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まだまだ乗ります KTM DUKE 200さん
2024/10/25 13:28
防護性なんですが、どのメーカーのもよくわかりませんけど、これは特に薄い。けれど「欧州安全基準CE-Cat.2-EN 1621.1をパス」
とありますので、水準的にはトップクラスの安全性なのだと思います。防護性★5はあくまでCEレベルに沿ったものです
CE-Cat.2-EN 1621.1は5kgの鉄を16km/h(4.472m/s)未満の速度で衝突させた時の、プロテクターの内側に伝わる力「衝撃伝達」を9回測定し、
プロテクターの下まで伝わる「衝撃力」キロニュートン(kN)が20kN以下であればLevel2です。ちなみに、35kN以下であればLevel1
数値が小さいほど衝撃伝達 kN:数値が小さいほど衝撃吸収力が高く、安全性が高いことを示すそうです
20kNとは、1N≒100gで20KNは20000N、20000Nは2000000g、2000000gは2t、2トンです。
ということで、身体に伝わる「瞬間の」力が「2t未満になる」ということですかね。2トン?と聞いて驚きますが、「瞬間の力」ですので、
頭部に受ける衝撃で「人間の致死域は約20kN以上」とされているそうですから、肩や肘ならもっと効果的かもです
背面プロテクターだと瞬間の衝撃力が9 kN (9トン) 未満とかがCE規格になってますから、この辺りの数字はトンなんですね
厚さは突起の部分で約6mmのペラペラらな感じのものですが、とある研究だと、衝撃吸収材は15mmあればエバフォームのような安価なものでも、6mm程度の新素材でも
衝撃吸収力は変らないそうですが、問題は「着け心地」。薄くて柔軟性がある方が、それゃ嬉しいですよね
薄ければ特に軽くなりますし、ウエアに仕込んでもシルエットは崩さないし、柔軟性があれば動きやすいですからね
これは、主にダイネーゼのジーンズ型ライダーウエアに使用される想定の様です
このプロテクターのタグの裏に書いてある 「E/K TYPE A」ですが。だいたいこんな意味です
クラス EN規格 特徴
クラスAAA EN 17092-2:2020 最高レベルのリスクに対処。反面重くなりがちで快適性は損なわれる
クラスAA EN 17092-3:2020 2番目に高い保護レベルで幅広いリスクに対応。快適性と保護性能を両立
クラスA EN 17092-4:2020 快適性を重視し日常的なリスクに対応。パンツはヒッププロテクター非装備
クラスB EN 17092-5:2020 摩耗に対する保護レベルはクラスAと同等だがプロテクターは非装備
クラスC EN 17092-6:2020 部分的な衝撃保護機能を備えたアンダースーツ等で摩耗に対する保護性能はなし
ダイネーゼやパワーエイジでもどのメーカーの新素材でも、こんな薄っぺらいので大丈夫か?
CE規格を通っているとは思えない、とのコメントを散見しますが、怪しい中国メーカーのでもない限り
きちんと通っていると思います。まあ、事故り方によったらCEプロテクターでもダメな当たり方も
あるんだと思います。それが嫌なら、やっぱり、15mm とか20mmの分厚い、ちゃんとした
プロテクターをするしかないのかもですよ
サイズがわからなかったので画像に載せておきます。タテ約20mm、ヨコ約13mm
ちなみに、ヘキサゴン(六角形)構造のツブが出ている方が表(身体に密着する方)、フラットな方が裏(外側)です
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