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《江戸時代から続く伝統技を受け継ぐ》「種萬 廣田本舗」
今回は、「和歌浦せんべい」の名店『種萬 廣田本舗』をご紹介します。
和歌山の銘菓といえば、「和歌浦せんべい」。なかでも『種萬 廣田本舗』の「和歌浦せんべい」は、江戸時代から続いた、「種萬」の丁焼きせんべいの製法を受け継いでいるんです。手間と時間をかけた逸品について、その魅力を早速お伝えしていきますね。
まずは、完成品から。こちらが、『種萬 廣田本舗』の「和歌浦せんべい」です。全て手作業で、1枚1枚丁寧に焼き上げるこちらの商品は、全国にファンがいる程、人気の商品。焼き加減にこだわり、サクサクとした食感と風味は、老若男女問わず、たくさんの方に愛されています。
《手作りの良さが際立つ》直径7cm×厚さ4mmの圧倒的世界観
今回は、特別に丁焼きの様子を見学させていただきました!
和歌浦せんべいの原材料はとってもシンプル。卵、小麦粉、砂糖、重曹のみ。
工房の室温管理を徹底することがとっても重要だそうで、温まった鋳鉄の丁焼きに、菜種油と米油のブレンドオイルをなじませ、手際良く生地をサンドしていきます。
1枚生地を流し入れては、焼き台に。手際良く型に流し入れ、頃合いを見てひっくり返していきます。カンタンに見えますが、頃合いを見計らうのは、熟練した職人にしかできない技!こうやって煎餅ってできるんですね!!季節や室温によっても微妙に焼き上げる時間が異なるそうで、この日は2~3分程の焼き時間とのこと!
和歌山の景勝地の焼き印を焼き入れているところ!今回の焼き印は和歌山の景勝地「観海閣」(徳川家初代藩主頼宣が建てた木造の水上楼閣)。
和歌浦せんべいの他に、ニッキせんべいなども手掛けておられますが、種類やフレーバーによって焼き印は異なっているそうです。こちらの焼き印も、「種萬」から受け継がれた歴史ある焼き印なんですよ!
こちらが完成した焼きたての和歌浦せんべい!
工房内は、香ばしい香りに包まれて、良い匂い!!
私も焼きたてを早く試食したくてウズウズ…!
めちゃくちゃ美味しそう~!!!
早速、実食!できたてをいただきます。
サクッホロッ…!
ひと口食べて、その美味しさにめちゃくちゃ感動しました!
しっとりしているのに、サックサク!
ほのかな甘みとふんわりと漂う卵の風味…!
これ嫌いな人、絶対いない!
めちゃくちゃ美味しい~!!ひと口食べたら、手がとまらないくらい、本当に美味しい!
せんべいでここまで、感動したのは初めてかも…!と思いました。
冷めてから食べても、めちゃくちゃ美味しくて、これは、子供も大人も全員好きなやつ確定です!
《お取り寄せOK》お中元やお歳暮はもちろん、ご家庭にもおすすめ
今回ご紹介した、『種萬 廣田本舗』の「和歌浦せんべい」は、お取り寄せも可能です。お中元やお歳暮など、大切な方への贈り物としておすすめ。
毎年、遠方から和歌山へ買いに来て下さる方もいらっしゃるくらい、ファンが多いこちらの商品なのですが、丁焼きせんべいは、その名の通り、1枚1枚丁寧に、全て手作業で焼き上げている為、量産ができないそう。
そのため、店頭に買いにいらっしゃる場合には、必ず事前にお電話しておくと、取り置きしてもらえますので、事前に必ず問合せをしてみてくださいね!
今回取材にご協力いただいた、種萬 廣田本舗、店主の井上さん。
『種萬 廣田本舗』いかがでしたか?
店主の井上さんは、和歌浦せんべいの美味しさを全国へ広めるために、年間で30~40回程度、地方のイベントでも販売されていらっしゃいます。見つけたらぜひ、お買い求めくださいね!
丁寧に丁寧に、一丁焼きで焼き上げた「和歌浦せんべい」の美味しさを是非とも多くの方々に知っていただき、食べていただけたら嬉しいです。
江戸時代から続く「種萬」の伝統技法を、用いて作られた「和歌浦せんべい」。きっと満足いただけると思います。
ぜひお試しください。
※掲載情報は 2024/05/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
和歌山市地域活性化起業人/(株)ぐるなび
内津 麻理
大阪生まれ・和歌山育ちの30代。
レストランの営業担当としてグルメガイド掲載の人気店、予約困難店などこれまで2000店以上を担当。
プライベートでも約500店以上をこれまで食べ歩き、名店のお取り寄せグルメやふるさと納税にも精通します。
2022年9月より和歌山県和歌山市の地域活性化起業人として活動をスタート。和歌山市の産直グルメやレストランから、注目の逸品を日々、発掘しています。
和歌山を中心に、関西エリアの魅惑のお取り寄せグルメはもちろん、土地の魅力も発信していきます。