飲酒運転:アルコール依存症(否認からの脱却):SSブログ
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飲酒運転

コロナ明け、歓送迎会や通常総会が元のように行われるようになってきた。
去年までは総会も書面議決が多く、対面での総会は1つしかなかった。
だが今年は今週と来週で計6つ対面の総会がある。
例によって俺は総会は出るがその後の懇親会はオール欠席である。
酒好きだった俺がウーロン茶だけで2時間の食事と5000円の会費は苦痛でしかない。
若いころは懇親会で飲むのが目的で出席していた俺も、
アルコール依存症と肝硬変になってからは考え方が変わった。

懇親会自体を無くす総会も増えて来た。
宴席を楽しみにしているのは、バブルを忘れらせずにいる高齢者と来賓者だけだ。
総会の議事内容も、緊急動議が無ければ総会直前の役員会と監査会でほぼ決定している。

先週あたりから飲酒運転初期帯運転による事件事故のニュースを多く見るようになった。
今までのように飲み会が再開すると問題になるのは飲酒運転だ。
4年も飲み会が開催されていないと、道交法に対しても気が緩みがちだ。
むかし俺も自転車で飲み屋に行ったこともあったが、自転車でも飲酒運転は成立する。

飲酒運転が悪い事なのは誰でもわかることだが、わかっていても無くならない。
公共交通機関が貧弱な地域は、どこへ行くにも何をするにも車は必須アイテムだ。
車が無いと仕事もできないし、送迎車が無いと飲み屋にも行けない。

俺の住む地域は田舎の車社会なので、平成19年9月の道交法改正後外飲みをする人はめっきり減った。
それからは飲酒のプロたちも飲酒運転をしなくなった。
だが、昔のように酒を飲んで羽目を外してしまう人や、コロナ禍で飲み会を知らない若者など、
一時の気のゆるみで油断したり、飲酒後の対処法を忘れたり、
自転車も飲酒運転になることを知らない無知な人が現れる。
こうして「酒」は世の中の敵になる。

アルコール依存症で飲酒運転の常習犯だった俺が言えたセリフではないが、
飲酒運転をして事件事故を起こす人が悪いのであって、酒自体が悪者ではない。
ストレス発散や気分転換、酒のもたらす高揚感は忘れかけているがうっすら覚えている。
健康のことを考え、適所適量を守って飲酒できる人を尊敬する。
性質がお祭り男の俺にはそれが出来なかった。
俺もそれを守ることが出来れば今でも酒を楽しんでいたことだろう。
しかし、飲酒の歯止めがきかなくなるのがアルコール依存症だ。

タラレバにはなるが、俺も単なる酒好きのままでいたかった。


つづく。


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