t_wada さんを囲んだ
今日はペパボの社内勉強会に TDD の実践者として知られる @t_wada さんが来てくださって「毎日コードを書く」ということについてお話をしていただいた。内容はおよそ こちら にあるようなことで、お話いただいた後の質疑応答でも、大変参考になる知見が得られたので、感謝の気持ちを込めてメモ。
何を得ようと思って参加したか
「今度 t_wada さんを囲む会をやるよ、内容はこんな感じだよ、希望者はぜひ参加して〜」という感じのアナウンスがされていて。
僕は以前、下記に書いたように、毎日コードを書くというのを試みたことがあって、もちろん得るものもあったが、インプットの量が減ってしまったという反省点のほうが大きかった。
2016年になって、Pivotal Tracker でインプットの質と量を保てた一年だった と振り返ることができるほどにはインプットを保てるようになったが、t_wada さんはどうやってアウトプットを継続しつつ、インプットも継続していっているのか?という点に非常に興味があって参加した。
アウトプットとインプットのバランス
質疑応答タイムになって、同僚がまさに上に書いたような、インプットとのバランスどうやっているんですか?という質問をしてくれて。t_wada さんからの回答のうち、特に記憶に残ったものをメモしておく。
- 電車に乗ってるときに座れたらアウトプットして、立ってたらインプットしている
- 始発駅の近くに住むというライフハック
- だいたいインプット 8 対 アウトプット 2 という感じ
- 浅いインプットと深いインプットがあって、浅いインプットは自分の頭の中にインデックスをつくっていく感じ。深いインプットは文字どおり深く。その 2つを意識的に使い分けている
まあ同じような情報は界隈には溢れているのかもしれないけれど、t_wada さんの口から語られるそれはリアリティに溢れていて、特別で、僕は大興奮した。
先ほど電車に乗っていたときも(僕は座ってインプットしたけど)興奮が醒めやらぬまま、とても集中できた。こういう心地よい興奮を僕はとても好きだ。
技術ドキュメントの翻訳について
勉強会後のランチにて。
実は先日から Vue.js でユニバーサルなアプリケーションをつくるためのフレームワークである Nuxt.js のドキュメントの翻訳を始めていて、まさに切実な悩みを抱えていたところだったので、t_wada さんに相談した(t_wada さんは『プログラマが知るべき97のこと』や『SQL アンチパターン』の監訳者)
具体的な内容は別エントリーにして書こうと考えているが、もう本当に切実な悩みだったので、そこに真正面からスパーン!と答えていただいて、霧が晴れたというか、とにかく背中を強く押してもらえた感じがした(きっとそれが求めていたものだったんだなと後で思った)
謝辞
とにもかくにも、そんなこんなで、これは自分のために開いていただいたんじゃないかと思えるほど得るものが大きかったので、興奮が冷めないうちに書き留めました。
@t_wada さん、本日はありがとうございました!!
場をセットしていただいた @kenchan ありがとうございました!!