2014年産オリーブは不作です
例年、おかげさまで、この時期はオリーブオイル発送の準備をしています。
今年も詳細を決め、お客さまへのご案内を準備していましたが。。
ここに来て止まることにしました、
(資材も明日発注しようと思っていたところでしたが。。。)
理由は、不作
量が少ないだけでなく、品質を保てない危険があるそうです
連日、フィレンツェでの搾油所経営者の講習会出席の
レダが先ほど電話をくれました
何度も受賞暦のあるフィレンツェの生産者が、収穫は少し早いものの
試しに今年のオリーブを収穫し、搾油したら。。
なんとエキストラバージンオイルにならないレベルだったそうです
(そんな優秀な生産者さんなのに。。)
エキストラバージンオリーブオイルは、酸度が0.80%以下となっていますが
収穫後、即刻、搾油でそれを超えたわけです。。
これは、生産者にとって大きな悲劇です・・・・価値がないわけですから。。
健康なオリーブがあったところで、24時間以内の搾油では遅すぎるレベル、
とにかく摘んだら搾油、12時間以内が限度だとレダが深刻に話していました
何も約束はできない(量の確保と質のこと)、私にそれをいうための電話でした
上質のオリーブオイルをお求めならば、
どなたから買っても、どちらの生産者からでも、
オイルはとにかく、
成分表を今年は必ず見られて購入することをお勧めします、
酸度が高いものは避けるべき、
そして、過酸化物(酸の状態を示す数値)の値が高いものは、長持ちしないですから
避けること、(規則では、エキストラバージンオイルは20以下です)

信用できる生産者は大切な存在
そのような生産者の中には、今年は収穫しないと決めた人たちもいます
オリーブの実の状態があまりにもよくないので、見切りをつけた人たちです
ゾーンによっても違いますが、
今年はイタリア全土、不作の年、例年の30%減が見込まれているとニュース
でやっていました
結論は。。。
オリーブの搾油が始まって、
オイルの成分結果がでて、
味見をして、大丈夫のようでしたら、
ご案内させていただきます
熱くないといけないときに寒かった。。そして湿気、
寒くないといけない今、昼は半そでで過ごせるくらい熱い。。。
これがよくなかった・・・・・
もしかしたら、1年経過した去年のオイルのほうが、
今年のオイルよりもよいかもしれないです。。
まじめな生産者さんが造ったオイルは、1年越しでも
欠陥がでないです。
値段も落ちてきますので、今年は考えようかも。。。
パジェッティ搾油所では、商工会議所が絡んで、
生産者組合を結成
優良なオイルを海外に売り出す計画で、昨年からなんども会合をしました
それも来年まで先送りにすると、おととい連絡がありました、
状況は、深刻です。。
aga-pさん
ご連絡ありがとうございました、
うれしいです!
明日から、この辺の生産者の収穫が始まるようですので、また様子お伝えします。
いい方向に進むよう、私も祈っていますが、今日も、28度ありました。。町は、ノースリーブの人たくさんでした。