ブッシュクラフトLIFEWORKでは、読者の皆さまのアウトドアライフにイロドリを!をテーマに、
アウトドアインストラクターアシスタントである筆者の体験レビューを、丁寧に解説し、楽しく遊ぶ提案をしています。
ブッシュクラフトとは、森の生活技術を応用したアウトドアの遊びのことです。
冬のハンモックは寒そうだよね。
入り口を閉じられるタープの張り方で、風を遮断すれば過ごしやすいよ!
ハンモック泊をするときは、雨が降らなくても夜露や上からの枝が落ちてきたりするのを防ぐため、タープを張る方も多いです。
ただの屋根だけでなく、入り口を可動式にしてあげると、プライベートも守られるし、ちょこっと着替える時も安心!
今回は、ベテランのハンモックキャンパーさんに教えていただいた張り方をご紹介します。
- 風がある時でも快適にハンモックで過ごしたい
- プライベートが確保されるようなハンモックが張りたい
通常のハンモックであれば、3.5m X 3.5mのスクエアタープが、全体を覆えるのでおすすめです。
この記事を読むとこんなことがわかります
- 入り口をクローズできるタープの張り方
- ハンモックに適したタープサイズ
ブッシュクラフトLIFEWORKの運営者
アウトドアインストラクターアシスタント
小学校サバイバルレッスンゲストティーチャー
危険生物対策アドバイザー
ハンモック泊は設営簡単で撤収が早い!
冬の寒さや風対策におすすめなハンモックとタープの張り方をご紹介します。
そのため、ハンモックに座って景色を楽しんだり、快適さをもとめる張り方ではないかな。
ハンモックは、実際に使ってみると意外と簡単に張ることができます。
中に寝転んでみるとこんな感じ。
ハンモックを購入すると付属のロープがついていることが多いので、ハンモックを張りたい木と木の間に結びつけ、ハンモックをカラビナでカチンと付けるだけです。
私が実際に使っているのは、コレ。
350mlのペットボトルと同じくらいのコンパクトさで、パックパックにれても嵩張らない。
色も豊富でかわいいよ!
今回使っているタープは、DDタープより雨に強いアクアクエストのディフェンダーです。
今回使用してるタープは、1辺が3m正方形のタープなので、雨を想定するなら、3.5mタープが断然おすすめ。
雨天時は、両端が少し心許ないですね。
>>おすすめタープディフェンダーについての詳細記事はこちら(別記事へ飛びます)
設営時間も短いし、荷物もテントよりずっと少なくて魅力的!
冬のハンモック装備
冬は背中からも冷えてくるので、マットを敷いたり、ハンモック専用のダウンをを取り付けて暖かく過ごせます。
- アンダーキルト
- ハンモックアンダーキルト
などで検索できます。
まずはデイキャンプからスタートするか、厳冬期以外から始めてみるのがおすすめです。
では、テント風なタープの張り方をご紹介していきます。
STEP1:ハンモックを張る
ハンモックを張るポイントは、張りたい位置より上にロープをかけることです。
ハンモックは、下に垂れるので、設置位置が下がりすぎると、地面に近くなりすぎてしまいます。
最初は、あれ?下すぎる。。。
と私も何度も思いました。
何度かやり直しても大した時間はかからないので、ご自身の良い位置を見つけてくださいね!
ハンモックを張る2本の木の間の感覚が広すぎると、さらに下に下がります。適度な木と木の感覚もポイントです。
STEP2:リッジラインを張る
リッジラインとは、地面と並行に張るロープのことです。英語では、尾根や稜線を意味します。
2本の木と木の間にロープをピンと張り、タープを吊るします。
今回は、パラコードと呼ばれるパラシュート用に使われるロープを使っています。
いろんなメーカーから出ていますが、アメリカ陸軍のスペックをクリアしているタフグリッドを使っています。
耐荷重340kgと安心感抜群!
締めやすく、ほどきやすいのでおすすめです。
紐に負担がかかりにくく強度があるリッジラインの張り方は別記事でご紹介しています。
STEP3:タープを張る
リッジラインに自由に動いて、固定もできるプルージックノットを2箇所つけます。
タープ中央の両側を吊るします。
タープ中央のループは、ループにパラコードを入れ、落ちている木の棒をストッパーにして止めます。
これでタープ中央部分が張れました。
ペグを打つ場所は、端から2つ目
タープの端を地面に打つと、Aフレームと言って、横から見ると「A」の形になります。
今回は、Aフレームで固定する端より、一つ内側のループを地面に固定します。
そうすると、入り口がピラピラと動くようになります。
風が強くなければ、このままヒラヒラさせておいても大丈夫。
STEP3:入り口をクローズする
入り口にカラビナをつけて、クローズ!
隙間はあるけど、だいぶ外から見えなくなったよ。
カラビナがなければ、パラコードを使用すればOK!
今回は、片側だけカラビナで止めておいて、反対側は出入り口として開けておきました。
夜寝る場合は、中に入って入り口を閉めれば安心。
タープはテントと違って、ちょこっとペグの位置を変えることで気軽に変形できるのがメリットです。
ただ、風がめちゃくちゃ強い日は、タープは飛ばされてしまう可能性があるので、ご自身でしっかりと判断をお願いします。
反対側は、1箇所ペグを打って、出入りしやすいようにしてみました。
これが結構お気に入り
時間があれば、あーしてみようか、こうしてみようかと、自分であれこれやってみるのが、楽しい時間です。
ハンモック泊は、可動式タープを活用しちゃおう!
ただ屋根をつけるだけでも、最初は大変に感じるハンモック。
ペグの打つ位置を変えてしまえば、タープの張り方を変えることなく入り口を閉めることができます。
ちょっとしたアレンジを楽しむことで、野外での時間がもっと楽しくなりますね。
今年は、ハンモック泊も思いきり楽しみたいと思っています。
みなさんのおすすめのハンモック&タープがありましたら、ぜひコメント欄にて教えてくださいね。
ハンモックを使わずにタープだけで過ごすタープ泊の始め方もご紹介しています。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
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それでは、皆さまの素敵な日々にイロドリを。
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