HONDA ダックス125「台風襲来!佐渡ツーリング その5」 | ウェビックコミュニティ
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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
480件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
74人

台風襲来!佐渡ツーリング その5

車種名
HONDA ダックス125
Myバイク
デコピン
走行距離
71km

前回の日記のラストから続くお話しです。

しばらく誰も入ってきていない雰囲気の廃道をデコピンでズルズルと走って来ましたら。

んん?なにか建物がみえてきましたよ。

近づいてみるとなんとも趣のあるお寺のようです。なんでこんな山中に。人知れずあるのか。

そうか、きっとこれは俺の敵対勢力、佐渡ムジナのワナで、幻覚とかで化かされているのかも。

おそるおそる探索。

入り口には立派な獅子と獏の彫り物が四方に睨みを効かせています。

正面入り口は不思議なことに施錠されてません。そっと戸を開けてみたら、薄暗い空間はホコリっぽいすえた匂いがしてます。で、床は朽ちてボロボロ。見事に廃墟化してました。

旅を終えてから調べてみましたが、光明仏寺という歴史あるお寺のようです。

しかし今は全く管理されておらず、俺みたいな変わり者が訪れるだけ。それも年に一人二人くらい。

偶然発見した隠れた史跡ですが、佐渡の歴史をかい間見た気がして、ちょっとした感動がありました。

廃寺からすぐ。

なにか古い石段が見えましたので、なにがあるのか行ってみます。

急な石段を登った先は、豊かな水を湛えた広い池がありました。

滑らかな水面には雲が映し出され、水鳥の鳴き声が遠くから響いています。

ふと、足もとの水面が突如揺らいだので、なにかと覗き込みましたらでかい鯉(80センチくらい)が悠然と泳いでいました。

 

林道を海に向かって下っていく途中、林のなかにポツンと面白いものが佇んでおりました。

ブロックとレンガを積んで造ったこれは。。。パンを焼く窯のようです。周囲を見ても民家などありませんが。。誰が?なんでこんな山の中に?と考えました。

・・・ああ、そうか。

麓の集落の誰かが、パンを作りたいと思った、けど焼き窯を木造家屋ひしめく集落内に造ってしまうと、窯から飛ぶ火の粉で大炎上の可能性。やむなく集落から離れた林道脇にこしらえちゃったと。そんな推理です。

佐渡の最北端へとやって来ました。

ここからの眺めは最高!!佐渡らしい光景が、視界いっぱいに広がっています。

お茶を飲みながら眺める景色、雄大だなあ。

 

北端部のクライマックスは、なんと言っても大野亀と呼ばれる巨岩。とてつもない大きさの一枚岩なんだそう。その前でちょこんと佇むデコピンとの対比。

弾崎灯台を境に、道は両津湾に面した内海へと変わります。

こっちは東に向いた海岸なので、夕方4時頃から日は陰り薄暗くなってきます。

でも、ここから町までの道程が、やたら長い。ざっくり1時間くらい走らないと。

周りが真っ暗になる前に帰りたいので、デコピンを急がせます。

祭りのイベントで道路封鎖され、賑わう両津市街地。

その横をすり抜けて静かな加茂湖湖畔へとやって来ました。

静かに暮れゆく夕陽を見ながら小休止。

遠く加茂湖の対岸方向を見てましたら。

なんとトキの大群(20羽以上)が一団となってふわふわと舞っていました。こんな大きな群れは初めて見た。トキもかなり増えましたね。

 

夕方5時半に宿の前まで走って来ました。

今朝挨拶してきた人面岩は夕焼けのシルエットとなり、ますます雰囲気が出ています。

「よう。今日は存分に走れたみたいだな」

「すっげ面白かったよ」などと心の中でモアイ君と会話します。

で宿に入り、スマホをチェック。

佐渡汽船からのメールが来ていました。

明日の夕方の便に乗船予約していたんですが、その便は台風影響で欠航となる決定があったとのこと。ガッビーーーン!!!なんてこったい。

で、午前発の便は動かすそうなので、予約変更を受け付けるとのこと。

即刻ターミナルに電話入れて、午前発のフェリーに変更を申し込みました。

明日は天気もよく、最期の一日走れると見積もっていたのに。。。全部パーとなったオチがつきました。これぞ台風の呪い。

とは言え、まずまず充実した日程を過ごせたのでヨシとします。

→次回最終話へ。

 

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コメント(全18件)

シェフさん
佐渡の大陸側は道が細いし、クネクネで時間掛かりますが景色が良い!真夏でも人少ないしね
  • (1)
  • 返信
きたきつねさん
コンばんわ。佐渡は外周をぐるりとめぐる「佐渡一周線」があり、観光客から人気があるルートです。その多くの区間は整備が進んで2車線化しましたが、まだすれ違いも大変な狭路がところどころ残っているのでそこがネックとなります。
そんな場所は追い越しもできないので急がず、周りの景色を楽しみながらのんびり走るのがいいですね。
  • (0)
  • 返信
二つ亀島はその昔ツーリングで行ったときにキャンプしたので懐かしい(*^^*)

時期の問題かもしれませんが、家族で8月の佐渡に行ったときは、これでもかというほどどの宿でも冷凍柿とサザエのつぼ焼きとアワビの刺身を食わされました。💦
  • (1)
  • 返信
きたきつねさん
チバアヒルさんが昔、と呼ぶ時代からみると今は二ツ亀の周囲はかなり整備されたと思います。
で、大野亀はてっぺんまで登ったことがありますが、二ツ亀は駐車場からかなり歩くことになるうえ、潮の満ち干で陸と地続きになる時間が限定されているのでまだ上陸したことがなかったです。二ツ亀探検は今後の課題ですね。
佐渡の民宿は夏だったらサザエ、アワビといった貝類が旬ですね。磯の風味がたまらないです。
冬だと牡蠣があるんですが、観光の人がめっきり減るためあまり話題にならないようです。そのほか変わったところでムール貝なんかもよく食べる土地柄。牡蠣の養殖いかだについたものを売ってます。これは味に少々クセがあるから好き嫌いが分かれるところです。
  • (1)
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ブリ太郎さん
きたきつねさん オハヨウゴザイマス
ちょっと外れたところが穴場スポット
廃寺とか廃道とか、私のハートをキュンキュン責めます
マジで行きたくなるなぁ、佐渡島
  • (1)
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きたきつねさん
佐渡は穴場だらけですよ。昔4年間も住んでいたのに、今回初めて発見した廃寺があったりと常に新鮮に感じます。
ブリさんも一度走るととりこになるかも。
古寺はだいぶやられていて何か動物が住み着いているようでしたが、構造体はかなりしっかりしていたので床板などをきれいに修復すればまだまだ暮らせそうな感じに見えます。というか俺が半年くらい修復しながら住み込んでみたいくらい。周りは森ばかりで静かだし、今住んでいる6畳間のアパートより全然広くて寛げそう。電気が来ていないことだけがネックです。
  • (1)
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おはようございます。

動物的に勘と鼻の効くきたきつねさん。今度は、秘境奥深くの廃寺を発見されましたか(*^▽^*)
「むか〜し昔の事じゃった。馬に乗った旅人が、深〜い山で道に迷い、途方に暮れていると、ぽんぽこ狸の和尚さんが住んでいる、古びれたお寺に辿り着いたそうな…」
まるで、そんなお話のようですね(*´∀`*)
歴史あるお寺のようですが、山の中で朽ち果てていくのは余りに勿体無い(T . T) 手遅れにならないうちにキチンと修繕して、観光地化すればいいのに…と思います。
残されている近隣の石碑や池(鯉)も、きっと、お寺に関係するものだったのでしょうね。

山奥に不自然に存在する釜… 私なら「火葬場」と勘違いしてスタコラ逃げ帰ってくる事でしょう( ̄▽ ̄;)
周囲に平場が有るように見えますが、その昔は、小さな家屋が有ったのかもしれませんね。

北海道に似た荒々しい自然美。佐渡にもこんな風景が有るなんて。夕陽に黄昏るモアイ君。なかなかの美男子(?)だったんですね╰(*´︶`*)╯♡

台風一過と思いきや、フェリーが欠航だなんて、思わぬ緊急事態!?最終日の予定がオシャカになってしまったのは残念ですが、何とか帰りの足を確保出来たのは不幸中の幸いでしたね(^◇^;)

晩御飯のメインディッシュは、サンマかと思いきや?よく見ると見たことのない魚?サヨリでしょうか??


追伸  ここ数日、webi日記がメチャクチャに表示されています。何度も確認してから送信しているのに、実際の表示は誤字脱字誤変換の嵐で、段落も滅茶苦茶orz
私だけ(スマホだから?)なのでしょうかね??
  • (1)
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きたきつねさん
廃寺、まさに日本昔話の世界です。しかも寺に向かう廃道では前方をころころ太った狸が横切って行ったので、そこから佐渡ムジナ説が出てきました。
ただ、「鬼滅の刃」ではそういう廃寺の闇に住み着く悪鬼がいたりして、あまり雰囲気がいい感じではないですね。
このまま誰からも忘れ去られてしまうには忍び難い気持ちもあり、日記で紹介させていただきました。そして境内にあったおそらく誰も回収には来ないであろう賽銭箱に小銭をチャリンと入れてきました。
謎の窯:もちろん周囲に家があったのだろうと探してみたんですが、まったく跡片ありませんでした。藪の中にひっそりとあったんです。これまたおとぎ話の世界のよう。
今回の佐渡ツーは、往路も帰路も台風の影響でフェリー便が乱れました。これも離島旅の宿命でしょう。そのため佐渡の滞在時間が大幅に縮減されてしまい自宅に戻った後も落ち着かず、昼から口直しに近間の山へとトレッキングに行ってきました。
webi日記の乱れ:俺の日記は最初から乱れた内容なのであまり気にしてませんでしたが、たまに変換がおかしくなっているのに気づきます。きっとあれです、太陽フレア大爆発での磁気嵐とかなんとか(笑)
  • (1)
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きたきつねさん、おはようございます。

朽ちたお寺、苔むした彫り物が時間の経過を静かに物語りますね。
そしてその奥に面ツルの静かな池。神秘的です。
さらに林道わきの雑草に囲まれた石窯・・・
ガイドブックに載ることが無い佐渡の不思議スポットの数々。
ツーリングマップルを見て走ったら見ることが出来ないものばかり。

その後海岸線に出れば巨石と海のコラボ。
おいしそうな海鮮の食事。
金山のイメージしかなかった島ですが、いろいろな歴史や人々の生活が詰まった魅力ある島ですね。
  • (1)
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きたきつねさん
朽ちたお寺、歴史の長さというか威厳のようなものもあって、とても神妙な気持になりました。昔佐渡で暮らしていたときはこんなものがあるなんて知らなかったです。それから何十年も経てここを発見した時はとてもびっくりしました。昔もすぐ近くまでは来ていたはずなんですよ。
そして佐渡に暮らしていた時の遠い記憶をたぐってみたら、地元の方が山奥の神社でお祭りだか行事をやっていたみたいな話をしていたような。。うろ覚えでしたが。
そういう発見がつぎつぎに出てくるミステリーアイランドなのです。
  • (0)
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佐渡島でまったりしてみたいですが、急なフェリー⛴️の欠航にはビビりますね..ww💦🥺

変更出来ないと出航可能になるまで島で待機でしょうか🤔

パンを焼く窯がなんともシュ〜ルな。🤭 パン焼き器の購入ではなく、窯焼き希望だったのですね〜🍞

ふと気が付きましたが、主な食べ物に牡蠣🦪やアワビ、サザエ、実は私は食べられません。😣💧 たんまり出てきたらどうするかな〜💦😳

佐渡島まで行って、ファミレスに。(笑)
  • (1)
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きたきつねさん
佐渡汽船航路は新潟航路と直江津港路とがありますが、直江津港路はカーフェリーが比較的小型のタイプなので風に弱く、揺れやすい弱点があります。調べましたら現在の船体は穏やかな瀬戸内海むけに製造されたもののようで、荒々しい日本海を往復するのに少々向いていない特性があるようです。
かたや主要航路である新潟航路は函館ー青森フェリーと同等のサイズの大型船、安定性がよく冬の日本海でも問題なく走れる性能があります。いざとなればそちらのルートに変更するという手もあるんですが。。。新潟に入港してから上越に帰り着くまでが遠い(120キロくらい)。フェリー乗船時間と同じくらいの時間を走り続けないといけませんので、直江津港路は俺の重要なルートといえます。
ぽつんと立っているパン窯。昔の外国の童話(タイトルを忘れちゃいましたが)で、女の子が野原を歩いていたらパン焼き窯がぽつんと立っているのに出くわすお話を思い出しました。あまりに不思議な光景です。珍百景なのでは。
ありゃ、貝類はダメなんですか。佐渡は本場でおいしいのが沢山あるのですが、それはお勧めできませんね。
  • (1)
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yosuedさん
おはようございます^_^

今回も楽しく読ませていただきました^_^
佐渡ヶ島ってワンダーランドですね〜。ま、そこに行き着く実力が無いと体験出来ないワンダーランドですけど
廃寺ありパン窯あり、湖ありの巨岩あり。今回も情報量多いー

佐渡むじな、ってのがいるんですね^_^ そしてきたきつねさんと覇権を争ってるという構図。あたまに佐渡が着くと強そうです
最後にトキの群れまでとは、さすが動植物のエキスパート^_^

フェリー欠航。残念。
こんなに天気いいのに
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きたきつねさん
いつもご愛読いただきありがとうです。
どうも遅筆なうえ、日記掲載が半月も遅れるとかうまく書き進められない俺です。佐渡の旅の後、突発的な仕事が連続したものでなかなか手につかない時期があったりと。
佐渡ムジナ:これは佐渡の伝説にありのですが、全国的に名を馳せた団三郎狸という化け狸がいたということで、こいつが佐渡のキツネたちを追い出してしまったという伝承。これはまさに敵対勢力といえます。しかし俺は佐渡ムジナごときに化かされたりはしません。ただ単に方向音痴で道を迷うことは多々ありますが。
カーフェリーは直江津港路には小型のフェリーしかありませんので、ちょっとした風で欠航になるリスクがあります。そのため運行情報には随時確認を入れるようにしていました。
  • (0)
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GFさん
この荒れ寺は、陰の軍団か必殺仕事人の隠れ家に違いない!
  • (1)
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きたきつねさん
廃寺:はいー。俺もここを覗き込んだ時、仕事人がミーティングする古寺を思い出しました。同じ世代でしょうか。
誰も来ないので隠れ住むこともできそうですが。。。少々不気味なところでした。
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