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yasuoさん
2024/06/09 12:46
最終型CB400SFに装着しました。
アラフィフの私の青春時代から、セパハンといえば(海外のトマゼリとかは高かった)国産モノはハリケーンが圧倒的シェアだったと思います。そして令和の時代でも、ほぼ変わらぬスタイルでハリケーンはその地位を守っています。
という思いもありつつ、Φ41で、ちょっとアップしていて、垂れ角が調整できて、強度や安定性に優れているのは・・・という目的で探してみたところ、結局コレ一択です。
レース用や盆栽系ではアルミ製で調整機能の無い、シンプルでレーシーなアルミ溶接ハンドルが良いでしょう。
だってハリケーンのセパハンって結構重いのです。
しかし、シンプルかつ完成された機能設計。やっぱり買って正解でした。
パイプハンドル車(今回ではCB400SF)のセパハン化においては、各種ホースやケーブルの取り回しをじっくり考慮していく必要がありますし、重要な足回りを触りますので整備に慣れた人が携わるようにしましょう。
手順はこんな感じでした。まず前後メンテナンススタンドを用います(フロントはJ-TRIPなどのステム穴で上げるものが良いです
)
1.ノーマル左グリップを抜く、クラッチワイヤーを外す、レバーホルダーを外す、左スイッチを外す
2.右側:ミラーを外す、スイッチボックス兼スロットルホルダーを緩める、マスターシリンダホルダを外す
3.ハンドルクランプを緩める、ハンドルクランプ裏のナットを緩める、→クランプを外してハンドルを左に抜きつつスロットルホルダをハンドルから抜く
4.トップブリッジを取り外す、外したトップブリッジからハンドルクランプを取り外す
5.セパハンに4のスロットルassyを差し込みつつ、取り回しを検討しながらハンドルをフォークに差し込む
6.左右ともスイッチボックス取付時に、ハンドル側にマスキングテープ等を貼って【スイッチの凸】のケガキをする。あとで穴あけ
7.右側をある程度完成させる(マスターシリンダを早く固定したい)(スロットルケーブルとマスターの位置関係をしっかり検討)
8.左側ハンドルをフォークに差し込み、トップブリッジを戻す。ライトステー、メーターステーも元の位置に。
9.トップブリッジセンターナットを規定トルク(データ無かったため100N-m)クランプボルトを締める
10.左側スイッチボックス、レバーホルダーの位置調整、いったん外して凸位置を定めてポンチ→5.5mmで穴明け
11.左ハンドルにG17接着剤を薄く塗り、脱脂したグリップを一気に定位置まで差し込む(僅かにパーツクリーナをシュッとかけた瞬間に一気に差し込む感じ
12.各部調整。ここが一番時間をかけて慎重に。絞り、垂れ、レバー、ケーブル、ホースなど左右ロックまで切っても緩衝、挟み、渋さ、無理な引っ張りの無いように何度も調整。角度はメジャーを使いました。
13.左グリップは接着しましたが念のためワイヤリング。またバーエンドはプロト性のインナーウェイトに交換、あわせてミラーはZ2タイプに交換しました。
CB400SF(ABS付き)の参考ですが、ブレーキホースが余るためライト裏のホースクランプを外してフリーにして、マスター側のバンジョーボルトからホースの出る角度を変更してスロットルケーブルとの干渉を避けました。
というややこしい手順の文章の意味が分かる方であれば、ぜひトライしてみてください。
好き嫌いもありますが、セパハン化したネイキッド車って結構アリかもしれません。
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