訃報に接して
谷村新司さんの訃報に記憶が甦りました。
中学生の頃、ちょっと悪ぶっているけれど、運動ができるさらさらヘアの男子。その子が発信元で、アリスというグループのことを初めて知りました。多分クラスの多くがそうだったんじゃないかな。
深夜放送 セイ!ヤング
今夜こそ聞こうと思うのだけど、眠くて眠くて気がつくと朝になっていたということも少なくなかったけれど、チンペイさんとバンバンとの軽妙なやり取りに聞き入ったものでした。
『青春時代』 私が初めて知ったアリスの曲。(アリス4枚目のシングルだったということを今回知りました)
修学旅行のバスの中で、みんなで声を合わせて歌った。今でも歌詞を覚えています。(なかにし礼さんの作詞だったのも、今回ネットで知りました)
超メジャーになってからのアリスも好きだったけれど、私の中では文字通り『青春時代』が青春時代の思い出の曲なのです。
そして昨日、元同僚の訃報に接しました。75歳。
バイタリティにあふれ、職場では先頭に立って新しいことに取り組もうとされていました。プライベートでも、夏は海(潜りが得意)、冬はスキーと、アウトドア派でしたね。
定年退職直前から病を重ねられ、数年前に偶然病院で出会った時には、抗がん剤治療でひどく辛そうだったのが、目に焼きついていました。
定年退職したら山小屋を作って・・・なんて夢を語られていたことが思い出されて、そのギャップが残酷に思えました。
実は数日前に亡くなったらしいのですが、家族で見送るということだったのか、公にはされていなかったようです。
できるならお悔やみに伺いたい。でも、それを望んではいらっしゃらないということでしょうから、断念します。
谷村新司さんもこの先輩も、私にとっては時代のトップランナーのような存在だったと言っていいかもしれません。
お二人の訃報に、自分勝手にいろいろ思いを巡らしてしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。