伊丹十三記念館 伊丹十三という人物 → 著者としての略歴
伊丹十三という人物 ― 著者としての略歴

著書もともと、私は浅学にして菲才、どちらかといえば無内容な人間である。そうして明らかに視覚型の人間である。
そうした人間が文章を書くということになれば、これはもう自分が実見して知っていることを誠心誠意書くというより他ないのである。(『ヨーロッパ退屈日記』より)

1965年 3月

 

著書『ヨーロッパ退屈日記』(文藝春秋新社「ポケット文春」)刊著書
著書
1968年 8月著書『女たちよ!』(文藝春秋)刊
     11月著書『問いつめられたパパとママの本』(中央公論社)刊
1972年 5月著書『再び女たちよ!』(文藝春秋)刊
1973年10月著書『小説より奇なり』(文藝春秋)刊
1976年 5月著書『日本世間噺大系』(文藝春秋)刊
     11月訳書『ポテト・ブック』(マーナ・デイヴィス著、ブックマン社発行、朝日出版社発売)刊
1978年12月岸田秀との対談『哺育器の中の大人 精神分析講義』(朝日出版社「LECTURE BOOKS」)刊
1979年 8月著書『女たちよ!男たちよ!子供たちよ!』(文藝春秋)刊
     12月訳書『パパ・ユーア クレイジー』(ウイリアム・サローヤン著、ワーク・ショップガルダ発行、れんが書房発売)刊
1980年 5月佐々木孝次との対談『快の打ち出の小槌 精神分析講義』(朝日出版社「LECTURE BOOKS」)刊
1983年 4月訳書『主夫と生活』(マイク・マグレディ著、学陽書房)刊
     10月著書『自分たちよ!』(文藝春秋)刊
1985年 2月著書『「お葬式」日記』(文藝春秋)刊
      5月訳書『ザ・ロイヤル・ハント・オブ・ザ・サン』(ピーター・シェーファー著、劇書房発行、構想社発売)刊
1987年 8月著書『「マルサの女」日記』(文藝春秋)刊
     12月対談『フランス料理を私と』(文藝春秋)刊
1990年 1月岸田秀、福島章との鼎談『倒錯 幼女連続殺人事件と妄想の時代』(ネスコ発行、文藝春秋発売)刊
1993年 5月著書『「大病人」日記』(文藝春秋)刊
1996年 9月訳書『中年を悟るとき』(ジャンヌ・ハンソン著、南伸坊画、飛鳥新書)刊