唐突

唐突

唐突に言葉にしたい衝動に素直に

10000字インタビューを読んだあまり冷静じゃない感想

読んだ気持ちを忘れたくなくて10000字インタビューについて感想を書いたけれど、ただのオタクの自分が冷静じゃない気持ちになったことについてもささやかに残しておかなければ。

 


のえちゃか、やばい。

如恵留さんと宮近さんと言えば、如恵留さんからの愛重めコンビとして認識していたのだけれど、宮近さんのインタビューで如恵留さんに宛てた言葉が愛に溢れすぎていて涙を目にいっぱいに溜めてしまった。

(友人の家だったので号泣するのは恥ずかしかった)

でも如恵留、これからも衝突を恐れないでね。たとえメンバーとぶつかったとしても、僕が絶対に仲をとり持つよ。忘れないで。如恵留のハングリーさが常にがむしゃらなTravisJapanを形作ってることを

留学中、如恵留さんと他のメンバーで大きく揉めたときのことを振り返って。ふたりで語学学校をサボってたくさん話したこと、話さないと分からないからと他のメンバーも集めて仲直りしたこと。そのときの経験を経てこれを伝えるのは、あまりにも柔らかで大きな愛。

宮近さんて本当にずるい。


デビュー後何かの番組で、留学してメンバーとは言葉がなくても通じ合える関係になった?と質問された如恵留さんが、逆です。言葉にしないと伝わらないことを学びました、というよくなことを言っていたのをなんとなく記憶していて。この時の経験のことだったんだなあと振り返ってしまった。

この時のやりとりをなぜ覚えていたかというと、ちょうどそういうコミュニケーションの問題に直面していて。言わないと伝わらないし言ったとて相手が同じ意識でないと伝わらないということを痛感していたせいでやっぱり言わなくても分かるくらい分かり合えないといけないのかな…と気持ちが重くなっていたところだったから。留学期間ぶつかり合いながらたどり着いた結論がそれであったという話が、なんだかとても励みになったのだ。

話はそれたけれど、如恵留さんにとっての宮近さんがある種絶対的な存在なのを感じて、のえちゃかの関係性のやばさを知ることができた。


ここで改めてこの動画を振り返りましょう

改めて観たらより泣けます。

あとこの宮近さん、照れて手紙としては書けなかったけれど直前の海人さんに触発された部分があったのかななんて思った。

 

 

如恵留さんのボケに対する松松の違い

松松がTravisJapanにはいることを打診されやりますと回答したあと、如恵留さんが福岡でSHOCK公演中だったふたりに会いに行った話。

ボケで「チャリで来た」って言ったことに対して、元太さんが絡んだことない先輩だからどう反応していいか分からなかったのに対して、松倉さんはインタビューまでずっと本当にチャリで来たと思っていたこと。

ふたりの対比に本来のふたりらしさを感じたし、そのときの如恵留さんの振る舞いに対して、不器用であたたかいと思ったこと、すでに鎧を着ている人であることを見抜いていたことから元太さんが本当に人間が好きで人間と関わるのが上手な人であることが表れていて素敵だった。

元太さんが如恵留さんを不器用だと表現するたび、如恵留さんにそのままでいいんだよと伝えているみたいで、硬くなった部分が柔らかくなるような優しい愛を感じる。

 

 

中村海人さんから見た松倉さん

留学中、それぞれYouTubeとインスタ撮影のために一緒にロケハンに行っていたという話。

手間がかかって大変なことをいつもスタッフさんがやってくれていてありがたいね、経験できて嬉しいね、と話していたらしい。そういう風に受け止めて取り組んでいた松倉さんも素敵だし、きっとそういう風に表現する松倉さんを素敵だと思って覚えていたであろう海人さんも素敵でなんだか嬉しくなった。

クラの繊細さと謙虚さがあれば、きっとこのグループは何があっても大丈夫だろうなって信じられるよ

松倉さんの持っている繊細な部分を肯定して強みであると表現していることも、松倉さん自身をとても大事に思っていることが伝わってじんわり沁みた。

 

いくつかピックアップしたけれど、それぞれがそれぞれに当てたメッセージのところは伝わる優しさと愛情とリスペクトがたくさんで誰のインタビューを読んでも心が震えた。

そしてこの関係性のグループであることがやっぱり自分の心にグッと刺さったのだなあと深く納得した。

 


TravisJapanの7人には、またたくさんの経験を経てお互いへの愛情とリスペクトを増やしながらグループを育てていつまでも7人で夢を見続けてくれたら嬉しい。こちらはそうなりますようにと強く強く強く願って応援させていただきます。

TravisJapanの10000字インタビューを読んだ

長年事務所所属タレントを丸ごと愛している友人にTravisJapanを好きになったことを報告したところ、10000字インタビュー読みたくない?と言われ、読ませていただきました。

10000字インタビューが大好きで各グループのものを必ず買って該当ページを残しているとのことで、その恩恵を受けてきました。ありがたい。

 

Untold story of LAでは留学中の葛藤、不安、デビューの喜びを知ることができたけれど、さらにそれぞれの入所からの歴史、何を感じどう行動したのかを知ることができて胸がいっぱいになってしまった。

感動した言葉をメモってきたので、忘れないように留めておく。

 

松松の加入を検討した中村海人さん

メンバーに迎えるなら松松がいいと考えていたという中村海人さんの戦略に感動した。

キスマイのポジションを参考に、センターは絶対に宮近さんで絶対的なシンメがほしいと思ったこと。グループを組めなかった人の中には、デビュー諦めムードの人が多かったなかで松松は二人そろって目が真剣だったと見抜いていたところ。すでにグループをプロデュースする能力がありすぎる。トラジャ担の皆さんが海人さんの演出、プロデュース力を信頼しているのを見ていたのでこういうことかと大きく納得した。

 

如恵留さんが初めて甘えられた話

如恵留さんのインタビューで印象的だったのが、留学してはじめて両親に甘えることができたのも貴重な経験だったということ。

元太さんのインタビューで如恵留さんを不器用だと答えていたけれど、本当に不器用なのだと分かった。親に対しても上手に甘えられていなかった人が甘えられたこと、両親が味方だと本当の意味で思えた経験ってきっとこれから先も支えてくれると思うので、留学をしてよかったというエピソードでこの話が出てきたことは勝手ながら嬉しさがあった。

 

七五三掛さんと如恵留さんだったから続けられたのだと感じた

 TravisJapanのかたちになるまでの話をそれぞれ読むと、弟組の方は団結している印象だったけれど兄組からはあまりグループに対して強い思いは感じなかった。グループを組んでいるというより、まとめられているという感覚だったのかもしれない。7人のTravisJapanができるときに一体感が生まれたとも言っていたけれどふたりは特にそうだったのかもと感じた。それでも個人の強い意思で続けてこれて、TravisJapanまで辿り着けたのはふたりだったからこそなのかなと思った。兄組ふたりの個人の精神力の強さを感じてグッときたし、そのふたりが言う"バディ"はなかなか気軽なものではないな、と思ってなぜだか気が引き締まった。

 

如恵留さんへの思いと、如恵留さんの思い

宮近さんと海人さんのインタビューでは、如恵留はいろんな選択肢があった中でTravisJapanを選択してくれた、とあったのだけれど、一方如恵留さんのインタビューでは、大学3年の頃にはアイドルで生きていく腹が決まっていたとあった。

その当時はそういう話をする関係ではなかったのかなと思うのと同時に、それでも相手の状況を考えを想像し尊重していたふたりが感じられた事が良かったし、その選択を失敗だと思って欲しくない、という思いがふたりを鼓舞していたような気もする。

グループって本当に奇跡だなあと改めて思ってしまった。お互い言葉として共有していなかったからこそ成り立っていたところもあるんだ。

(追記)

ジュニア時代のYouTubeで宮近さんから如恵留さんに送る手紙として、如恵留さんが諦めようかなぁと悩んでいたこと、それでもTravisJapanでいようとしてくれたことに対して悩んでしまうような状況を変えなきゃと思ったことが頑張ろうと思ったきっかけであることを伝えていました。

だから、言葉としては共有されていたということでした。

※インタビューを読んでの感想なので書き換えはせず、追記で分かった他の事実を書き足ししています。

 

松松というシンメの加入、リーダーシップを身に付けるしかなかった宮近さん

松松がシンメでありつつユニットではなかったとき、それでもふたりの中でふたりで一緒にやっていくことを決めて試行錯誤していたという話も印象的だった。どうやったらふたり一緒でいられるか考えて辿り着いた一つがふたりで金髪にして双子みたいにしようという元太さんの発想の可愛さも、個性がなくなりそうだから嫌だと言った松倉さんもふたりらしさを感じるかわいいエピソードで。他の番組や雑誌でも度々見かけるSHOCKのエピソードも、細かに話されていてよりふたりがお互いに作用しあっている無二の存在であることを改めて実感した。

そして松松の加入がTravisJapanを明るくしたということも、加入に当たって行ったコンサートで宮近さんがファンの人たちに向けて「ふたりはTravisJapanでいいよね? いたら俺が許さない!」と言ったという話。

これは今timelesz projectを観ている身からしてもすごい話だったし、話題の内容でもあったので胸にきた。誰かが入ることによって起こる変化、迎え入れる側の心構え。それが詰まっていると思う。

そして知れば知るほど感動してしまう宮近さんのリーダーシップとチームを造る能力。

これを言ったことに対して、宮近さんはファンの人に納得してもらうまでが自分たちの責任だと思ったと言っていた。責任もあったと思うけれど、そんな風に言ってもらえたことは加入組の松松にとっても大きかったと思うので、本当にすごい人だなあと痺れてしまった。

そんな宮近さんは、自分もメンバーもリーダーをやるようなタイプじゃなかったと言っていた。身につけるしかなかった、とも。

けれどTravisJapanを知り始めた時に宮近さんがリーダーであることを知って、YouTubeを見て、バランス感覚の鋭い人だなと感じたし、よく知らなくてもこの人がリーダーなのがいいのだろうなと思わされた。先頭に立つ訳ではなくともメンバーとフラットにそれぞれにいい距離感で関わり合いながら、対外的に挨拶をしたりコメントするときにはしっかり締まる。メンバーみんなが宮近さんならどうにかしてくれる、という意味で心の芯で頼っている。先頭じゃなくて、下から支えるのとも違って、真ん中に立っていていつでもメンバー誰にでも手を差し伸べられる、そんなリーダー。宮近さんの内側から出たと思われる言葉や、メンバーから語られる宮近さんを知るたびに、尊敬の気持ちが大きくなる。

 

メンバーが最初にイメージしていた留学は短いスパンのものだった

如恵留さんのインタビューでアメリカ留学をしたいと要望したときのイメージが1ヶ月程度だったところ、事務所から無期限のアメリカ留学を提示されたと知って驚いた。 

自分たち発信で結果を残すまで帰りません、と言ったわけではないのなら決断するのには相当の勇気が必要だったと思う。自分たち発信でももちろんなのだけど、その場合たぶん悩む時間はあると思う。けれど提示されてそれを受けるかどうかって長くじっくり悩むわけにはいかないわけで。だからこそえいやで決断できる部分もあるのかな。英断だったのだと思う。

そして事務所からの無期限の提示だったということで少し感じたことがある。事務所としてもTravisJapanへの期待があってデビューをさせたいと思っていたであろうということ。もちろん、見込みのない人にはBETできない。けれど(嫌な言い方をすると)利益を生む!と思えなければデビューさせることもできない。事務所として世界進出を目論んだとき、語学を習得してファーストペンギンになってくれる誰かは必要だった。

TravisJapanはそんな事務所の大きな期待も背負っていたのではないだろうか。けれどそれは、彼らがなんらかの結果を残さなければ何の意味も持たないというある種冷たい期待だったのかなと思う。改めて無期限留学を決断してやり遂げ、デビューを掴み取った事実、事務所の歴史で初めてのアメリカを含めたワールドツアーを達成させたことに拍手を送りたい。

そして事務所が期待も込めて留学させることを検討してくれた背景には、如恵留さんの存在が大きいと思う。すでに学生時代から留学を経験していて、事務所内の英語のレッスンも進んで受けていた。そういう人がいたからこそだと感じた。

 

 

みんな自分の努力の先に夢を叶えられると思っていた

TravisJapanのみんなの強さは、みんながいつかは叶うはず、報われる日が来ると信じ続けていたことだな、と感じた。閑也さんは今考えると幼かったと言っていたけれど、そうやって信じられたというのは、自分たちでいつか叶うことを信じていられるほどの努力を続けたからだと思う。中途半端だったり、ただ願ったりするだけだったらそんな風にきっと思い続けられない。

他のインタビューでも何度か見かけたけれど、TravisJapanはお互い努力するメンバーを尊敬しているという話をする。自分が努力すること、みんなも同じだけ努力していること、留学でそれをより実感する状況があったこと。そういうことが、今のTravisJapanの良さに繋がっているのだろうと感じた。

メンバーの間にそれぞれへのリスペクトがあること、自分だけではなくグループ全体を信じていること。それは自分もメンバーも信じるに値するだけ努力を重ねているからなのだろうな。

 

自分は今何を頑張れているだろう。TravisJapanを見ていると少し背筋が伸びる気がする。

 

(追記)

それぞれのインタビューを読んだ結果、TravisJapanが困難や解決するべきことに立ち向かうときにしっかり考えを持って対応していたこと、それぞれがそれぞれらしく思考し続けて行動していたことを知ることができたのがとてもよかった。

物事に対してどんな風に向き合ったのかそのときどう考えていたか、そういう部分がしっかりあるところがやっぱり好きだなあと改めて思った。

TravisJapan ワールドツアーLA公演に寄せて

 

仕事をしながら、もうすぐLA公演が始まるのだなと不意に気付いたとき、思わず涙が出そうになった。
TravisJapanさんをだいすきになってまだ数か月の私がこんな状態なのだから、きっと長年応援していた方々は想像できないほど感慨深いだろうと思う。
いわゆる新規の私がブログにするのもおこがましいけれど、考えを留めておきたい一心で書いている。

TravisJapanさんがLAで公演をすることには、このうえない意味があったと思う。
それは会場のサイズも、どんな人が来るかも関係なく、苦しくも楽しくもあった努力の7か月間を経て抱いた夢をより大きな夢へと昇華させるためにきっと絶対必要だった。

デビューを夢見て、何か掴みとりたくて決心した無期限留学が、想像できないほどの努力の積み重ねと運によってデビューへの道になった。
それだけでも漫画の主人公さながらのストーリーだけれど、デビューしたアーティストとして自分たちの単独公演をLAで開催した。

そんなのもうほとんど創作の世界の話だ。ストーリーが強すぎる。タイトルは「夢のHollywood」で決まりだ。

デビューできるかどうかも分からず、これからどうしていけばいいのかも、どれだけ続くのかも分からない、不安をいっぱい抱えてとにかくできる努力を重ねて生活していたLAという場所に、
夢だったデビューを叶え新しく掲げたワールドツアーという夢を叶えて帰ってこれた。今度は不安でいっぱいではなくて、新しい夢を見ることができる期待と希望に満ち溢れた状態で。

TravisJapanさんが留学していた時のことを考えたら、彼らにとってこれ以上ないひとつの大きな目標達成だったはずで。
それが今まさに叶ったのだと思うと、心が震える。

 

TravisJapanさんの歴史をまだ知ったばかりで、つらかったことも楽しかったことも過去のこととしてしか知れないけれど。ひとつの目標を達成し、ワールドツアーという夢を叶える姿を見守ることができて、今応援していられることがとても嬉しい。

そして、その今があるのはTravisJapanさんが頑張ってきたからであり、きっと苦しかったときに心の支えとなった存在のたくさんのトラジャ担の方々がいたからだと思うので、とにかくいろんな全ての人に感謝したい。

ありがとうございます。

 

最後に、ひとつ。
ワールドツアーが始まってから、撮影可であることやキャパが小さいこと、会場に日本人ばかりだという意見を、私でもたくさん目にした。
本人たちもきっと目にしている。

思うことは止められないけれどせめて彼らが暗い気持ちにならないといいなと思っていた。

けれどそんなの勝手な心配だったのだと、公演を重ねるごとに感じさせてくれた。
撮影禁止じゃなかったおかげで共有してもらえた感動があったし、夢を叶えていくきらきらと希望にあふれた姿を共有してもらえた。どんな場所でもどんな風にでも楽しんで空間を作ることができることも、公演を観た現地の人が「また来てね」と言っていることも、彼らが海外での公演も含めてまだまだもっと先へと考えていることも、現地の人が共有してくれたし彼らもたくさん語ってくれた。
色んな意見はあれども、TravisJapanさんたちが自分の信じて決めた道を正解にしていく力があることが充分に伝わるワールドツアーだったと思う。やっぱりTravisJapanのみんなはとんでもなく主人公だ。

松田元太さんがいつかのぽかぽかで、TravisJapanはジャンプの主人公みたいなやつがたくさんいると言っていたのも納得だ。きっとこれからもたくさん仲間を作りながら大きな夢を掲げて叶えていくのだと思うとワクワクしてしまう。

今回のワールドツアーは残り1公演。
ひとつの夢を叶えた先で、彼らがどんな新しい夢を持つのかが本当に楽しみ。

まずは最後の公演を、無事に悔いなく楽しく最高の気持ちで締めくくれますように。

そしてこの経験がこれから先の彼らを励まし続けてくれますように。

 

 

TravisJapanを観にドリフェスへ行ってきた

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テレ朝DREAM FESTIVALに行ってきた。 もちろん目当てはTravisJapan。

好きになってからというものどうにか生パフォーマンスを観たいと思っていたところ、たまたまラストチャンスでチケットを購入することができたので、これは神様もTravisJapanにハマる背中を押してるなと都合よく解釈。

バンコクサマソニYouTubeのD.U.N.K.の様子を観て、外部のステージでどのような空間を作り上げるのかを知りたい、体感したいというのが1番の目的だった。ドリフェスの存在を知ったのも遅かったので席は後ろの方だろうと諦め、見えなかったとしても実際に体感したり聴いたりした自分がどんなふうに感じるのか、どう心が動くのか確かめに行こうという心待ちだった。はじめての幕張メッセはじめてのドリフェス。 タイムテーブルが当日になっても分からないので、モニターにNEXT ARTISTと大きく表示されるたび、次に出てほしいようなまだ心の準備ができていないような複雑な気持ちで彼らの出番を待った。


他の出演アーティストも豪華だったので、久しぶりのフェスをソワソワしながら堪能する時間も楽しかった。そして待ちに待ったTravisJapan。
NEXT ARTIST..….TravisJapan! と発表された瞬間、会場がペンライトの海に代わって一気にボルテージが上がる。あまりの熱気に周りのトラジャ担以外も思わず立ち上がってステー ジに注目していた。
そしてJUST DANCE! のイントロが流れステージに7人の姿が見えた瞬間、ぶわぁっと身体中にエネルギーがみなぎったのを感じた。
まず、JUST DANCE! はステージで披露されてより一層輝く曲だったのだ! と感動した。
イントロの音がもうすでにきらめいていて、 入れ替わり立ち替わりモニターに映し出される7人の笑顔もキラキラと眩しい。
テレビで披露されているものを観ていたときはBPMもゆっくりでお洒落な曲というイメージだったけれど、生でパフォーマンスしているのを観るとキラキラが弾けるわくわくする曲だった。1曲目開始早々から観に来た価値があった。

きらきらとしたJUST DANCE! からLoveTagに曲が変わると、 彼らの表情も一瞬できりっと変わる。T.G.I Friday Nightが始まれば、 またにこにこ楽しそうな雰囲気に一瞬でかわる。そんな姿は観ているだけでも楽しいけれど、こちらも自然と声をあげて盛り上がってしまう。周りの人たちもペンライトに合わせて拳を振り、声を出している。 楽しいー! の気持ちが全身駆け巡ってそれ以外何も考えていなかった。

そして絶対に観たいと思っていた夢のHollywood。イントロが流れるとこれまでとまた違う、 ミュージカルでも始まりそうな曲調に周囲からもフー! と盛り立てるような声援が聴こえる。生で観て実感したけれど、夢のHollywoodが最高の曲すぎた。 わくわくをかき立てられるイントロ、 ピシッとキメが揃うダンスに、Bメロのハーモニー、華やかなサビ。 1曲でストーリーを追っているかのような本当にミュージカルみたいな楽曲。 光るステッキを使ったりタップの音が響いたり遠い席でも楽しめる演出。TravisJapanだからこその見せ方ができる楽曲でもあり、心の底からずっと歌い続けて欲しいと思った。


たたみ掛けるように曲を披露したあとはMCタイムに。ここでいつもは演出でなんとかしているタップシューズの履き替えを堂々宣言。潔さに笑いが起こっていたけれど、あえて言うことで本当にタップダンスを踊っていたんだと伝えた形 になっていて、賢い!と思った。かくいう私も、外部のステージではステップだけ踏んでいる可能性もあるのかと思っていたのでしっかり履き替えて踊っていたことが分かって純粋にすごいと思った。
履き替えたあとは、テレ朝の65周年がすごいという話から突然「 歌っておく?」 となって会場を巻き込んでハッピーバースデーの大合唱。この大合唱で会場中を一瞬で仲間の空気にしてしまったことには感動した。
その後も、あっちサボってないかな? とステージを右へ左へ大きく移動して、遠くの人にまで声をかけ会場みんなで楽しもうと何度も伝える姿はまさにエンターテイナー。お客さん全員を楽しませたい!楽しもうよ!楽しいよねえ!?というTravisJapanの作る"楽しい"の渦に会場がどんどん巻き込まれていくような、そんな楽しくて不思議な心地だった。宮近さんがテレ朝さんになったり、 七五三掛さんが口笛下手くそだったり、 閑也さんが謎のルーレットはじめてごく自然に海人さんが「 じゃあいくよ」ってルーレットまわし始めたり。 思い返すと不思議なことをやっていた気がするのだけど、 その頃にはすっかり会場中が仲間になっていたので、 不思議なノリを和やかに楽しむ空気が出来上がっていた。短いMCの時間にTravisJapanのエンタメ力が発揮されていて、胸にくるものがあった。


そこからLEVEL UPが始まって、トラッコに乗って会場中を大移動する頃には、会場の一体感はものすごいことになっていた。煽られるままにジャンプをしたり声をあげたりダンスしたり。とても楽しい時間だった。
後ろの方だったので、トラッコが近くに来た時に見えた彼らの充実した顔が印象に残っている。会場中を見渡して嬉しそうに、楽しそうに、キラキラと目を輝かせせて笑うTravisJapanを観ることができて本当に良かった。
出番は40分ほどだったのだけど、メドレーでたくさんの曲を歌ってくれたからか、とても満足度の高い時間だった。最後まで後ろの方の席にも声をかけ、会場全体で楽しんだことを確認しながら去っていくTravisJ apanを見送って、こんなにも一体感を感じながら"楽しい"でいっぱいになる時間を過ごせたことが嬉しくてたまらなくなってしまった。
こんなの、大好きに決まっている。 もっと大好きになってしまうに決まっている。
本当に大満足の時間だった。

そして個人的にトラジャさんの凄さをさらに感じたのは、出番が終わってから。
その後のアーティストの出番の間も楽しい気持ちがずっと続いて。最後のアーティスト、アンコールまで音に乗って手を振っていつも以上にフェスを楽しんだ。
それができたのは、トラジャさんの出番の間にわたしの中の楽しいが解放されたからだと感じている。
もっと言えば、いつもならライブやイベントが終わってしまうと楽しい予定がなくなってしまった虚無感を感じがちなのだけど、ドリフェス後の今は何だかやる気がみなぎって、また頑張るか! という気持ちにさえなっていた。それって、もうすごい存在だ。

 

パフォーマンスを通して、 ポジティブな気持ちでいっぱいにしてくれるTravisJapanを知れて良かった。それを体感する事ができてよかった。

ドリフェス後のSNSを観ていたら、あの短い時間でたくさんの人に興味を持たれていて。曲を買ったりアルバムやDVDを買ったり、FCに入った人までいたようだった。

あの短い時間でそれだけ人の心を動かしたことは素晴らしく、これからもたくさんの人に好かれ愛され彼らのやりたいことをできるアイドルになっていってほしいと思った。

そんな日がくるのを、どうか見届けられますように。できるだけ長く7人で楽しい時間を重ねながら夢を叶え続けられますように。

 

 

 

TravisJapanハマりたて目線で認知と興味の壁について考えてみた

 

最近TravisJapanにハマったばかりなので、 最新情報を追い過去動画から情報収集する毎日を送っている。

正直、好きだ!と自覚してからは、 何で今まで興味持ってなかったんだ? てくらい魅力を感じるポイントが多くて、 もったいないことをしたなという気持ちになることが多いくらい。

なのだけど、 松田元太さんを一視聴者として好意的に見ていながらも、 グループ自体に興味を持つのには時間がかかってしまった。それがなぜなのかを考えたいと思う。

ファンになるまでのプロセスを、 購買行動のプロセスに当てはめてみた。

 

認知:TVやSNSなどで見かける

興味:検索したり能動的にYouTubeや番組を観る

欲求:もっと見たい、聴きたい、知りたいと考える、実行する

記憶:メンバーを覚える、曲を覚える、ダンスを覚える

行動:曲を買う、CDやDVDを買う、FCに入る、ライブに行く

という感じだろうか。

私は、この認知から興味への移動に時間がかかった。

ファンを増やすということを目指すためには、認知が多くあることは必要不可欠だけれど、興味に移るまでの脱落者は減らしたいところ。

 

好きになりたての今のうちに、認知と興味の間にあった壁が何だったのか、個人的な感想を思い出してまとめておきたいと思う。

あくまで私個人の考えなので、まずはじめに私がTravisJapanのどんなところを好きだと思っている人間なのかをまとめておく。

 

 

観ていて笑顔になれる

はじめてHONEY BEATのダンス動画を観たとき、なんだか励まされるようなエネルギーと優しさがあって、それを受け取って思わず泣いてしまった。

 
広く晴れた空に楽しげな表情が映えて、ポジティブなエネルギーとそれを届けたいという気持ちが伝わってくる。
LA留学中、ファンに贈った贈り物のような動画であるらしいというのも、一層眩さを増す。
当時しんどいことが続いていた私に優しくエネルギーをくれて、頑張らなきゃと踏ん張るチカラをくれるようだった。
彼ら自身がパフォーマンスを楽しむ姿には、見ている人を楽しくさせるエネルギーがあるように感じる。
 
パフォーマンスでもそうなのだけど、企画系YouTubeでもそれは同じだ。
わちゃわちゃと声を掛け合って、けらけらと楽しそうに笑うのを観ていると、こちらまで楽しくてハッピーにさせられてしまう。
 
 

仲が良い。個人の魅力が強い。

これもYouTubeやインスタライブを観ていてじわじわ感じる 。そもそも7ヶ月間共同生活を乗り越えてる時点でベースの値が高い と思うのだけど、そこには会話の量が多いことが影響していると思う。
喧嘩のエピソードでとても印象的だったのが、中村海人さんが渡米中に松田元太さんから態度や物の扱いについて怒られてしばらく会話できなかったときのことについて、図星だったからうまく話せなくなったというような話をしていたこと。
それを聞いたときに、些細なことでもしっかりと注意できること、起こったことに対して自分の振る舞いや感情を振り返れること、それに対して本当はちゃんと言ってくれたことに感謝を伝えなきゃいけなかったと口に出せること。
ちゃんとコミュニケーションに考えがあって、受け止める力も伝える力もあることが感じられる、大好きなエピソード。
かっこつけたりとか恥ずかしがったりとか、もちろんあるのだろうけど、そう思ってることをちゃんと自分では理解できているのだと思う。
人間力が高い。
TravisJapanが会話を重ねてきた、コミュニケーションに努力を惜しまなかったグループだと感じて好きな動画
 
リスペクトしている部分をちゃんと口に出してってあげた方がその人も自信がつくと思うし自分も相手に対してのリスペクトもその分大きくなるのかなぁって思ってて
大事すぎる感性。
コミュニケーションを大切にして、自分の気持ちも他者の気持ちも考えてよりよくしたい人の思考で素敵。
この時の対談は他の組もそれぞれ良さがあったので気になりはじめた人にこそ観てもらいたい。
思わず応援したくなってしまうと思う。
 
 

ストーリーを感じる(魅力的な物語がある)

誰かを推す・好きになるうえで、個人的にとても大きな理由になるのが、どんなストーリーがあるか。
ここでいうストーリーとは、どんな努力をしてきたとか、どんな歴史があったとか、どんな喜びがあったとか、グループや個人の歴史や思いを知ると、人間的魅力がぐんっと上がって「なんかかっこいい」とか「なんか素敵」みたいなふわっとした感情を、この人たち好きだ!に底上げしてくれるように思う。
これ個人的にはとても大きいのだけど、一般的にも多かれ少なかれあると思う。
AGTのパフォーマンスをはじめて観たとき、パフォーマンスの良さはもちろんだけど、それと同じくらい彼らのチャーミングさ、全てを捨ててここにチャレンジしているという意気込み、真っ直ぐに大スターを目指すと言う煌めき、みたいな彼らが紡いできたストーリー・これから描いていくであろうストーリーが観客に響いていたようにも思う。
少なくとも私は、そんな彼ら自身に彼らの背景にあるストーリーが浮かんで、パフォーマンス前からグワァっとくるものがあった。
この事務所はもともとそういうストーリーを見せてくれる機会が多い。
どのグループにも辛くも美しくもあるストーリーがあって、それを全てじゃないにしろ見て知ることができる。
その中でも、TravisJapanは自分たちで話し合い、留学を考え、提案して、カタチにして、デビューを掴み取ったというこれまで例のないストーリーを紡いできた。
そしてそれが本人たちの中にかけがえのない経験として根付いていることも感じられる。
それが、とてつもない魅力のひとつだと思っている。
 
 
 
というように、今ではたくさんの魅力を感じているのだけど、興味を持つまでに時間がかかってしまったのはなぜだったのか。
TravisJapanを認知したうえで観ていたコンテンツを振り返ってみたいと思う。
前提として、当時見た時の率直な感想や家族友人と話した内容を思い出して書いているだけなので、考察でも批判でもないことは断っておきたい。
 

 

ワンナイト人狼 第一回

SnowMan人狼をたまたま観て面白かったので、他のグループの人狼も見てみたくて辿り着いた。
その時点ではほとんどのメンバーの学力があれなことはもちろん知らず、顔と名前が分かるのも、宮近海斗さん川島如恵留さんの2人だけだった。
観た感想は、難しい!だった。
今でこそやりとりしている内容、駆け引き、メンバーの性格が分かっているから面白いけれど、はじめて見たときには難しすぎた。
その理由として大きかったのは、3人くらい顔が似て見えたこと。
これは、他の機会で虎者のポスターを見かけたときも思った。今となっては誰を似てると判断したのか分からないが、顔も似てるし名前も似ていて覚えられなさそう、と思った。
私の顔認識能力に問題があったとは言え、そういう理由でも興味がわかなくなることあるというのは新しい気付き。
彼らを知ってから観るとめちゃくちゃ面白い!となった自分の感覚の違いにも驚きだった。 
 
 

ドッキリGP 悪魔のクリスマス

この頃には松田元太さんを楽しく観ていて、ドッキリGPもよく観ていたので録画して観た。
この時点で認識したのは、宮近さん川島さんに続いて七五三掛さん。
この頃、他のメンバーのことも知りたいなとぼんやり思っていたように思う
どんな人がいるか、グループがどんな雰囲気か知りたいと思っていた。
内容的には松田元太さん以外のメンバー含む町中が仕掛け人となって、偽番組で訪れた怪しい町でメンバーがどんどん減っていくというドッキリだ。
その企画上、メンバー同士のやりとりが見られるのではないかと期待していた。
けれど、認識できていない3人があっさり脱落してしまったこと、偽番組のロケシーンがあまりなかったことで結局新たに知ることがなく終わってしまった。
最後の最後に松田元太さんが発した「あいうえおかき」が、マッサマンカレーの次の商品化メニューなのでは!?なんて話をしたのは覚えている。
 
 

トークィーンズ

ほとんど毎週観ているのでたまたま観ていたが、率直にキャラが分かりづらくて印象に残らなかった。
あの番組においての盛り上がりは「めっちゃ素敵!」か「絶対イヤなんだけど!」のどちらかだと思っているので、初見印象に残ったのは「とりあえずハイブラ」発言でスタジオ女性陣の批判を浴びた宮近さんだけだった。
他に記憶していた印象で言うと、
 ・松倉くん:韓国系が好きなんだ~だからこんなメイクなのかな
 ・松田くん:TikTokで女の子見ているという話→等身大でかわいい
      バラされたくなさそうすぎる反応→そんなガチな感じなんだ…
改めて振り返るとこの番組内であんまりいい印象もってなかったな
ただの番組ファンとして観ていたので、男性アイドルとしてツッコんでいいのか微妙なラインの話が多く、女性陣がツッコミづらそうに見えた。
イカさんから「学校じゃねえぞ」みたいなツッコミを受けていたと思うけれど、楽しいが内輪で収まってしまっていた印象だった。
だからグループとしてバラエティが苦手なのかなと思ってしまって、興味が深まらないで終わってしまった。 
個人的にバラエティの勘がいいアイドルが好きなので。
 
 
こう振り返ってみると、個人のキャラが分かりにくかったこと、どんなグループなのかが分からなかったことが、認知→興味に移行できなかった理由として大きい。
それぞれがどんな人なのか、どんな関係性があるのか、グループの雰囲気はどうか、という部分がよく見えたら興味がわきやすいと思う。 
バラエティがグループとして得意そうに見えなかったことによって、ダンスが上手いという評判と相まって勝手にアーティスト気質なグループだと思ってしまった部分もある。
だからYouTubeを見て、むしろバラエティする気持ちが強くて驚いた。 
寝起きモノボケするグループだったなんて聞いてない。
バラエティ向きであることが分かったことは、私の場合ハマるうえで後押しになったので、世の中的にあまり伝わってないのはもったいないなあと思ってしまう。
もちろんバラエティが最重要とは思っていないけれど、個人が認識される機会は多いと思う。
 
 
今回の内容は私個人の感想でしかないけれど、今後周りで気になっている人がいたときには、グループの雰囲気や個人のキャラクターが伝わるようにおすすめしたいと思った。
 
 
早速、友人にTravisJapanにハマった報告をしたところ、バラエティのイメージはまったくないなあ、と返事をもらってしまった。
まず何から観てもらおうか。
こういうときは最初の1本が重要なので、友人に刺さりそうな動画を送ってみたいと思う。
 

 

TravisJapanを好きになった

突然、TravisJapanのことを大好きになってしまった。

悲しくも周りにTravisJapanの話ができる仲間がいないので、思わず言葉にしたくてブログを書いてみる。

もともと、長らく別グループのオタクをしているので、TravisJapanのことはもちろん知っていた。けれど、正直に言って全然興味を持っていなかった。ごめんなさい。

それなのに、ここ数ヶ月で転げ落ちるようにハマってしまった。
なんで今まで興味持ってなかったんだろう。どうしてふーんなんてテンションで見ていたんだろう!
興味を持ってからは、個人的に刺さる部分ばっかりで、なんでこれまで知らなかったんだろうと思いつつ、莫大な情報をたくさん知ることができるこの瞬間の楽しさがあるのも確かで。

最近は、色んな情報や過去の番組やyoutubeを観てたくさん勉強しているので、とっても楽しい。過去のYouTubeだけでもかなりの量あってまだまだ観ているところなのだけど、少し時間ができたのでどうして好きになったんだろう、ということを思い返してみた。

 

これまで一番TravisJapanを意識した瞬間は、AGTに出演した時。
推しがSNSで映像をシェアしていたので、その時初めて意識してパフォーマンスを見た。
夢のHollywoodという曲は何となくは知っていたけれど、映像を見て思わず泣いてしまった。
熱がこもったパフォーマンスには、うまく言葉にできないが心が震えるような感動があったし、
サイモンと対話するチャーミングなやりとりもなぜだか泣けた。何より、会場のみんなは君たちが大好きみたいだ(意訳)というサイモンの言葉にも泣けた。

けれど結局、TravisJapanを見たのはその時だけだった。


あんなに心が震えたのに。あんなにテンション上がったのに。すごいことだ!と思ったのに。

 

それでも、そのあとまたTravisJapanを観ることはなくなってしまった。

今思うと、私にはこのときもっと調べてほしかった。今だから言えることだけれど。

 

そんななか突然興味を持つに至ったのには、松田くんの活躍が大きいなと思う。

ニノさん、ドッキリGP、酒のつまみになる話、、、リアルタイムでたまたま見る機会もあったし、SNSであまりに流れてくるのでTverやFODで配信を見に行ったりもした。
おバカでおもしろい、はもちろんあったけど、なんだかとにかく愛くるしかった。
やってることも話していることも「いやバカ過ぎでしょ…」て引いてもおかしくないのに、なぜかそうならずに見ていたらニコニコしてしまうし、
焦った顔も、雑めな敬語も、他の人がやっていたらイラっとしそうなときだってなぜだか「かわいいな、という感想になった。


そんな好印象を持っていたけれど、推しになるわけでもなく、グループに興味を持つわけでもない時間が結構長かった。
なんなら年明け、友人経由で同行者がいなくて探していると話を聞いたのに断ってしまったくらいだった。

その頃の私は、JUST DANCEさえあまり聴き馴染みがなかったので、直前で予定を調整するのが面倒だと思ってしまった。
今思うと、心底もったいない。今更ながらに悔しくて地団駄する。行きたかった。

キッカケはいくつかあったのに、ことごとく触れ合う機会がないままの時間は続いた。

そんななか、大きなきっかけになったのは、鬼レンチャンFESだ。
目当てに見たわけでもなく、たまたま家にいたから、鬼レンチャンをよく見ていたから、見ていただけだった。
そこで、松田くんと松倉くんが歌ったケセラセラが衝撃だった。
松田くんの歌がうまいのは鬼レンチャンで知っていただけで、他のメンバーがどうであるとかは全然知らなかった。

だからこそ、松倉くんの歌に一瞬で引き込まれてしまった。
え、TravisJapan歌うまいんだ!

ダンスのグループだと思っていたので、その驚きが大きかった。
それでも、自ら歌を聴きに行くことはなかった。たぶん、ダンスグループだから生歌じゃないんだろうな〜と勝手に思ってしまっていたのだと思う。

とどめになったのは、たまたま見たDAY DAYのSweetest Tuneの生パフォーマンスだった。

初めて曲を聴いて、え~この曲好きだなあTravisJapanこういう曲あったんだ〜なんて思っていたら、え?!これ生歌じゃん!という衝撃で二度見した。
あんなに動きながら生歌がうまくて、衝撃。
TravisJapanのパフォーマンスが生歌だなんて知らなかった。しかもこんなにうまいなんて。
この衝撃がトドメになった。


そこからはあっという間。
AppleMusicで曲をDLして聴くようになり、YouTubeチャンネルを登録してDance Practice見て、どんな人なのかどんな関係性なのか知りたくて、単独チャンネルとジュニア時代の動画を毎日のように見て今に至る。

 

そして、あの日なぜか行かないと断ってしまったコンサートのDVDが手元に届いた。
どんな風にコンサートに挑むのか、どんな考えでコンサートを作るのか、それが知りたいのでドキュメンタリーのある初回盤を選んだ。
と言いつつ早くも完全生産限定盤も追っかけた。だってビジュアルコメンタリー観たい。あと、何よりLEVEL UPが好き。

 

ながながと書いたものの、とにかく生歌で落っこちた人みたいになってしまった。

TravisJapanというグループにグッときた理由は他にもあるのだけど、それはまた改めて書きたいなと思う。

特に今は、チーム力とか仕事に対する姿勢みたいなものにかなりグッときていて、とにかくどのコンテンツも見ていて楽しいので、どんどん好きになっていってる。

 

ただ、今回思ったのは、たくさんの認知が重なった先に「好き」があるんだということ。

どんな人がいるとか、どんな曲があるとか、どんなパフォーマンスするとか、興味を持つより前にある、ただ「認知」されること。

とにかく目に触れるのが「好き」を増やすには大事なんだなと実感。

そうして興味を持って、好きになるということは、いろんなタイミングや彼らの状況、見る側の私たちの状況が関係しあって起こることなんだな、という実感。

もちろん突然の出会いから転がり落ちる、一目惚れみたいなものもあるのだと思うのだけれど、今回の好きになるまでにあった色んな認知が、自分的にも興味深かったなあと。

 

本当に個人的に、ここ1年しんどいことが多かったので、いま好きになったことで、とっても救われていたりする。

ありがとうTravisJapan。
毎日がとっても楽しいです。