"The Blue Zone Party - Live At The Dome, London" - Nic Potter(1991/2009) |
"The Blue Zone Party - Live At The Dome, London" - Nic Potter
(Zomart Records/Voiceprint VP488CD 2009)
1. Tranquility : A Winter Shade Of Blue (8:48)
2. A Winter Shade Of Blue Returns (3:06)
3. Flowing River : Don't Be Long (9:22)
4. New Europe (Extracts) (16:41)
5. Blue Zone Part One (6:51)
6. Gone Wild (9:16)
7. New Europe (Extract) : Dimension Z : Jam (11:54)
8. Dome Jam In D (2:31)
9. Abstract Elsham (6:40)

- Nic Potter: Bass, Keyboards
- Guy Evans: Drums, Percussion
- Huw Lloyd-Langton: Guitar
- David Jackson: Saxophones, Flutes
- Stuart Gordon: Violin
Recorded at The Dome, London, 29.05.1991.
Remastered by Guy Evans & Nic Potter
Cover Painting by Nic Potter
演奏は、全編にドラムス、ギター、バイオリン、サックス類が参加していることもあって、本になっているスタジオ・バージョンよりも、ロック色が強い。ニックはベースよりもキーボードの演奏の比重が高い。しかし「ニュー・ヨーロッパ」のようにクラシックと言ってもよいくらいの楽曲でも、上物が加わることで印象がかなり変わっている。よりタイトに、グルーヴを感じさせる仕上がりになっているのだ。
元々は、カセットテープのみ、300本限定で発売されていた本作品だが、カセットには付けられていなかった文章がCDにはついている。それによれば
「“ザ・ブルー・ゾーン・パーティー・ライブ”は、本当に一回限りの音楽的なパーティー・イベントだった。きわめてわずかなリハーサルをしただけで、私たちはそれに臨んだ。(幾分複雑な音楽の性質にも関わらずだ!)
その晩、ザ・ドームには特別な雰囲気が漂っていた。そして、各人がとても素晴らしい時を過ごしたのだ。
何年にもわたって、沢山の人たちが、“ザ・ブルー・ソーン・パーティ・ライブ”は、CDでリリースされるのか、また、それはいつか、を尋ねて手紙を書いてきてくれた。あぁ、ようやく、これがそうだ!
音楽は、沢山の、特別で、かつ、計画されたものではない瞬間を伴って、それ独自の生命を帯びている(時々はまったくの無秩序だったり、時には力強く、時には美しく、そして、沢山の練習なしのジャムだ)。あなたが気に入ってくれることを願っている!」(ニック・ポッター;2009年;ロンドン)
確かに、曲によってはリハーサルが少なかったせいなのか、終わり方が、まるで戸惑っているかのように、はっきりしないものも含まれています。だが、ジャム・セッションはジャム・セッションなりに、このメンバーだからこその不思議なテンションがあり、聴いていてとても面白いものになっています。
ホークウィンドのヒュー・ロイド・ラントン(彼もまた、昨年末に亡くなったばかりです。ティム・ブレイクがひどく悲しんでいたのが印象的でした)のギター、スチュアート・ゴードンのヴァイオリン、そしてデヴィッド・ジャクソンのサックスが、ガイ・エヴァンスのドラムスとニック・ポッターのキーボード/ベースが織りなす音の海の上で縦横に絡み合うさまは、このアルバム以外では絶対に聴くことができないダイナミックで不可思議な感触を持った音楽だ。
ちなみに、オリジナルのカセットでは、楽曲のタイトルが若干異なっている。
"The Blue Zone Party" - Nic Potter (Cassette, Album, 1991)
~ Limited edition of 300 numbered and signed copies ~

Side One
1. Northern Lights
2. A Whiter Shade Of Blue
3. Aqua Blue
4. Piraeus - Gods - Piraeus
5. Blue Zone (1)
Side Two
1. Gone Wild
2. Dimension Rockz
3. Dome Jam In D
4. Elsham Road
もっとも、以前にも書いたことがあるが、このリマスター作業は、日本人ファンが所有していたカセットテープ版を一旦ニックに送り返して、それを基に行われている。故に、収録楽曲は完全に同じものだ。ボーナス・トラックなどは残念だがない。
by BLOG Master 宮崎