杉さん
その先の境明神峠付近から、県道を行きます。
更に 登り坂が続く山間部を突き進むと、明神峠(380m)に、
一気に170mも登ったことになり、辺りはやや色づき 秋仄かといった感じです。
その先で461号線に合流し 13キロほど走ると、赤々と はためく のぼり旗を発見、
よく見ると「日本一 とうがらしの郷」と書かれている。
ここは「道の駅・那須与一の郷」、だいぶ走ったので ここで休憩にします。
どうやら 大田原市(栃木県)は、唐辛子の生産量が日本一だとか、
これは町おこしの一環で住民が協力して取り組んだ成果だという。
唐辛子ようかん・唐辛子ジェラート・唐辛子せんべい、そして旨幸ラーメンなどなとバラエティー豊です。
また、聞くところによると、那須与一は 頼朝に仕えていた武将だとか、
屋島の合戦で、平家軍の舟に掲げられた扇の的を、射落としたという弓の名手だったらしい。
この地に彼の墓があり、村人たちから崇められているようです。
そして宿に到着、ここは2食付きで超安い観光ホテル、すると観光バスもやって来た。
建物は年季が入っているが 意外に綺麗になっている。
フロントの女性スタッフは 皆さん外人さん、
インドか フィリピンか タイか カンボジアか バングラデシュか?
よく わからんが、日本語で 一生懸命説明してくれる。
応対も言葉遣いも丁寧、日本人並みだ。
何んとも、海外のホテルに来たような不思議な感覚です。
どうやら ここは俳優の高橋英樹さん親子が宣伝ているBBHグループのホテルらしい。
元は おおるりグループのホテルだったが、経営不振によりBBHが買収したとか、
まずは大浴場へ、
無色透明で滑らかな塩原の湯、効能は関節の痛み、腰痛、神経痛、お年寄りに適した温泉です。
窓の外は塩原温泉の夜景、日本最大級といわれる「湯っ歩の里」が見えます。
夕食は 300名ほど収容できそうなレストラン会場、驚くことに 外国人もおり ほぼ満席、ここは大盛況です。
この宿は低料金が売り、だが しゃぶしゃぶや 握り寿司、カニ、また地酒も呑み放題と 伊○○グループと張り合っているようだ。
当然 高級料理ではないが けっこう美味しい、この料金にしては十分満足できるものでした。
さて明日はメーンイベントの「日塩もみじライン」を走り、鬼怒川温泉を目指します。
つづく
コメント(全6件)
紅葉の夫婦旅、素敵です。
日光は紅葉真っ盛りでしょうか?
楽しみですね♪
以前奥のカブ道ツーリングした時に、大田原(旧羽黒町)に芭蕉の奥の細道の足跡が多くて、あのあたりをいろいろと走りましたが、私も道の駅那須与一の郷に立ち寄って、隣りにある那須神社にもお詣りしました。
そのツーリングの前に那須について事前リサーチしたのですが、那須与一の平家物語屋島の扇射ちの話と、三里塚御料牧場が成田空港ができるときに那須に移転した話が妙に心に引っかかっていたので、いろいろと調べました。
千葉北総が野馬の一大産地で、それが明治になり大久保利通の命令で御料牧場設置につながったのは知ってましたが、大田原一帯の那須平野も実は野馬の一大産地で「那須駒」といわれる良い馬が多いところで、昭和40年代まで馬市が立っていたそうです。そのためか那須平野には馬にまつわる地名も多いです。
那須与一が馬名手で屋島の戦いで見事舟上の扇を射たという「那須与一と馬」との関係、そして、「御料牧場の移転先」が那須平野であったこと、この二つが昔からの那須の馬の歴史繋がりであったことを再確認しました。(^^)
樹上完熟リンゴ、きっと美味しいでしょうね。密がタップリそうです。果物が美味しいとなりますと、奥久慈は気温の寒暖差が大きいのかな?、と想像します。
唐辛子ようかん・ジェラートは一見して相反する様な組合せに思いましたが、ジェラードとは案外に合うかも。旅先だと不思議と変化球にも挑戦したくなりますし。
(旅の恥はかき捨て???)これは、、、胃が3つぐらい必要です。(^^♪
今回のご夫妻の旅は、(前回旅と違い)天候が良かったのと紅葉もようやくでしたから、私もホッとしたような、うれしいような気持ちを頂きました。『俺の妻になんてことするんだ』は、杉さんの漢気ですね。(^^♪
紅葉と言えば、先日、ギャラリーで拝見した朝霧高原(妙義方面?)の紅葉写真が素晴らしかったです。スーフォアの後ろ姿とベストマッチです。