ブラック企業で働いていた極貧の20代の頃。節約のために始めたわけではなかったのですが、実はすごく助かる美容室のカットモデル。
陽気なブラック企業で働いてみた - innee’s diary
モデルといっても、媒体に載ったりとか スタイリストさんの宣材用とかではなく、練習用モデルです。
会社がなぜか(貧乏なのに)表参道近くにありまして、青山、表参道と言えば有名美容室サロンがしのぎを削る激戦地区。有名サロンの美容師のたまごさんたちが日夜、練習モデルさんを探してるんですよ。セミロング〜ロングの無難な髪型をしていれば、かなりな確率で声をかけられます。(注、当時20代)
練習台なんてどんな髪型にされるか分からなくて嫌だ〜と思われるかもしれません。いろんなサロンに行きましたが、困ったことは一度もありません。
サロンにもよりますが、モデルにはいろんなジャンルがあります。ドライ(髪を乾かす)、ブロー(髪をセットする)、カラーリング、パーマ、カット。カラーリングはやって欲しいって人が多そうだけど、ドライとかモデル探すの大変だろうなーと思う。髪洗って、乾かして、先輩の指導が入り「はい、もう一回洗って〜」という繰り返し。
私の場合「この美容師さんたちの練習風景が大好き」という妙なマッチングをしたので全く苦にはなりませんでした。髪の乾かし方にしても、チェックポイントを聞いて、いろんなコツが学べるし、新人さんの向上心ある姿や先輩の適切な指導という、体育会系な雰囲気も楽しい。練習モデルをやっていると、お礼にカラーしてくれたり、先輩スタイリストさんにカットしてもらえたりしていました。なので、カットのモデルはやったことがない。
最近は、カットモデルマッチングサイトやアプリがあるらしい!便利!
ミニモ(minimo)|美容院・美容室のお得情報、無料のカットモデル情報を探して予約できる国内最大級の美容師発信メディア
モデルを捜すのはみなさん苦労しているようだったので、便利になって練習時間が増えたりするのはなんか嬉しい。美容師のみなさん本当に勉強熱心なんです。モデル練習の後もミーティングとかあるんですよ。やることいっぱいなんですよ。
最後に問題点をあげるとすると、平日の営業時間後に始まるということ。その時間帯がokな人には、カットモデルおすすめです。