おおはしわあるど＝ブログ＝

楽しくてなかなか終わりません！

今日は今、千里敬愛幼稚園でえのぐの研修中。ターナーのテントアートと言う絵の具ははじめてビニールに描ける絵の具です。ビニールの上に描く感触や透明な素材のおもしろさ、そして柔らかい材質。この楽しさをどう幼児の教材に繋げるか、ですね。

アジア芸術学会のメインの会議は本日で終了しました。しかし、あす日本美術教育学会のメンバーと台湾の美術教育関係者とのシンポジウムが予定されています。夕方の飛行機で帰る予定なので、かなり忙しい予定になってます。
一方我々は毎日夜遅くまで台北の町をぶらぶら、特にみなさん夜市は気に入られたらしく、あやしい雰囲気のところを喜ぶ傾向にあるようです。しかし、台北も５泊目になるとかなり食べ過ぎ状態です。にもかかわらず今日も食べ放題の店に行って来ました。ふぅ〜
文脈と関係なく、街角のネオン（士林夜市にて）

台風の直撃で一日遅れになっていたアジア芸術学会台湾大会は、本日より２８日までの予定で国立図書館で始まりました。各国からの報告が７件ありました。美術教育ではなく、美学芸術学、美術史などの観点からの研究が中心ですが、アジアというくくりで美術・芸術を語ることの意味、意義に新鮮さを感じます。それは、アジアの歴史的、社会的背景の変遷と無関係でないということ、そして独自の文化とアジアという地域での交流をどのように捉えていくかということなど、美術教育の内容にとっても興味深い内容でした。会議の最後には、台湾の伝統音楽にあわせて水墨書画を描くというパフォーマンスも行われました。

台風で一日順延となったアジア芸術学会のレセプションが台北市のシーザーパレスホテルで行われました。台湾美学会が主催で、韓国、インドネシア、日本をはじめアメリカやドイツの研究者も参加しています。今回は日本美術教育学会からの提唱で２９日に国立台湾師範大学で台湾と日本の美術教育者会議をもちます。とりあえず、台風一過の台北市は平穏を取り戻しました。