Sinead O'Connor シネイド・オコナー 『Collaborations』(2005年)
『Collaborations』(2005年)
- アーティスト:シニード・オコナー,カンジャー・ワン,ピーター・ガブリエル,モビー,アスラン,ダミアン・デンプシー,エッジ,カラー・フィールド,テリー・ホール,マッシヴ・アタック,エイジアン・ダブ・ファウンデイション
- 発売日: 2005/05/18
- メディア: CD
アイルランドのミュージシャン、Sinead O'Connor (シネイド・オコナー)が、コラボレーションしたナンバーばかりを収録した企画アルバム。
シネイドの他のアルバムではなかなか聴く事の出来なかったレアな楽曲ばかりで、ファンには嬉しい1枚です!
マッシヴ・アタック、エイジアン・ダブ・ファウンデイション、モービー、U2、ピーター・ガブリエルなど超豪華ラインナップの全17曲!!
2003年4月に、同年8月をもって音楽活動を引退していましたが、それから2年後の2005年2月に活動再開を告げました。
もう二度とシネイドの新譜を聴く事はできないのか!?と思っていましたが、案外アッサリ、しかも引退発表からわずか2年で戻ってきてくれるとは嬉しいサプライズ(^^;)
そしてコンピレーションアルバムの発売!
コラボした曲ってどんなのよ?と思って聴いていきましたが、17曲全部違うミュージシャン達との合作で、それぞれ十人十色の楽曲達。。。
アフリカンテイスト(!?)の曲あり、シネイドのデビュー前20歳の頃の歌声が聴ける「Heroine」など、その他、異国的な雰囲気溢れる少しダークでメランコリックな楽曲達が多いですが、1度聴いたらクセになる良い曲揃いです!
「Special Cases」MASSIVE ATTACK
アルバムオープニング。今作に収録されているのは、これより短めの”Radio Edit”となっています。
最初から不穏な雰囲気の曲です(^^;)
MASSIVE ATTACKは英ブリストル出身の複合ダンス・ユニット。
彼らの2003年のアルバム『100th Window』に収録。
シネイドは、同アルバムで、この曲を含む3曲でリード・ヴォーカルをとっている。
Massive Attack - Special Cases
「1000 Mirrors」ASIAN DUB FOUNDATION featuring SINEAD O'CONNOR
在英アジア人で構成されるダンス・ユニット、エイジアン・ダブ・ファウンデイションの2003年のアルバム『エネミー・オブ・エネミー』の収録曲。
アジアンな雰囲気のする1曲。
「Visions Of You」JAH WOBBLE'S INVADERS OF THE HEART featuring SINEAD O'CONNOR
元パブリック・イメージ・リミテッドのベーシスト、ジャー・ウォブルの1991年のアルバム『Rising Above Bedlam』収録曲。
同作でこの他「Sweet Divinity」でもバック・コーラスで参加している。
シネイドはバック・コーラスのみなのですが、このジャー・ウォブルって人の歌い方が独特で少し笑っちゃう(^^;)いや、失礼致しました…<(_ _)>
「Wake Up And Make Love With Me」SINEAD O'CONNOR with THE BLOCKHEADS
2001年に発表されたイアン・デューリーへのトリビュート・アルバム『ブラン・ニュー・ブーツ・アンド・パンティーズ~トリビュート・トゥ・イアン・デューリー~』収録曲。
ピアノの旋律と、リズムが凄くCOOL!!な1曲
「Kingdom Of Rain」THE THE
マット・ジョンソンのソロ・プロジェクト、ザ・ザが1989年に発表したアルバム『Mind Bomb』収録曲。
個人的にお気に入り曲です。89年の作品ですが古さを感じさせない1曲ですね!
The The - Kingdom of Rain (Official Video)
「I'm Not Your Baby」U2 & SINEAD O'CONNOR
1997年公開のヴィム・ヴェンダース監督による映画『エンド・オブ・バイオレンス 』のオリジナルサウンド・トラック『エンド・オブ・バイオレンス ― オリジナル・サウンドトラック』収録曲。U2のボノとのデュエット曲!
「Tears From The Moon」CONJURE ONE featuring SINEAD O'CONNOR
デレリウムのオリジナル・メンバー、ライス・ファルバーのソロ・プロジェクト、カンジャー・ワンの1stアルバム『 Conjure One』収録曲。
個人的お気に入り曲。
「Heroine」THE EDGE & SINEAD O'CONNOR
ポール・メイヤーズバーグ監督の1986年の映画『Captive』のオリジナル・サウンドトラックに収録。20歳のシネイドの初々しい歌声が聴ける貴重な1曲!
紹介しきれなかった他の楽曲も、クセがスゴい(笑)けど捨て曲なしの曲ばかりですので、シネイドを少しでも聴いた事のあるリスナーには絶対に聴いて欲しいコンピレーションアルバムです!
そしてコラボされた中に好きなミュージシャンがいたら、少しでも聴いてみて欲しいアルバムでもあります♪
お気に入りの曲が見つかることウケアイです!