「夜景&塩原温泉/色づく北関東めぐり 3」 | ウェビックコミュニティ
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夜景&塩原温泉/色づく北関東めぐり 3

走行距離
262km

今年も11月半ばに入り、そろそろ山は路面凍結の季節になるかも、

と いうことで、その前に北関東へ秋景色と温泉を求めて 出かけて来ました。

 

これまで 茨城県は那珂湊のおさかな市場で、極上の握り寿司を賞味、

その後、日立のホテルで一泊しました。

 

翌日は峠越えし茨城の誇る名瀑・袋田の滝へ、間近に見られその迫力に 圧倒されるほどでした。

これからは栃木県の塩原温泉へ向かいます。

<写真=栃木県大田原市 道の駅・那須与一の郷 にて>

2日目の続き 那須与一&アルファロメオ

 

袋田の滝から市街地を抜けると、リンゴ園が多く見られます。

この地は「奥久慈リンゴ」の産地、どうやら 完熟してから収穫する「樹上完熟」だという。

 

みずみずしく 旨みたっぷりだとか、これは生産量日本一(66万トン)の「青森リンゴ」と 食べ比べ してみたいものです。

量では勝てないが、完熟の旨みで 勝負に挑みます。

その先の境明神峠付近から、県道を行きます。

更に 登り坂が続く山間部を突き進むと、明神峠(380m)に、

一気に170mも登ったことになり、辺りはやや色づき 秋仄かといった感じです。

 

その先で461号線に合流し 13キロほど走ると、赤々と はためく のぼり旗を発見、

よく見ると「日本一 とうがらしの郷」と書かれている。

ここは「道の駅・那須与一の郷」、だいぶ走ったので ここで休憩にします。

 

どうやら 大田原市(栃木県)は、唐辛子の生産量が日本一だとか、

これは町おこしの一環で住民が協力して取り組んだ成果だという。

唐辛子ようかん・唐辛子ジェラート・唐辛子せんべい、そして旨幸ラーメンなどなとバラエティー豊です。

 

また、聞くところによると、那須与一は 頼朝に仕えていた武将だとか、

屋島の合戦で、平家軍の舟に掲げられた扇の的を、射落としたという弓の名手だったらしい。

この地に彼の墓があり、村人たちから崇められているようです。

駐車場に クラシカルな車が停まっている。

これはイタリアが誇る歴史に残る名車・アルファロメオ、1960年代かな?

昔も今も 逆三角形の特徴的なグリルが印象的です。

 

アルファロメオの伝説・・・

どうやら 故障しやすいようだが、その美しさと高性能なエンジンに 魅了されるユーザーが多いとか、

 

故障はアルファロメオの伝説、故障を楽しむ恋人的な魅力だという。

完璧を求める日本人と違い、イタリア人は度量が大きく寛大だ。

その先は会津東街道、前方には茶臼岳などが連なる那須連山が見えて来ました。

そんな雄大な景色を眺めながら走ると、「道の駅・湯の香 しおばら」がある。

 

妻は ここで果物を買うというので 立ち寄ります。

それに 近くの牧場から仕入れているという牛乳もお買い上げです。

 

敷地内には 大根をたくさん干している

ここは「塩原高原大根」の産地、この地は火山灰の土壌で柔らかく 大根の栽培に適しているという。

 

また、高原なので寒暖差が大きいため、大根が糖分を蓄え 甘みが増すらしい。

間もなく冬、熱燗に おでん(大根)が一番かも、

道の駅から走るは 湯の香ライン・400号線、

箒川(ほうきがわ)に沿って蛇行する観光道路、街路樹は色づき 秋らしい雰囲気です。

 

一部 旧道が残されているので走ってみると、曲がりくねった道だが 間近に紅葉が見られ まさに秋の風情です。

ここは「森林の駅・みじ谷大吊橋」、塩原で人気の観光スポットです。

 

だが 今日は平日、広い駐車場が設けられているが 2割程度の入り、ちょっと寂しい感じ、

これじゃ 商売にならないかも、この辺りの観光地は どこも経営が厳しそうだ。

売店では 栃木の特産品や土産物が、多数取り揃えられています。

特に 地酒・スープやきそば釜彦・大吊橋ようかん などが人気らしい。

 

そして栃木といえば「かんぴょう」が有名、

子供の頃は母が料理していたが、今は回転寿司屋で「かんぴょう巻」を食べるくらいです。

美味しいのに、あまり料理法がないのかも、

それでは料金を払い 大吊橋を渡ってみます。

全長 320mの立派なもの、ゆらゆらせず スリル感は全くなし、

だが ちょうど日没前で夕陽に山々が染まり、美しい水辺の風景が見られました。

 

では、今日の宿へ向かいます。

塩原の温泉街を行くも、観光客らしき人は ほとんど歩いていない。

道路脇には廃墟が目立つ、どうやら高級か激安かで、中間層はダメなのかな?

そして宿に到着、ここは2食付きで超安い観光ホテル、すると観光バスもやって来た。

建物は年季が入っているが 意外に綺麗になっている。

 

フロントの女性スタッフは 皆さん外人さん、

インドか フィリピンか タイか カンボジアか バングラデシュか?

よく わからんが、日本語で 一生懸命説明してくれる。

 

応対も言葉遣いも丁寧、日本人並みだ。

何んとも、海外のホテルに来たような不思議な感覚です。

 

どうやら ここは俳優の高橋英樹さん親子が宣伝ているBBHグループのホテルらしい。

元は おおるりグループのホテルだったが、経営不振によりBBHが買収したとか、

 

まずは大浴場へ、

無色透明で滑らかな塩原の湯、効能は関節の痛み、腰痛、神経痛、お年寄りに適した温泉です。

窓の外は塩原温泉の夜景、日本最大級といわれる「湯っ歩の里」が見えます。

 

夕食は 300名ほど収容できそうなレストラン会場、驚くことに 外国人もおり ほぼ満席、ここは大盛況です。

この宿は低料金が売り、だが しゃぶしゃぶや 握り寿司、カニ、また地酒も呑み放題と 伊○○グループと張り合っているようだ。

当然 高級料理ではないが けっこう美味しい、この料金にしては十分満足できるものでした。

 

さて明日はメーンイベントの「日塩もみじライン」を走り、鬼怒川温泉を目指します。

つづく

コメント(全6件)

カタナ400さん
こんばんは。
紅葉の夫婦旅、素敵です。
日光は紅葉真っ盛りでしょうか?
楽しみですね♪
  • (1)
  • 返信
杉さん
カタナ400さん おはようございます
今回は妻の何もしないでゆっくりしたいという要望で紅葉と温泉地を巡って来ました。
茨城も紅葉のスポットがたくさんあるらしいですが千葉と同じくそろそろ見ごろを迎える時期になってきたようです。
おっしゃる通り日光は標高が高いので最盛期かもしれませんね、日塩もみじラインを楽しみにしています♪
  • (1)
  • 返信
袋田の滝から那須平野を経由して塩原温泉といったんですね。(^^)

以前奥のカブ道ツーリングした時に、大田原(旧羽黒町)に芭蕉の奥の細道の足跡が多くて、あのあたりをいろいろと走りましたが、私も道の駅那須与一の郷に立ち寄って、隣りにある那須神社にもお詣りしました。

そのツーリングの前に那須について事前リサーチしたのですが、那須与一の平家物語屋島の扇射ちの話と、三里塚御料牧場が成田空港ができるときに那須に移転した話が妙に心に引っかかっていたので、いろいろと調べました。

千葉北総が野馬の一大産地で、それが明治になり大久保利通の命令で御料牧場設置につながったのは知ってましたが、大田原一帯の那須平野も実は野馬の一大産地で「那須駒」といわれる良い馬が多いところで、昭和40年代まで馬市が立っていたそうです。そのためか那須平野には馬にまつわる地名も多いです。

那須与一が馬名手で屋島の戦いで見事舟上の扇を射たという「那須与一と馬」との関係、そして、「御料牧場の移転先」が那須平野であったこと、この二つが昔からの那須の馬の歴史繋がりであったことを再確認しました。(^^) 1732302833428M.jpg
  • (2)
  • 返信
杉さん
チバアヒルさん おはようございます
写真付きでのコメントありがとうございます、大自然の中で育つ馬は生き生きとして全て名馬なんでしょうね。
馬の生産地というと北海道の十勝とかを思い浮かべますが、那須と千葉に関係があったとは知りませんでした。
三里塚御料牧場は今どうなっているのか気になるところ、ここは桜の名所でもあると聞いているので春になったら花見を兼ね行ってみたくなりました。
  • (0)
  • 返信
ばーやんさん
おはようございます。
樹上完熟リンゴ、きっと美味しいでしょうね。密がタップリそうです。果物が美味しいとなりますと、奥久慈は気温の寒暖差が大きいのかな?、と想像します。
唐辛子ようかん・ジェラートは一見して相反する様な組合せに思いましたが、ジェラードとは案外に合うかも。旅先だと不思議と変化球にも挑戦したくなりますし。
(旅の恥はかき捨て???)これは、、、胃が3つぐらい必要です。(^^♪

今回のご夫妻の旅は、(前回旅と違い)天候が良かったのと紅葉もようやくでしたから、私もホッとしたような、うれしいような気持ちを頂きました。『俺の妻になんてことするんだ』は、杉さんの漢気ですね。(^^♪
紅葉と言えば、先日、ギャラリーで拝見した朝霧高原(妙義方面?)の紅葉写真が素晴らしかったです。スーフォアの後ろ姿とベストマッチです。
  • (1)
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杉さん
ばーやんさん どうも
自分もそう思います、奥久慈の樹上完熟とは農家の方々の熱意が感じられますね、これはいつか食してみたいフルーツの一つです。
唐辛子はちょっと苦手ですが本場のは辛みがマイルドかも知れませんね、ジェラートは気になります。
おっしゃる通り今回はいい天気でリベンジ出来て嬉しいです。袋田の滝では遠い昔が思い出され懐かしさに浸れました。
一方的に誘って一緒になった一人の女性、それなのに専業主婦として自分を支えてくれて感謝しています。念願の紅葉も見せてあげられ良かったです。
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