おばあちゃんのひとりごと:★クラーク先生は授業を英語で行うと共に、一人ひとりのノートを丹念に直しました★
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おばあちゃんのひとりごと

毎日を楽しく過ごしているおばあちゃんです。読んでくださる方に良い運が来るように、幸せを感じてもらるようなことを毎日、書いていきます。 よかったら見てください。インスタグラムもやっていますので、よかったらそちらも訪問してください。

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★クラーク先生は授業を英語で行うと共に、一人ひとりのノートを丹念に直しました★


「幸せな人は、そうでない人
 と比べて10年近く長生きし
 やすい」
 チューリッヒ大学
   ブルーノ・フライ教授
     ☆
 好奇心を幼いうちに養うこと
が幸せに長生きすることだと、
いわれているそうですよ。
 なんだかそう思えますよね。
 さあ今日は、晴れ温くいわ。
いい一日、散歩しながら楽しい。
今9050歩。今からは、ゆっくり
するわ。
*************************
*************************
短歌

 まだ街に紅葉はこずぬくい日々
 ゆえにありがたい街を散歩す

 八十路なり亡父逝きし年しみじ
 みとその時うかびきて涙すわれ

*************************
 何度書いても好きだな。
 このクラーク先生が~~
 しみじみしのぶわれあり
*************************
*************************
 はじめての
 道徳教科書

BE GENTLEMAN
―――クラーク先生の宣言

 北海道大学のきまりは、明治
時代までさかのぼります。今か
ら140年近く昔です。そのころ
は札幌農学校という名前で、農
業を中心に勉強する学校でした。
その最初の先生としてアメリカ
から招かれたのが、ウイリアム
・スミス・クラークです。
 アメリカの大学で学長をして
いた人で。植物学などの権威で
した。
~~~省略~~~
 「皆さんはこの学校に入学し
た以上、国家のために重要な仕
事ができるように、そしてその
仕事によって名誉を受けるため
に頑張らなければなりません。
そのためには、つねに健康に注
意をして、食欲をつつしみ、素
直な姿勢と勤勉の習慣をつけて、
できる限り努力して勉強すべき
です」

 そして札幌農学校が始まりま
した。最初の生徒は16人でした。
クラーク先生は生徒たちを集め、
まず、守るべき学校の決まりを、
どのようなものにするかという
ことにについて、生徒の前で次
のように宣言しました。
 
「学校というものは、たいてい
細やかな規則があって生徒たち
の行動を縛っているようである。
そのほとんどの内容は、皆さん
が身につけるべきことであり、
否定すべきことは何もない。し
かし、私が教頭として勤めるこ
の学校では、そのすべてを廃止
することを宣言したい。私が君
たちにお願いしたいのは、

  Be Gentleman
(ビー・ジェントルマン 紳士たれ)

 これだけである。
 ジェントルマンというものは、
定められたきまりを厳重に守る
ものであるが、それは規則に縛
られてするのではなく、自分の
良心にしたがって行動するので
ある。
 学校は学ぶ所であるから起床
のベルが鳴ったら、ベッドから
飛び起きなければならない。食
卓へ行く時には時間通りに集ま
り、礼儀正しく箸をとらなけれ
ばならない。消灯時間にはいっ
せいに灯りを消して眠りにつか
なければならない。自分の行動
のすべてを正しい自己の判断に
よって行ってもらいたい。だか
らこの学校には細かい決まりは
不必要である」

 クラーク先生はそう言うと、
太い眉をピクリと動かした。
 思いもよらないクラーク先生
の言葉を聞いた生徒たちは非常
に喜びました。

「われわれはジェントルマンで
ある。ジェントルマンは良心に
恥じない行いをしなければなら
ない」

 それから生徒たちは、自分で
問うて自分で答え、外に出ても
みにくい行為は決してせず、自
己の行動に対して大きな責任を
感じるようになりました。間違
ったと思える行動をしたならば、
進んで先生のところへ、
「今日はこのような理由で5分
 遅刻してしまいました」
 と届け出るような気風が生まれ
たのです。
 それでも、他の先生は、すべて
の規則を無くしてしまうことに不
安を感じて「もし、わざと規則を
やぶる生徒が出てきたらどうなさ
るつもりですか」
 と問いただしました。
 するとクラーク先生は即座に、
「ただ退学あるのみ」
 と答えました。

    ----------
    クラーク先生は授業を
   英語で行うと共に、一人
   ひとりのノートの間違い
   を丹念に直しました。ま
   たしばしば学生を引き連
   れ、山や森、原野に出か
   け、動物学や鉱物学を実
   地に教えました。
   クラーク先生の日本滞在
   はわずか1年足らずでした
   が、学生はクラーク先生を
   深く信頼し、別れを惜しみ
   ました。見送りに来た人々
   に向かい、クラーク先生が
   馬上から声高くさけんだの
   が、有名な
   「少年よ、大志を抱け」
   という言葉でした。
   ----------
クラーク先生の教えは、のちに
国際連盟事務局次長となった新
渡戸稲造や、思想家の内村鑑三
らに受けつがれました。

*************************
*************************
「紳士たれ」
「少年よ 大志を抱け」
  💕😍💕
 私がはじめてクラーク先生の
 事を勉強したのが、小学校だ
 ったと思いますが……❣
 「わあ~~」だったわぁ~~

     むかしむかしだわぁ~~
     ありがとうございました。
 

Comment

NoTitle

「紳士たれ」のお話は存じませんでした。
「自分の行動は、紳士/淑女としてのふるまいかどうか」
というのは、まさに黄金律ですね。

個人的には「少年よ 大志を抱け」よりも
大切にしたい言葉です。
(私のような希望や理想はあっても
ついぞ大志は抱いたことがない人間には)
  • posted by 愛乃糸 奈美
  • URL
  • 2024.11/10 08:26分
  • [Edit]

ありがとう。私もそう思ってました。

愛乃糸 奈美さま
 こんにちは ありがとうございます。
 ねぇ~~そう思います。
 『紳士たれ』
 ひとことですよ。ね。私も……
 クラーク博士は、1人で日本に来られたので、
 奥さまに会いたくて、早く帰国されたんだと
 思います。日本にいる間に、学生たちと散歩
 に出られ、岩の高いところに ”苔” を見
 つけられてね。ひとりの学生にその苔を取っ
 てもらおうと地べたにね~~
 「僕の背中に乗って取ってくれたまえ~」と、
 学生が長靴を脱いでいるので~~~脱がない
 でそのままでいいよ~~~って!

~~それが、新種のコケであったそうですよ~~

 すばらしいですよね。お人柄やら
 日本で新種のコケをはっけんされたというお話

    いつもありがとうございます。

  紳士であれ! そのひとことね~~
   すべてに通じますね。

    うれしいな!!
          ありがとうございます。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2024.11/10 13:52分
  • [Edit]

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