雨ふるふるさとははだしであるく
種田山頭火
BGM NOW BoA/The Lights of Seoul[★★★★] |
- 2008/06/30(月) 19:37:59|
- 俳句(詩歌紹介)
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6月も間近な頃(注:1997年のこと)に思い立って出かけた北海道。
広島から飛行機で一直線。札幌で一泊して,翌日特急「北斗」で大沼公園へ。
天気は良好。
駅前の自転車を借りて,早速散策に出かけた。大沼を周回する道路を反時計回りに。
観光客目当ての店が立ち並んでいたのもしばらく。函館本線(砂原線)のレールが近づいたあたりからは人気もなくなって。走る車も少なく,気ままにのんびりとペダルを漕いだ。
大沼湖畔へ下りてみる。
風があるせいで,湖面は小さな三角波とさざ波で少し荒れ気味。静かなら向うの駒ヶ岳がシルエットを落してくれるのかもしれない。
その駒ヶ岳も,上空の風で雲が集まっていて,つん,と尖った頂上は中々姿を見せなかった。
なだらかな裾野に広がる柔らかな若緑。人工的なものの姿がまったく見えないのが気に入った。
BGM NOW Astor Piazzolla/Tres Tangos: Allegro Tranquillo[★★★★] |
- 2008/06/30(月) 12:39:09|
- 旅情:北海道
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夜中の3時半過ぎたくらいかな。
轟音立てて,上空を普天間方向に向けて飛んでいった飛行機。
たぶん巨大輸送機。運用の都合だと思うが,時を弁えんかい!
基地周辺はもっとうるさかっただろうな。
普天間爆音訴訟一審判決の直後だけに,また反発喰らうぞ。
那覇でもたまにあるんだよね・・・
BGM NOW Mozart/Dies Irae ~ Rewuiem K.626(Böhm/VPO)[★★★★★] |
- 2008/06/30(月) 09:46:45|
- 日記
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ちゃぶ台返し世界大会っちゅーもんが岩手県矢巾町で開かれたそーです。
なぜにこの町で開催されているのかは不明。
「前回の記録」とあるので,複数回開催されているわけですな。
「芸術性」っちゅーのは,ちゃぶ台から飛んでいくお皿などの飛行線とか,着地の様とかでしょーかね? お茶碗とか湯呑みが転がらずにきちんと着地したら,満点とか。
・・・名誉会長は,やっぱり巨人の星のあの人?(笑)
BGM NOW SINGER SONGER/雨降り星[★★★] |
- 2008/06/29(日) 23:45:36|
- 時事:其他
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われよりもしずかに眠るその胸にテニスボールをころがしてみる
梅内美華子
BGM NOW 小谷美紗子/とりあえず今は泣いてしまおう[★★★] |
- 2008/06/29(日) 22:18:56|
- 短歌(詩歌紹介)
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以前に
滑稽なあわてぶりを書いた白黒の「あわてるネコ」。
その後とんと音沙汰がなかったんですが,今夜仕事からの帰り道に出くわしました。
・・・おまえね,どーして道の真中にうずくまってるの。
予想外なところにおっちんしてるから,びっくりしたじゃないか。
たぶんそこが風通しが一番良くて涼しかったんだろうけど。
いくら車通りが少ないからって,油断してるとぺしゃんこだよ,ぺしゃんこ!
・・・やっぱり,ダメじゃん(苦笑)
BGM NOW m-flo/Love to Live By(loves Chara)[★★★★] |
- 2008/06/28(土) 23:33:59|
- 生命:動物
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この駅も雨の遍路の乗りしのみ
皆吉爽雨
BGM NOW 久石譲/Symphonic Variation「Merry-go-round」[★★★] |
- 2008/06/28(土) 22:14:41|
- 俳句(詩歌紹介)
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よそにのみ人をつらしと何か思ふ心よ我を憂きものと知れ
章義門院小兵衛督
BGM NOW モダーン今夜/風の道しるべ[★★★★★] |
- 2008/06/27(金) 23:07:25|
- 短歌(詩歌紹介)
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最近,↓にはまっておりますです,はい。
コンビニのレジ横によく置いてある,井村屋のミニ羊羹。
最初は無視してたんですが,ふと買ってみたらなかなかいけるじゃありませんか。さすが井村屋。
これを,ちびりちびりと小指の先くらいずつ齧ってます(笑)
チョコレートだと一気に食べ切ってしまっても「もう一個,いっとく?」になりかねないのに,それで満足しちゃうんですよ。ダイエットに最適!(←する必要はまったくない 笑)
餡子ものを食べて幸せを感じる・・・ああ,日本の人なのね,僕も(微笑)
BGM NOW Bach/Orchestral Suite No.2 in Bm(Collegium Aureum)[★★★★★] |
- 2008/06/27(金) 10:01:11|
- 飲食:其他
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裏切られるためにあるのよね( ´_ゝ`)ンフフン
おもろそうな性格ではありそうなんだけど(´▽`)丿
BGM NOW Craig David/Rise & Fall[★★★★] |
- 2008/06/26(木) 23:31:14|
- 男達
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引き上げし生簀の底に夏落葉
茨木和生
BGM NOW 遊佐未森/暮れてゆく空は[★★★★] |
- 2008/06/26(木) 23:07:51|
- 俳句(詩歌紹介)
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今月朔日からNo.2が他店立て直しのために急遽異動して,社員が一人欠員状態が続いてたんですが。
今日から新たなNo.2が登場~(微笑)
・・・イケメソでおもろい性格で引き締まった体してたらいいんですけど(笑)
数時間後に実態がわかるのじゃ(今日は遅番)
- 2008/06/26(木) 09:57:34|
- 男達
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ふとご幼少のみぎりのことを思い出したよ。
親父殿は本と文化が好きなお人で,人当たりも良くて職場でもなかなか人望のある人だったようですが。
一つだけ欠点(?)が。
お茶目というか,おちょくり好き。
それは一人息子の僕にも向けられていて。
「Hiroshi,おはぎのことを英語でどういうか知ってるか?」
「知らなーい!」
「グルリアンって言うんだぞ。覚えとけ」
「へー(尊敬のまなざし)」
「これはなんて言うと思う?」
指差したのは,水道の蛇口。
「わからなーい!」
「これはね,ヒネルトジャー。今のうちに少しずつ英語知っておいた方がいいぞ」
「おとうさん,すごーい!(更に尊敬のまなざし)」
それはそれは真面目な顔をして教えてくれたのですよ(今思えば目が笑っていたかも)。
もちろん,すべて物の見たままを外国語風に言っただけの真っ赤な嘘(笑)
ただ,こういうのが嘘ばかりではないというのが,困ったところで。
「キリンはわかるか?」
「知らないよー!」
「キリンはビールだ」
「嘘ーっ絶対嘘ーっ!」
「ははは,ほんとはジラフって言うんだ」(これはほんと)
「ほんとにー?」
「そうだよ。キリンはジラフジラフって鳴くからそう名前がついたんだ」(これは嘘)
・・・お父様,あなたのおかげで,世に言われていることを頭から信じず常に斜め42°から眺めるクセが身につきました(笑)
あ,もちろん,まともな知識もちゃんと教えてくれたんですよ,歴史や地理の素養をメインに。中学に上がる前に予習として因数分解教えてくれたりもしました。教職とは無関係の一般人なのによくやり方を憶えていたもんだと,今になって驚いてます(笑)
更に何を考えたか,中2くらいの僕に岩波新書の「資本主義」って本を与えて「ためになるから読みなさい」。・・・もちろん,当時は歴史まっしぐらでそんな経済ものなんて興味もなかったので放置プレイしましたが(笑)
僕の知的骨格とおちょくり好きな性格の部分は,この人によって組み立てられたのです(とりあえず感謝 笑)
・・・血液型はちなみにB型でした(間違いなく性格も.... 核爆)
BGM NOW Sade/Immigrant[★★★★] |
- 2008/06/25(水) 10:46:26|
- 追憶
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身の透けて仏の山のかたつむり
つじ加代子
BGM NOW Fly to the Sky/Still[★★★★] |
- 2008/06/24(火) 19:01:17|
- 俳句(詩歌紹介)
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那覇の気温はまだ30℃を超えているようで。
クーラーが好きでないので窓と玄関扉を全開,更に打水などして。
ただいまくつろぎのひとときを送っております。
BGMは涼しめにSibeliusのSymphony No.2(Vladimir Ashkenazy)。
先日入手したいい葉を使って淹れた熱いダージリンを味わいながら。
・・・パンツ一枚でね。
私生活は誰だってかっこよくないものさ(私生活もだろ!)
BGM NOW Sibelius/Symphony No.2[★★★★★] |
- 2008/06/24(火) 16:30:55|
- 日記
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あまり見上げ続けていたおかげで,首が痛くなってきた。別のことで暇つぶししよう。
雑貨屋の隣の子犬,いつの間にか静かになっていた。近寄ると小さな尻尾を振りかけて,でもちょっと怯むような風・・・こいつは大丈夫だな。前にしゃがみ込んでそっと手を出す。フンフンと匂いを嗅いで,ぺろりと一舐め。これで安心したらしい。頭を撫でるとぴんぴん尻尾を振る。・・・そのうち調子にのって「腹も撫でれ」と仰向けに。いいのか,こんな警戒感のない犬で。番犬にはならないな。
それにしてもお腹が空いてきた。
何かないかと見回すと,道の反対側にちっぽけな食堂があった。本式に何か頼むと,いつ出発と言われるかわからないから,店先に陳列された三角錐のちまきを2つ買った。1000ドン,大雑把に変換すれば10円というところ。
水を借りて子犬と遊んだ手を洗い,おもむろに外側のバナナの葉を剥く。薄暗い白熱灯の光がてらてらと表面できらめいて,うまそうだ。もちもちとした餅米にうっすらと塩味,ところどころに埋まっている味付けした豚肉,ほんのり脂の味。腹持ちもよさそうだし,ちょっと食べるのには最適な食べ物だ。
同じく飢えを感じた白人2名も,うまそうに食べる僕につられて手を出した。ただし,食文化の違う彼らが,これを美味と思ったかどうかは定かではない。
食べ終わって,粘つく手を洗い終わった頃,出発の声がかかった・・・が,エンジンがなかなかかからない。仕方がないので,男は全員バスを降り,押しがけに協力。ぶるんと一発,無事に始動して歓声が上がったが,この調子で大丈夫か?
ここからサパまでは約34Km。
まっ暗な2車線あるかないかのうねうね道。急な坂やヘアピンカーブがあったりして,スピードが上がらない。対向車はめったに来ない。せいぜいバイクくらいだ。
夜だというのに,道路際でアスファルトをぐつぐつ煮ている人たちがいて,道路補修に力が入っているらしいのは,観光地(=金が落ちる)に向かう重要道路だからか?
のろのろながらも1時間以上走った頃。
ぷしゅう~と情けない音を立ててバスが止まった。ついにエンジンが昇天したらしい。これはもうどうしようもない。
たまたま下りてきたバイクを捉まえ,ガイドが後ろに乗ってサパへ救援を求めに行った。
12月の山の中,温度はどんどん下がる。外に出るとハーフコートを羽織らないと肌寒いくらいだ。暗いのを幸い,離れた草むらで小用を足して,さっさと自分の席に戻る。エンジンが死んで暖気が出なくなったバスの中はしんしんと冷えていく。疲れてるのか,瞼が重い。・・・これはもしかして凍死する前触れか?などとつまらぬことを考えてしまう。
うつらうつらする耳に外の歓声が飛び込んだ。救援バスがやって来た!
早速乗り込む。外側と同様,中も新しくてきれいだ。もちろん,力強い走り。ここからは何ごともなく,バスは僕らをサパの街まで連れて行ってくれた。
新郵便局の隣のミニホテルの前で下ろされる。時間は既に23時近い。予定では日の落ちる前には到着のはずだったが。
ガイドが客を仕分けする。どうやらホテルは申し込んだツアー会社によっていくつかに分かれているらしい。これは困った。ハノイのミニホテル経由で間接的に申し込んだために,ツアー会社がわからないのだ。なんとかガイドに説明したら,消去法でその目の前のホテルだと判明。
キーを受け取って,荷物を部屋に置くや否や,外に飛び出す。空腹なのだ!とにかく何か食べたい!
しかし,サパの街は既に寝静まっていて,開いている食堂も少ない。方向音痴の身で知らない暗い道を歩き回った日には,絶対に戻れない。どうしようか,と悩んでいたところに救いの神が現われた。あの学者先生だ。
「すぐそこにお粥屋がありますよ」
指差す先を見ると,確かに。煌々と白熱灯が輝いて,温かそうな湯気と座り込む人たちが見える。
「行きましょう」
ここで牛肉入りのたっぷりの熱いお粥を食べて人心地ついた。ピリ辛でおいしかったし,体の中から暖まったし。学者先生に感謝。
ちなみに他のツアー客は,その頃ガイドに連れられて,市場の先の外国人向けレストランに入っていたらしい。説明を全然聞いてなかった。・・・学者先生は確信犯だが。
(ここから,サパ(Sa Pa)1に繋がります)BGM NOW Bank Band/はるまついぶき[★★★★★] |
- 2008/06/24(火) 14:03:13|
- 越南:北部
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・・・で,次はこの橋を渡ったわけだ。さすがに橋からの海の眺めはよかった。それにしても料金は高い。
島に渡ってすぐの淡路島南インターで自動車道から下りて,一路西へ。今日の唯一の目的地・灘の水仙郷。
日曜日の午後らしくひっそりとした福良の街を過ぎて,小さな湾をぐるっと海沿いに迂回。いくらも行かないうちに上り坂。小さな尾根の近くを通る。ちらりと海の色も見えて,でもよそ見すると思わぬ時に対向車がやってきて,焦ることになる。
そしていきなりきゅっとカーブして急な下り坂。すぐそこに海があるこんなところで峠越えになるとは思わなかった。
下りきった所は広々とした畑。変わった匂いが鼻を刺激する・・・そこの作物はネギだった。ポスターカラーのような不透明な緑の中に白くネギ坊主の見える畑もある。
農道風になった道は,また山にかかる。改修された2車線部分と未改修の狭い部分とが入り混じってどうも走りにくい。山を越えるとコンクリート舗装のところもあったりする。
紀伊水道に面して海岸線をトレースするが,やたら護岸が立派だったりテトラポットがごろごろしていたりして,景観は今ひとつ。行き交う車はまったくなし。
誰もいないキャンプ場をかすめて約5km。やっと水仙郷に着いた。・・・が,駐車場に車はないし,入口のレストハウスには人の気配が全然ない。変だな。
歩き出してからわけがわかった。既にシーズンは終わっていたのだ。
急傾斜にびっしり生えている水仙の群れには,数えるほどしか白い花房は見えない。風が吹くたびに細い葉だけがさわさわと音を立ててなびくだけ。鼻に神経を集中させて,やっと微かに甘い匂いがかけらだけ感じられた。
・・・ここで水仙の匂いに包まれて佇むのが今回の重大な目的だったのに。花期は12~3月だと聞いていたから,普段の年なら大丈夫だったはずなのだ。最後の最後に暖冬のしっぺ返しを喰らってしまったな。
傷心を抱えて引き返す道すがら,梅と潮,桜の樹皮の香りがほんの少しだけ,僕を慰めてくれた。
翌朝。
宿から電話して,今日から厄介になる神戸の友人を叩き起こす。
「11時頃には着くからな」
「あ゛~」
理解しているのかどうかあやしい返事を聞いて,早速出発。
福良からすぐにR28に入って北上する。・・・ところが。意外と込むのだ,この道。特に三原町付近と洲本市あたりがいけない。バイクの特権路肩走行ですり抜けようと思っても,道幅がさほど広くない上にトラックが前を塞いでいるので無理なことも多くて。
で,混む道は景観も面白みに欠けるという経験則はここでも該当した。どうせなら島の西側を通るエスケープルートを通ればよかったのかもしれない。
洲本市から北は海に面して眺めはよくなるが,交通量が多いことには変わりなく,それが興を削ぐ。海の色は昨日よりもっと春びて,薄くミルク色を帯びた浅いブルー。沖合いはぼうっと霞んでいかにも穏やかだ。
須磨へ渡るフェリー乗り場のある大磯が近づくと,左手上方に真新しい高架が山を横に切る。いわずと知れた明石大橋から連続する本四連絡道路だ。この時は開通直前で,最後の仕上げに工事用車両がまだいくらか動いていた。
R28を突っ走る自動車の多くは本州と四国を結ぶものらしく,僕らと同様大磯の港へ右折するものもけっこうあった。
さて。
手続きを済ませて乗り込んで。席は当然,橋が見える進行左側。
出港して20分くらい後,霞む空気の中,長い長い橋が横たわるのが見えた。・・・まったく呆れるくらいの規模だ。人間,短期間でこんなでかいものまで造れるようになったんだな,と妙な感慨。
この橋,上を走るより船からのんびり眺める方がいい。どうせ料金も高いことだし。
そして,須磨に到着。やっと本州へ帰還だ。四国を走ったのは初めてだし南四国に足を踏み入れたのもこれが最初。思ったよりも風土が違っていて面白い。・・・たぶん,いやきっと阿蘇・椎葉と並ぶツーリングの目的地になるだろう。
次はいつ来られるかな? 頭の隅でぼんやりそんなことを考えながら,神戸に向かって走り出した。
BGM NOW 槇原敬之/I eed You[★★★★] |
- 2008/06/24(火) 08:47:39|
- 旅情:九州,中国,四国
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夏に負けないようにするため,先ほど某公園の駐車場に停めた車の中で,彼氏か~つの生産した蛋白質&アミノ酸を経口摂取しました(核爆)
僕だけ摂取しちゃいけないかなと口移ししようかと思いましたが,か~つは夜のバイト前だったので,匂いがしてはいけないと自重しました(水爆)
- 2008/06/23(月) 23:01:37|
- 相方
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この間から世話をしてる小さな鉢植えちゃん。

名は知らないよ。
半年ほど,お隣の部屋に入居してた小さな事務所の置き土産というか忘れものというか。
気がついたら,お隣のドアの前にちょこなんと座ってて。桃色の小さな花も咲かせてたので,そこに常駐させたままで世話をすることにしたのね。
・・・世話ったって,日が落ちてから水をやったり,時々鉢を動かして日の当たり具合を変えてやったりするくらいだけど。
台風の直撃を喰らいそうになったら,部屋に入れてあげようと思うの。
BGM NOW Boyz II Men/Never[★★★★] |
- 2008/06/23(月) 20:45:11|
- 生命:植物
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傘干せば甘ゆるやうにかたむきてその内側のさみしさを見す
小川真理子
BGM NOW Wagner/ブリュンヒルデの自己犠牲 ~ 楽劇「神々の黄昏」 (Georg Solti/VPO, Birgit Nilsson)[★★★★★] |
- 2008/06/23(月) 19:21:18|
- 短歌(詩歌紹介)
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数日に一度の割で給油に来る,組合員に受けのいい某運送会社のドライバーさん。
もうね,ユニフォームの袖を肩までまくり上げて,素敵な上腕二頭筋を見せつけてくれるんです。浅黒く日焼けした肌に,きゅっとシャープに切れ込んだ線がくっきりと浮かんでて。
顔もちょっとワイルド入ってて・・・あたし,見るたびにきゅんってなっちゃうんです。
今日なんか,ふと目が合っちゃったんです。そうしたら,ああダメって,じゅんってきちゃって。
・・・宇野鴻一郎センセの官能小説かいっ(笑)
- 2008/06/22(日) 18:50:36|
- 男達
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某えあさんのたってのご要望により(笑),
前回に引き続き髭面の過去写真でやらかしてみたです。
実は,前回あえてこれを使わなかった理由は,髭で顔の輪郭などがわかりにくくなっているため,アジアンとは認識されないんじゃないかと思ったからなんだけど。
・・・やっぱりコーカソイドおんりぃ(笑)。タトゥルセスはトルコ人だからモンゴロイドじゃないのよね。
でもね。
けっこう(うんにゃ,かなり)嬉しい結果だったり。
というのが,一番似てると言われたのがド・ブロイだったから。フランスの公爵のタイトルを持ちながら物理学を学び,量子力学の基礎になる(んだっけ?)「粒子が波動としてふるまう」物質波の考え方を提唱,その功績によりノーベル物理学賞を受賞したお人なのよ。ノーブルの大学者という,僕の理想型を体現してるんだよね。
それと,ピーター・セラーズというのも嬉しいな。若い人はもう知らないだろうけど。
ところでさ。
ショーン・レノンが古いのと最新のと二度にわたって出現したっちゅーことは,やっぱり似てるんですかね?(・・・あまり認めたくない 笑)
BGM NOW Pet Shop Boys/To speak is a Sin[★★★★] |
- 2008/06/21(土) 18:30:46|
- 自己
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止みさうな雨あがらずよ桜漬
岸田稚魚
BGM NOW Rimsky-Korsakov/Scheherezade - 1.Sea[★★★★★] |
- 2008/06/21(土) 16:34:20|
- 俳句(詩歌紹介)
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Gacktっぽいボーカロイドの「神威がくぽ」のキャラクターイラストが決まったそうで。
まあねー。
男声のボーカロイドには今ひとつ興味が持てないこともあって,全然萌えませんなー。
え?
これがガチムチとかスイマーな半裸キャラクターだったらどうなるかってー?
・・・想像してみたけどやっぱり萌えませんー。
やっぱ,ミクたんかわえーっ!
久々に「踊る初音ミク」でちょと遊ぼーっと。
(↑この辺の心理というのは,オキャマ的にみてどうなんでしょうかー?)
BGM NOW Deep Forest/Beauty In Your Eyes[★★★★★] |
- 2008/06/20(金) 21:18:04|
- 音楽
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あじきなくなにと身にそふ面影ぞそれとも見えぬ闇のうつつに
藤原定家
BGM NOW 矢野顕子/永遠のともだち[Gimme A Holler][★★★★] |
- 2008/06/20(金) 19:28:00|
- 短歌(詩歌紹介)
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それはね。
ちょっと動いただけでたらりと垂れてくる透明な汗の雫だとか。
タンクトップから覗くおいしそうな男の鎖骨だとか。
むしゃぶりついた西瓜の冷えた甘味だとか。
気怠い午後のお昼寝だとか。
そんな時ではなく。
猫に捕まえられた蝉が,いじられる度にあげる「じじっじじーーーーっ」という鳴き声を耳にした時なのです。
うるさいけど哀れ,哀れだけどユーモラス。
・・・そろそろ遊ぶのやめて食べてやってよ,騒々しいから(笑)
BGM NOW Superfly/I Remember[★★★★] |
- 2008/06/20(金) 15:36:05|
- 日記
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海陽町から北はちょっと内陸に入る。
このあたりの海際は岩礁が多くて景色がよさそうだが,僕がずんずん進む国道とは違う道。・・・やはりもう一度は四国に渡らないと,ダメだな。その時は四万十川も訪れて,足摺,室戸を眺め,宍喰に泊まって,おいしそうな舗装林道もたくさんあるし,ああ田舎酷道のR439も全線走りたい・・・と数え上げていくと,いくら暇があっても足りないだろう。
それはともかく。
ほどよいカーブとアップダウンの繰り返し。天気も体調も上々,とくると必然的にアクセルも回したくなるというもの。昼はここで食べようと思っていた駅舎のうどん屋「阿波福井」も,気づかないまま通り過ぎてしまっていた。
何だか街っぽくなてきたなとぼんやり思っていると,既に小松島を通り過ぎて徳島に入りかけていた。
時計を見たらやっとお昼を回ったところ。けっこうスピードを出していたみたいだな・・・ネズミ捕りがなくてよかった。こんなに早く着くのだったら,どこか1ヶ所くらい寄っとけばよかったかな,と思うも手遅れ。
昼飯を国道際のファミリーレストランで食べて,目指すは大鳴門橋。
番号変わってR11はやたら車線が多くて車通りもかなり。やたら幅の広い吉野川を渡ってしばらく。大鳴門橋に続くR28が右に分かれるが,無視して直進。北側の旧鳴門道路(県道183号)を通ってみたかったので。
で,無料化されていたこの道がまた面白い。漁村風な集落の中を抜けて「本当にこのままでいいのか?」と疑いがきざす頃,いきなり突入(?)する。ぐうっと上って高いが短い橋で島田島。そこからは意外に細かいカーブがあったり,上り下りを繰り返したり。襞状になっている島を忠実になぞっているようだ。
左手に眺望の効くポイントを過ぎた後,意外な高度を保ったままもう一つの橋上に飛び出る。スピードを出しているとちょっとしたスリリングさを味わえる。そしてまもなく大鳴門橋の足下だ。
ここで鳴門海峡と橋が眺められるという展望公園へ足を伸ばした。バス停の駐車場でバイクに待ってもらって,左右に潅木の迫る小道をてくてく歩いて登ってみた。
感想:なんだ,こんなものか?
渦潮といっても,故郷に近い周防大島のあたりで小さいものは見なれているから,実は物珍しく感じない。それが単に巨大になっただけ,としか思えないのだ。たぶん観潮船から見たとしても面白くなかったろう。橋そのものも,特に感動を催させないフォルムだし。
少々期待外れの感を抱きながら,そそくさとトイレだけ済ませて,またバイクに跨がった。
BGM NOW Dvorak/Piano Trio No.3 in Fm, Op.65[★★★] |
- 2008/06/20(金) 13:11:14|
- 旅情:九州,中国,四国
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しばらく行くと本当に小さな市場町を通りがかった。すかさず,誰かが叫ぶ。
「トイレに行きたい!」
ガイドも休憩のいい潮時と判断したか,ドライバーに声をかけて道端の広くなった所に停車。・・・そして皆がバスから下りる。それはそうだ,ずっと足下の狭い車内に押し込められてシェイクされてきたのだから,ここらで新鮮な空気と散歩でリフレッシュでもしないことには身が保たない。
ここも昼飯のドァンフンと同じく,道の分岐した所にできた集落。規模はずっと小さいが。
トイレは小川のほとりにぽつんと建っていて,たぶん排泄物はその水に流す自然タイプ。手を洗う水は,古めかしい井戸から跳ね釣瓶で汲み揚げて。実際に使うのは初めてだが,何やら懐かしい気がする。
小川の向こう側には民家が背中を見せる。ちょうどこちら側に豚舎があって,かなり育った豚が一頭うろうろしていた。こいつがまたよく鳴く。見知らぬ人間どもがうろうろしていたのに興奮したのだろうか。あっちへ行ってはピギーッ,こっちへ来てはプギーッ,窓枠に頭をもたせてこちらを眺めながらフガフガ。見てて飽きなかったおかげで暇つぶしにはなったが・・・こいつもあとどのくらいの命なのだろう。きっとおいしくいただけるに違いない。
ミカンが小山に積まれた雑貨屋の店先。二つ買って早速皮を剥いた。皮の色に緑が残っている割には甘い。薄皮が日本のより分厚くて,日本式に口の中でむぐむぐやってもなかなか中身が出てこない。僕らが悪戦苦闘するのを,面白そうに見物する町の人たち。いっそがしがしっと噛んでペッと吐き出せばよかったのかもしれないが,それをやると道端がごみだらけになるし。地元の人がやってるからと言っても抵抗があるので,頑固に日本式で。
・・・ラオカイ行きのバスが通りがかったが,乗り降りする人がいなかったので停車はしなかった。例によって屋根には荷物満載。
小休止で元気を取り戻したミニバスの中は,また少し活気が戻った。お菓子が行ったり来たり。話も弾んでいる。
窓の外には今までのキン族(ヴェトナムを構成する最大の民族)の土間式とは違う,高床式の家屋が目につく。太い柱が床を支え,屋根は茅葺き入母屋風。人の背丈ほどの高さの床下空間は,家畜がいたり,物置きになっていたり。高床式というところを除くと,夏を旨とした日本の家に造りがよく似ている。風通しはよさそうだが・・・この時期,寒くはないのだろうか?
いつの間にか日が落ちた。
予定では18時頃にサパに着くはずだったが,パンク修理や何やらで時間を食ってしまって,越中国境の街ラオカイに入ったのは,余光も失せてとっぷりと暗くなった19時頃。
淡々と紅河をコックレウ橋で渡ってサパへの道に入ってしばらく・・・キムタウ橋の手前で不意にバスが止まった。慌てるドライバー,エンジンを覗きに行くガイド,ざわざわする客。
「オーバーヒートしたので,冷やすためにここにしばらく止まります」
・・・またか。幸い,道の両側には民家やら店が並んでいるので,退屈せずにはすみそうだが。
例によって窓から脱出する。途端に目の前の雑貨屋の犬が吠えたてる。影響されたか,隣の家の子犬も負けじとキャンキャン・・・うるさいことこの上ない。
空を見上げると見事な星の群れ。日本では明るくてよくは見えない星空だが,ちっぽけな星までよく見える。あまりしげしげとは眺めたことがないから,星座もオリオン以外はどれがどれやらさっぱりわからない。だが,くっきりと夜空に浮かび上がっていて感動する。オリオンの大星雲がまっすぐに睨んでもはっきり見えるということは,相当空気が澄んでいるのだな。
BGM NOW a-Ha/I call Your Name[★★★] |
- 2008/06/20(金) 09:08:53|
- 越南:北部
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