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2021.02/07 [Sun]
決して世の中が悪いのではなく、両親が人間的に未成熟だったからだと………。
もしこの世の中に「思いやり」がなかったら
淋しくて、とても生きてはいられない。
中原淳一
こんにちは、今日は晴れていい日。そう思
っていたら、散歩から帰るころには、すっか
り曇り。知らない通りをひとり歩きました。
6805歩 知らない通りも新しい発見があ
り楽しいものでした。
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短歌
ひとりゆえひとり勝手に知らない道ゆ
けば目がひかりわれ心も元気に
親子連れ近くの公園遊んでる微笑まし
いな冬温き陽射し
さみしさを感じることも老いるごと消
えそれさえもよきことなりと
小さな孫フエースタイムで成長が見え
てうれしい話せて楽し
幼馴染マドンナちゃんとランチするや
さしさいっぱいありがたき日
俳句
早とちりドジひとり笑え冬すぎる
川柳
温き日にカイロを背中しまったぞ
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この話。
心にしみるのです。
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小さな人生論
藤尾秀昭 著
人生を幸福に生きる
新聞の読書欄にこんな投書が載っていた、とある
人から聞いたことがある。
「自分の両親は朝から晩まで一所懸命に働いたが、
暮らしは貧窮のどん底だった。
自分は子どものころ、両親がこんなに働いても貧し
いのは、きっと、世の中、つまり社会の仕組みが悪い
からだ、と思っていた。
やがて、自分は親元を離れ、結婚して家庭を持ち、
子供も生まれた。
自分は毎年、両親への御歳暮と御中元を欠かさなか
った。しかし、口頭でも手紙でも、両親から一度もお
礼の返事をもらったことはない。
いま自分は思う。
両親があんなに働いても貧乏から逃れられなかった
のは、決して世の中が悪いのではなく、両親が人間的
に未成熟だったからだと」
この投書が語るものは大きい。おそらくここには、
人生を幸福に生きるための最も原初的な秘訣が語られ
ている。
こういう言葉がある。
「苦しみに遭って自暴自棄に陥ったとき、人間は必
ず内面的に堕落する。同時に、その苦しみに耐えて
これを打ち超えたとき、その苦しみは必ずその人を
大成せしめる」(ペスタロッチ)
人生を、知り尽くした人の言葉である。
幸不幸の状況は、その人の受け止め方ですべて違
う現実をつくり出していく。
幸福とは何か。幸福に生きる術とは何か。この二
つの話はそのことを示唆してくれているように思う。
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私はこの話が好きでね。何度も書いています。
自分もそうではないかとね。ハッとします・・・
時々自分を振り返り―ーーます。
生きている。しっかりと歩きたい。
ありがとうございました。
NoTitle
私が思うに、人に感謝できない人は、それなりの人生を送るように思えます。両親をけなすのではなく、人間的に未熟だったと言うところが、親への愛情も感じますね。