息子の転勤

昨夜仕事から帰った妻から1日遅れのバレンタインチョコを貰った。
たぶんスーパーの値引きを狙ったのだろう(笑)
ネコが描かれた丸い缶に入ったチョコレートだった。
10年くらい前までの2月14日には、ちょっとお高めのバーボンを貰っていたっけ。
断酒して味覚が変わった今の俺には、甘い物のほうがむしろ嬉しい。

妻の車の破損した右ドアミラーが入ったというので、自動車整備工場に行ってきた。
新品では高いので中古を探してもらっていたものが届いたと言うので行ってみると、
白い中古のミラーだった、妻の車の色はシルバー・・・
装着するとあまり気にならないと思ったが、日なたで見ると結構違いがわかった。
ん~、これはシルバー色のカバーを見つけて貰うようだな。
ということで、とりあえず左右色の違うドアミラーのまま帰って来た。
まあ安全面は問題ないし、カッコ悪いけど代わりのものが見つかるまでは我慢しよう。
新品を売りつけたほうが業者的には簡単だし利益も出るだろうが、
そのへんは双方昔からの付き合いということで、有り難く甘えることにした。

来年度、息子の北海道赴任が決まったと家族LINEが入った。
息子の職場は最初の1年は東京、その後数年は全国各地に出向し経験を積み、
その後東京に戻って再度出向ということはないといった感じ。
仕事の内容的に九州に行きたかったそうだが上からの命令だ、こればかりは仕方ない。
母親の実家が北海道、彼の通っていた大学が雪国北陸ということを加味されたのかも?

息子からのLINEを受け、
北海道の冬を知っている道産子の妻は、「だいじょうぶかな~」と心配していた。
北海道の大学に通っていた次女は仲間が出来たように先輩風を吹かせていた。
それに息子の赴任先からは少し離れているが北海道には妻の実家がある。
北海道のおじいちゃんが「たまには来い!」と、黙っていないだろう。

彼の赴任先は北海道の内陸、
ってことは、映画「鉄道員(ぽっぽや)」、ドラマ「北の国から」的なところか。
山登りが好きな彼は、十勝岳、夕張岳、日高山脈の登山も魅力だろう。
現在その周辺はインバウンドによるオーバーツーリズムで大変だとニュースで見た。
北海道弁よりも英語や中国語、韓国語を覚えて帰って来るんじゃないか?

俺は北の国からと水曜どうでしょうはフルコンプリートしている。
水曜どうでしょうコンプリート版DVD数十枚は彼に譲渡してある。
winnyやshareがあったころは、違法だろうが北海道のテレビ番組も見ていた。
姉の影響でフォークギターをかじったころ松山千春も聞いていた。
俺は数回しか北海道に行ったことは無いし、それも妻の実家ばかり。
その他は旅行で2度、有名な観光地に行っただけだ。
それにテレビや映画の映像で見る北海道の良いところしか知らない。
北海道の生活については、何よりも道産子の妻と、
4年間北海道に住んでいた次女のアドバイスを聞くのが賢明だろう。
3月末は引越しの手伝いに行くようかな?


つづく。


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スナック歌謡の記憶

スナックで歌いたい昭和ソング特集という歌番組を見た。
当時自分が歌った歌以外にも上司や後輩たちが歌った歌の数々、
恥ずかしながら全部歌えた(笑)
あの頃は仕事もきつかったけどそれだけスナックに通い詰めていたんだなと思った。
熱いコーヒーを飲みながら、直方体の黒くて黄色の文字の瓶を思い出し、
「資金が少なかったからスナックではトライアングルの水割だったな」と懐かしく感じた。
今は昔、懐かしさと共に、「もう飲めないんだよな」とさみしくもあった。
今後、誘われてスナックに行く機会があるとすれば、
あの頃を思い出して飲みたくなるのは確実なので、絶対拒否しなければいけないと思った。

今週は風がとても強い日が多かった。
水分補給で立ち寄ったコンビニで車のドアを開けようとしたら、
風に煽られて隣の高級車にぶつかりそうになってドキッとした。
これってもしかして春一番?とも思ったが冷たい北風なのでそうではなかったようだ。
こんな日に火災でも起きたら大災害に発展してしまう。
乾燥しているところに強風が重なると、一度火災が起きたらなかなか消えない。
消防団員時代、そんな日の火災では火炎は風に乗ってどんどん広がり、
火の粉が風に飛ばされ、とんでもなく遠くから煙が上がったりした。
一度消化したと思っても土が熱せられているので水が蒸発したら再燃しつぃまう。
屋外での野焼きは原則として禁止されているので林野火災は少なくなっているが、
家屋内でもストーブやコタツの消し忘れにはくれぐれも注意したいものだ。

強風による停電も各地で起きているようだ。
風が強いと光ケーブルも断線するのかな?
光ファイバー自体はガラス製なのでもろくて壊れやすく、強度特性はあまり高くない。
しかし、表面をシリコンやナイロンなどで覆っているので、
軽く曲げる程度なら耐えることができるのだそう。

去年、引き込み用光ケーブルに絡んだツルを取り除こうと引っ張ったら、
簡単に断線してしまい、ばあちゃんの部屋のテレビが1週間見られなくなった。
高齢者にとってのテレビは命のようなもの、散々嫌味を言われたの思い出した。

来週からも再び強烈な寒波が日本列島に襲来する予想で、
先週の寒波と同程度の強さとなる恐れがあり、さらに寒波が長く居座る予想されている。
春はもうすぐそこまで来ているのに。

昨日の夕方、自動車修理工場から電話があった。
妻の車の右ドアミラーが破損したので、中古品が入るのを待っていたのだ。
本日妻は仕事、娘の軽自動車に乗って出勤だ。
てことで、今日の昼休みを利用して俺が片目の妻の車を持っていくことになった。
自分の車のドアミラーを待ち望んでいたであろう妻にそのことを話すと、
「娘の軽自動車にも慣れたから、別にゆっくりでもいいよ」と。
いやいや、そういうことじゃなしでしょ。
修理工場までは10kmくらいなので、右側後方は目視すれば片目でも大丈夫でしょう。
でも警察に見つかったら整備不良でっ切符を切られちゃうんだろうな。


つづく。


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無駄な出費

寒風吹きすさぶ中、事務所裏の紅梅のつぼみが膨らんできた。
畑わきにはふきのとうも出始めた。
しかし乾燥し過ぎて土もカラカラ、ふきのとうはカッサカサで軽い。
春はもうすぐそこまで来ている。

次の小工事の契約のためハンコと収入印紙を持って役所に行ってきた。
規模は小さく工期はたっぷりあるが、契約だけは早めにね。
書類の受け渡しを終え帰ろうとすると、担当の人から
「もう少し暖かくなってからで良いですよ」と言われた。
現場は標高も高く日陰で風が強い、それほど寒い場所にあるのだ。
歳を重ねるごとに暖かい春が待ち遠しくなるのを実感する。

昨日の仕事帰りにガソリンスタンドに寄って燃料補給してきた。
俺は先月のガソリン軽油灯油値上げ以降燃料を満タンに入れていない。
いつ暫定税率が廃止されるのか、いつトリガー条項が廃止されるのか、
満タンに入れた翌日に値下げになったらバカみたい、
でももっと値上げされたら満タンにしておけばよかった、
いろんなケースを予測すると、ビビリな俺は満タンにできなくなってしまった。

車社会の田舎の生活と車が無いと仕事にならない業種にとってのガソリン値上げは、
まるで太平洋戦争当時の「ガソリンは血の一滴」さながらの事態である。
仕事以外にも買い物や家族の送迎にも燃費計算をするようになった。
気分転換にドライブとか、リフレッシュするために旅行など一つも考えなくなった。
友人知人と乗り合わせで目的地に行くときも、気を使うようになった。

昔はガソリン価格など気にしなかった。
それにガソリンよりももっと高い酒代とタバコ代が加算されていた。
考え方を換えれば、ガソリンが200円/Lになっても、
350mlの缶ビールやタバコ一箱より安いんだよな。
気付かないということは怖いものである。
今の俺にとって、酒タバコの税金が上がっても気にならないのと同じで、
電車通勤の人にはガソリン値上げは気にならないんだろな。

俺が無駄な出費に気づいたのは、アルコール依存症で精神科病院に入院してからだ。
もしかするとコロナ禍で不要不急の外出を控えてから気付いた人も多いんじゃないかな。
「消費は美徳」は遠い昔のはなし、
でも節約節約と言いすぎていると、餓死しない程度の食事と肺呼吸しかできなくなる。
やり過ぎると、健康や生活の質を下げたり、ストレスを溜め込んだりする原因にもなる。
無駄を省いて、必要なものに出費することが大切だ。


つづく。


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三世代居住

建国記念の日の火曜日、妻は断酒会主催の家族のためのセミナーに参加した。
帰宅した妻に「今日はどうだった?」と聞くと、
「家族のためっていうかアメシストの人たち向けの講演だった」と。
言い方は悪いがどちらかというと教科書通りの内容で、
精神疾患について深く勉強している妻にとっては少し物足りなかったようだ。
まあ各支部の家族会役員さん同士の顔合わせの意味もあるし、
セミナーに参加して良かったんじゃないかな。

しかしその弊害もある。
妻が仕事でもないのに1人で昼間外出するのが気に入らないのがウチのばあちゃんだ。
「まったく勉強熱心だねえ」
「おまえが行かないのに、なんで断酒会の集まりに〇〇さんが行くの?」
「旦那のゴハンの支度もしないで何処ほっつき歩いているの?」
「ワタシはそんなことしなかった」と、
妻が出発した直後から、嫌味節のオンパレード。
息子の配偶者のことを「嫁」と呼ぶ、古き悪しき日本の専業主婦の典型例だ。
子供のことは還暦間近でも子供、孫のことは20歳を過ぎた大人でも孫、
いつまでも自分の支配下に置きたいのだろう。

これだから3世代居住は難しくなっちゃうんだよな。
ウチは自営なので仕方ない部分もあるけど、
周りでも3世代のお宅は数少ない、ウチらの年代がほぼ最終便だ。
親世代と一緒に暮らしているお宅も共働きで二世帯居住が多いし、
ウチも妻が仕事で家に居ない時間が多いからなんとかやっているって感じ。
俺だってあのままサラリーマンを続けていたら、ココには住んでいなかったと思う。
結婚を機に実家を離れる人が殆どだと言うことも頷ける。
それにもまして交通と生活の便が非常に悪い田舎だ。
こういうところも過疎化の原因の一つとなっている。


昨日のニュースに、学生服にパーカーを採用する高校が増えているそうだ。
昭和から平成の時代では、私服可の学校以外は学生服が当たり前だった。
俺も当然のように中高6年間学ランだった。
それに高校時代は応援団部だったので、演技を良く見せるために長い太いを競った。
女子もスカートの長い短いの違いは有れど、ブレザーやセーラー服だった。
うちの息子の高校は昔から完全私服制だったので、着るものに困った田舎生まれの息子は、
3年間毎日陸上部のシャージとウィンドブレーカーで通学していた。
近年、スカートではなくズボン履いた女子高生も見かけるようになってきたが、
パーカーが制服とはビックリした。
ならばいっそのこと私服で良いんじゃね?とさえ思ってしまう。


つづく。


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対象物から離れる

高騰続くコメ目当てに、ふるさと納税申し込み殺到で自治体は困惑しているのだとか。
産地では在庫ほとんどなし
まあ米も他のものと一緒で、中間卸業者が売り惜しみをしている感は否めない。
流通業者の価格高騰を狙った、高騰での暴利を目当てにした買い占めとおろし控えだ。
「米騒動」とメディアの言い過ぎも加担している。
「無くなる前に買わなくちゃ」といった消費者のパニックの心理を利用した値の釣りあげ方だ。

パニックの心理と言えばギャンブル依存症問題、
スマホやパソコンなどを通じてオンラインでスロットやポーカー、
スポーツの勝敗予想などを行い、結果に対して暗号資産や電子マネーなどを賭ける、
他国で合法として運営される「オンラインカジノ」
スマホで24時間できるため、他のギャンブルより依存しやすいという面もある。
オンラインカジノの多くは海外で運営されているが、
日本で利用すると、賭博罪、常習賭博罪といった犯罪になる。

登録ボーナスで5000円とか、最初危機感のない無免疫の素人は撒き餌に群がる。
スマホでいつでも簡単“ゲーム感覚”公営ギャンブルよりはお金のスピードが速い。
「ヤバいっ!」と気づいた時にはもう遅い。
「損した分を取り戻さなくちゃ」といった消費者のパニック心理を利用して釣る。
その要因のひとつには日本人のスマホへの依存度の高まりがある。
日本で摘発が増えてきたのは「違法」という認識が低いためで、
負け続けても課金し続けるという現象だけ見れば、重課金系のスマホゲームと変わらない。
ブロッキングができない行政の政策が後手に回ってしまったというのも今の惨劇を招いている。
現状、日本の法規制は緩いので実質的に野放しになっている、上質のカモだ。

オンラインカジノは、公営競技と違って誰がどのくらい賭けているかが管理されている。
裏で胴元がどうとでも操作できるオンラインカジノなんて最終的には100%負ける。
釣り堀だとわかっているなら、エサを撒かれているうちに足を洗えば損も少ない。
だがそうはいかなくなるのが依存症、だいたい沼にハマって自分が生餌になってしまう。

ギャンブル依存症もアルコール依存症と同じで、借金まみれになり、家族などに迷惑をかける。
最期は、家族などにも見放され、路上で最期を迎える人も居る。

依存症の治療の最も根源は、「対象物から離れる」ということ。
日本ではパチンコも至る所にあるし、酒もすぐに安価で購入できるため、
そういうものに関しても依存から抜け出しにくいのだが、
オンラインカジノは、どこでも何時でもできるため、離れるのは更に困難をきたす。
スマホというツールと生活と切り離せないので、距離を取るのは不可能に近いのが現実。
ただ、依存症になると、自分の意思だけではどうにもならなくなる。
「対象物から離れる」
アルコール依存症には節酒ではなく断酒しかないというのも頷ける。


つづく。


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断酒会のセミナー

今日は建国記念の日で祝日だ。
本日の仕事は午前中に一つあるだけなので、休日みたいなものだ。
祭日なので電話も無いし、仕事も自分のペースでできるから早めに終わるだろう。
ただ、だからといって外出の予定も無い。
妻の職場は土日は交代で出勤だが、祭日は休みなのでまだ寝ている。
子供たちも月末までは帰って来ないので、のんびり過ごそうと思っている。

今日は妻が外出するので、俺には留守番という責務がある。
昨夜、妻から断酒会主催のセミナーに誘われた。
その内容は、精神科医のよるアルコール依存症者の家族向けの公演だそうだ。
家族会役員の妻は当然出席で、まあ俺も付き合っても良かったのだが、
俺は酒害者本人だし、過去にも家族向けのセミナーを経験しているので今回はパスした。
会場なで片道2時間以上かかるので、午後から始まるセミナーが終わって帰宅するのが20時、
ばあちゃんの夕食の心配もした、このへんは夫婦の連係プレーとなる。
今日の夕食は、俺がコンビニ弁当を買ってくることになるだろう。

妻は、帰りにバレンタインのチョコを見て来ると言っていたが、チョコって今高いんだよね。
チョコレートの原料となるカカオ豆の世界有数の生産国であるガーナで異変が起きている。
世界シェア2位を誇ってきたガーナだが、ピーク時に比べると生産量はほぼ半減だそうだ。
去年の国際価格は一昨年の約4倍に高騰、7割強をガーナに依存している日本も当然値上げ。
ガーナにおける生産減は、気候変動の影響、木の高齢化のほか、
カカオ畑の下に眠る潤沢な希少鉱物が農地の破壊を招いているのだそう。
ガーナは西アフリカ有数の金鉱脈が広がる地域で、水銀を利用した違法採掘が横行している。
だがそもそもの原因はカカオの価格が低く抑えられてきたことにある。
日本もそれに似ている、目先の泡銭に群がり、事の本質を忘れがちだ。
日本も自給率をしっかり上げて世界的な食料危機に備えねば。

カレンダーを見ながら、2月11日「建国記念の日」について考えた。
しかしなぜ「建国記念日」ではなく「建国記念の日」なのか? 
と、素朴な疑問が湧き調べてみた。
「記念日」とは、歴史的事実として日付が確定している日を記念する。
「記念の日」とは、日付が確定していないけれどそのことを記念する日ということ。

日本の「建国記念の日」2月11日は「建国をしのび、国を愛する心を養う」として、
1967年(昭和42年)に改めて採用された祝日。
この日付は、もともと1873年(明治6年)に定められ、
1948年(昭和23年)に廃止となった紀元節という祭日だった。
紀元節とは、日本の初代天皇・神武天皇が即位したとされる日。
一旦廃止された「紀元節という祭日」が、「建国記念の日という祝日」となって復活した。
平たく言いかえれば、「建国をしのびましょうという日」ってところか。

ん~、また一つ勉強になった。


つづく。


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まだちょっと寒い

俺は乾燥肌のせいか、毎年この時期になると足のかかとがカチンカチンになる。
数年前まではそれをサンドペーパーで擦ったりカッターナイフでそぎ落としていたが、
昨年からはワセリンを入浴後に塗り込むようにしたらそれが治った。
普段はワセリンを豆がつぶれた時などに使用しているが、かかとにも良いことを知った。
それに、ドラッグストアで売っているかかとケア的な高価なものの半額以下だ。
前に一度、リップ代わりに唇に塗ったら、油料理を食べた後みたいに膜を張ってしまい、
気持ち悪くて慌てて袖口で拭きとったことがある。

昨日は休日を利用して、大工さんと次の現場の下見に行った。
平日の日中は、朝から作業を始めるとなかなか手が空かないので、
日曜日の現地視察と写真撮りと寸法取りはいつものことだ。
経費削減というか、経費に目を瞑ることには慣れている。

その現場は標高約600メートル、車を降りると麓より明らかに気温が低いのを感じた。
それに乾いた冷たい風も強く、寒いと言うより痛かった。
日陰には先々週少し降った雪が残っていた。
俺「2月半ばに着工ってことになってるけどどうします?」
大「もうちょっと暖かくなってからにしようぜ」
俺「ですよね~、工期はまだあるし」
たしかにあの気温だと、モルタルを練る水も氷るし、手の指先も動かなくなる。
昔なら、ドラム缶の中で火をおこして暖を取っていたが、今はそれができない。
てことで仕事の順番を変えることにした。

「秋に新米が出回れば落ち着く」という農林水産省の見立てとは裏腹に、
コメ価格は大幅に値上がりしてきた。
価格高騰の理由は、「流通の目詰まり」や「抱えこみ」
米も投機目的のマネーゲームと化しているのではないか?

うち等の業界でもその現象は頻繁に起きている。
近年だと、コロナ禍やウクライナ問題で資材価格が短期間に急騰し、
契約済みの物件で大損をしたことがある。
木材や合板の急激な価格上昇には最下流の我々は大量在庫できないので、
高くても買うか、安くなるまで待つしかない。
「今がチャンス!」と、いつもどこかで誰かか、値が吊り上がるまで留めているんだよな。
そこで増産すれば、値が上がり切ったところでストックを大量放出され市場がダブつく。
まあそれの繰り返しだ。

コロナ禍のマスクとトイレットペーパーみたいに、
高くなる前にまとめ買い、高くても買う、転売ヤーまで出たのとあまり変わらない。

米が高いからと言って、米に代わる小麦も高いし、八方ふさがりだ。


つづく。


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