2024年 05月 12日
「今年の春も庭に花が咲き始めた。今年は『庭じまい』にもかかり始めた」 |
「今年の春も庭に花が咲き始めた。今年は『庭じまい』にもかかり始めた」
今年も庭に花が咲き始めた。
私は庭の花が順番に咲いていくように植えた。花たちが次々とバトンタッチをしていくのが好きだ。
まず、咲き始めるのがニオイスミレ。土を掘り返していたら、クマゼミの幼虫が出てきた。
冬の庭、まだ肌寒い日。ニオイスミレの紫色の花はとてもいい。このニオイスミレは、イーはトーボ分教場時代、給食調理員のKさんが家から分教場に移植して増えたものを一株頂いて庭に植えたものだ。だから、このニオイスミレの花が咲くと、分教場時代を思い出す。
クリスマス・ローズは下を向いて咲く。それも、クリスマスという名とはぜんぜん別の冬と春の間にさく。
そして、日本水仙。これは外の花壇10mくらいの長さに植えこんだものが12月から咲き始める。
西洋の黄色水仙はかなりあとから咲き始める。ダッファデロウズという詩を思い出すラッパ水仙。
バラの原種の「ナニワバラ」
とにかく、どんどんのびていく勢力の強いバラ。
トゲが鋭くて、毎年の剪定がたいへん。
切っても切っても伸びてくる。そこで、5mほどの
アーチ形にしてあったのを、諦めて、1本立ちにさせた。庭収めの一環である。
歳をとるということは、いいことではない。80歳に近くなり、妻からの説得もあり、庭を80歳台でも処理できるようにしている今日この頃である。
この後いつもなら黄色いモッコウバラが咲き誇るのだが、昨年末に、下水管が何かの木の根で詰まったので、その近くにあったモッコウバラを移植した。直径3cmにもなって、それが7本もの束になっていたので、移植は、そうとうたいへんだ。こんなたいへんな移植は最後にしたい。春の終わりの移植で根付くだろうか。
そのあと、原種のバラのコーネリア。このバラを植えたのは何十年前だっただろうか。50年にはなるだろう。毎年、かわいいピンクの花を咲かせてくれる。
名前の覚え方として、映画『猿の惑星』の医者の名前がコーネリアスだったので、それを思い出す。きれいな花と『猿の惑星』ではまったくイメージが違うが。
そして、白と紫のアイリスが咲く。
ローズマリーやナニワバラなどを手作りのラチスに絡ませていたのだが、木材が腐ってきたので、
それも取り除くことにした。
by ir_ihatov
| 2024-05-12 17:05
| 庭・料理・映画 他
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