光客によって落書きになっている場合もある。ただ、これは基本的に意図したまさに公園の位置からが独立記念館の西側、すなわち日が沈む方向であり、尖塔も地下５ｍの深さに配置して最大限ホールドする方式で造成された。日帝植民統治の没落とともに、植民地残材清算を強調する方向に設計されたのだ。[21] #

一部ではこのように放置するならば取り除いてしまう方が良いという主張もある。当該建物は日本帝国が韓国を植民統治するための目的で建立されたが、前述したように日帝敗亡後の日帝強占期よりも長い期間中央庁として韓国現代史でも重要な役割を果たしてきた建物だからだ。

その他、撤去後、中央ホールの大理石、国旗掲揚台、一部の石材など保存価値のある部分は、国立中央博物館やソウル歴史博物館などの博物館に移され、保管および展示されている。また、一部の撤去石の場合、撤去完了を記念するための行事である「ギョレの凍りつく一庭」[22]イベント後、市民にお土産として贈呈された。 ＃また、総督府にはヘテに似た獅子像が二つあったが、この獅子像は韓国伝統文化大学学生会館（Ａ棟）前の空き地に展示されている。[23]

ソウル 昌信洞採石場で採石され、朝鮮総督府庁舎石材として使用された石は建物撤去以降独立記念館に保管されているが、2019年3.1運動100周年を迎え、ソウル特別市役所で行われた「石の帰還行事」を通じて「ソウル石」という名前が付いてソウルに戻り、太和ビルで展示され、その一部は旧太和館の跡地に造成された3.1独立宣言広場の主石として使用され、残りの石は南山礼装公園に移された。 #1 #2

現在、朝鮮総督府庁舎を撤去した席には、景福宮復元計画に従って興礼門、永済教、油化門とその周辺行閣を復元した。

建物の構造や内外の議長は大きく見たとき、近代ヨーロッパのネオバロック様式に近い。

しかし地域色を基盤とした独創的な結果物ではなく、他の建物をベンチマークしたことを推測できる部分が多数ある。 一例として、この建物の正面の東、西端は、1910年に建てられた南アフリカ共和国のダーバン市庁（Durban city hall）のその部分と非常に似ていました。 ダーバン市役所が10年ほど先に建てられ、両建物とも同様にネオバロック様式を基盤としている。 問題の対応する部分は、円弧状に処理されたコーニス、その下の切断されたコーニスを含むエンタブラチャー、その下の壁の中に埋め込まれた円形の柱が組み合わされるなど、構成が過度に類似している。

これらの要因は、ミケランジェロのカンピドリオ以来、ルネッサンス、バロック系統の形でよく見られました。 だがダーバン市役所と朝鮮総督府ほど同様に組み合わせて配置された事例は珍しいが、偶然の産物である可能性は低く見える。 実際、ダーバン市役所もベルファスト市庁舎の複製という声を聞いている建物だが、その部分はベルファスト市役所でも同様の構成要素を持っているが、詳細な組み合わせ方式や割合などは少し違う。 日本建築家たちがイギリス式ネオバロックの建物の模倣を目指した状態で比較的建設されたばかりの英国式の役所建物に注目した可能性がある。

建物の主材料は当代の最新材料だった鉄筋コンクリートを使用したが、様式は旧時代の過渡期的な建物である。[24]設計された1910年とは異なり、建物が完工された1920年代はヨーロッパでモダニズム建築が始まっていた時期であり、この建物が完工された時はすでに時代に劣り始めたといえる。また日帝は1930年代以降はヨーロッパ建築を代えて模倣艦を恥ずかしく、この様式に沿った建物をあまり建てなかった。[25]つまり、世界建築が大規模に変わる時期に、昔のヨーロッパ様式を模倣して日本だけの装飾で満たし、以後、時代の建築物に影響を与えなかったと評価できる。

もちろん日帝はそれなりにボール作りをした。 室内は壁と床をタイルで飾り、部分的に暗刻な石彫刻と大理石、コンクリート付属などで飾った。 床タイルの場合、中央ホールを中心に星型の姿を備えており、中央天井のガラス化にも装飾性を加味した。 屋外は朝鮮で採掘される花崗岩などを活用し、主な装飾を石工たちが手作業で完成した。

朝鮮総督府庁舎の撤去当時、庁舎の中にあった絵と様々な美術品は、それを描いた日本人画家たちの子孫が返還要請をして廃棄は取り消された。しかし返還はされず、国立中央博物館に保管中だ。 ＫＢＳで朝鮮総督府の美術品をドキュメンタリーとして扱ったが、日本は韓国を植民地として非常に長い間持てると見てわざわざ朝鮮総督府の中に展示したという。当時の放送で約650点を超える絵や彫刻が博物館の地下に置かれて樽に入れたまま保管されると出てきた。これらは長い間展示なしで保管だけされたが、2014年に和田三造が描いた中央ホールの南壁画〈ハゴロモ〉は、日帝が収集した他の芸術品とともに国立中央博物館で一時展示したことがある。その作品の詳細な説明

民族主義的観点からは歴史を保存し、後世に反省と磁性のきっかけとする象徴となり、他方では日本の朝鮮植民統治の痕跡を示す遺跡であり、長い間大韓民国政府と国立中央博物館の建物としての歴史を持ちあった。 また、保存状態が良好だった建築物なので、近代建築遺産に入る価値があった。 例えば、日本の近代建築物であり、歴史的価値と建築学的価値が比較的高い韓国銀行本館と旧ソウル駅の歴史は現在、大韓民国の史跡である。

また、この建物が朝鮮総督府として使用されたのはわずか19年であり、その後はずっと大韓民国政府庁舎として使われた。日本帝国敗北後、朝鮮総督が米軍に降伏した場所も、大韓民国憲法が最初に発表されたところも、大韓民国政府が樹立された場所も、 6.25戦争当時ソウル修復の象徴のような太極旗の掲揚式の背景となったところも、だった。つまり日帝強占期から撤去直前まで韓国近現代史の歴史的瞬間を共にした建物であり、それによって十分な歴史的価値を持つといえる。それでキム・ジョンピル元首相は中央ホールだけでも別に移して保存しようと訴えた。

ただ、朝鮮総督府庁舎はその存在自体だけでも日帝強占期を連想させ、その位置が韓国の首都で威圧的によく見え、景福宮を毀損していた。[26]また、この建物を見に来る日本人たちは、過去を反省するのではなく、ここがかつて自分たちが植民支配していたところという優越感と帝国主義時代に対する香水に陶酔されるだけで、それを見る韓国人たちを非常に気分が悪くすることが多かった。 ＃総督府の建物が撤去されるまで韓国に旅行を来る日本人のほとんどが観光コースに必ず入れたという。[27][28]

皮肉なことは総督府撤去により近代文化財に対する議論が活性化され、2000年代以降に登録文化財という名で近代建築物などに対する再評価と保護制度が生じたという点がある。このおかげで群山市の東国史なども壊れてしまう危機に直面したが生き残り、現在は登録文化財に指定された。ただし、登録文化財は法的な強制性がなく、保護機能が微弱な部分がある。

朝鮮総督府庁舎は建物が巨大すぎて北岳山を完全に覆ったため、ソウル市民の間で苦しいという意見が多かった。 一方、朝鮮総督府庁舎が消えた後には北岳山が見えて胸が広がるという市民の意見が多く、当時9時のニュースでも報道されたことがある。 実際に今改良工事が終わった光化門広場に行けば李舜臣銅像、世宗大王銅像、光化門、勤政殿、大統領府、北岳山の順で主要な象徴物や遺跡、地形地物などが整列して一目で眺めることができるほど景観が優れている。

当時、「中央庁」の建物が景福宮はもちろん、大統領府も覆っていたため、建てたばかりの大統領府が北岳山の下にあるというのにどこにいるのかは分からない人が鈍った。一方、中央庁を撤去した今はよく見える。軍事政権時代には、このように大統領府の位置を民間人の視野から完全に遮断してくれるので、保安上なくすのは残念なものだった。光復当時から撤去が取り上げられたが、軍事独裁が終わった文民政府だけで総督府解体が実現したのが偶然ではないこと。実際、景福宮復元事業の最初のボタンは他の30警備団の景福宮の外部移転だった。[29]