てんでんこ(究極の選択):アルコール依存症(否認からの脱却):SSブログ
SSブログ

てんでんこ(究極の選択)

俺の36歳の愛車のタコメーターがちょっとおかしい。
たまにメーターの針が0を示す、でもすぐに復活する。
まあメーターを凝視しているわけではないのであまり気にならないが、
次の車検に受からないといけないから一度見てもらった方が良いな。


アルコール依存症について、気になる記事を見つけた。
ロシアのアルコール問題は改善傾向にあったのだが、
ウクライナへの侵攻後、ロシア国内でウォッカの売り上げが記録的な水準に達しているのだそう。
ロシアメディアは、飲酒量の増加は軍事作戦が終了するまで続くだろうと予測した。

士気の低下や訓練不足に悩まされてきたロシア軍にとって、
薬物・アルコール乱用などの依存症の増加はさらなる深刻な規律違反にも繋がっている。
ウクライナへの軍事侵攻開始以降、ロシア軍では規律違反、犯罪や、
アルコール乱用に関連のある死亡事例が高い率で発生していた。
前線に出ずっぱりで交代の機会がないことが、規律違反や薬物乱用が多い理由の一つだという。

それに、ロシアが期待した“無敵の援軍”北朝鮮兵の重度のアルコール依存。
ロシア兵さえ見向きもしない、飲用を目的としたものではないアルコールも摂取しているのだとか。
アルコールベースのナプキンを数十枚むさぼり食い胃潰瘍になり死にそうになっても、
ローション、溶剤、ガラスクリーナー、不凍液、ブレーキ液さえも躊躇なく摂取し続けている。
アルコールが入っているものなら何でも口にして体に塗り込む。
北朝鮮にとって食料もアルコールも生きていくには貴重なものということか。

日本のアルコール依存症とは次元の違う話だ。
日本人の悩み、不安、行き詰まりからアルコールに逃避するというものとは比べ物にならない。
いつ死ぬがわからない、生と死の狭間に立たされた極限の状態では、理性も無くなるというものだ。
我々の言う「酒で死ねたら本望だ」など、戯言に過ぎない。
人間、極限状態に陥ったら、違法であろうと他人からどう思われようと、
後先考えずに行動してしまうのかもしれない。

「津波てんでんこ」という言葉がある。
東北の三陸地方に伝わる津波の避難に関する言い伝えで、
「津波が来たら取る物も取り敢えず肉親にも構わずに、てんでんばらばらに一人で高台へと逃げろ」
「自分の命は自分で守れ」といった生き残るための究極の選択。
妻も北海道太平洋側の港町生まれなので「てんでんこ」は幼少期から教えられていたそう。
大地震が来たら、実家である寺の裏山に通じる山道を駆け登れ!と教育されていた。

究極の選択を迫られたとき、俺は冷静に対処できるか?俺も鬼になれるのか?
寿命が明日までと言われたら酒を飲んでしまうのか?
その時になってみないとわからない。


つづく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村


アルコール依存症ランキング
アルコール依存症ランキング























nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。