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甘党さん
2024/03/07 19:31
ドナー、スペアエンジンとして中華製横型エンジンを購入しました。
【中華製エンジン】
4ミニ横型エンジン界隈では、エンジン積み替えなど使用例も多く、純正より安く入手できる為人気も高いです。
【中華製エンジンを「安かろう悪かろう」製品?】
たしかに、未だにそんなメーカーも(かなりの数)存在していることは否定しきれませんが、ちゃんとした工場もあることは間違いない事実です。
今買えるスーパーカブに限らず国産バイクって、完全な中華や海外製ですからね。 調べたところによると、中国ホンダは組み立てるだけの工場、各パーツは傘下の(中国国内の)下請け工場で作っているわけで‥まぁ、中華製って事出よすよね(笑)
実は1990年代以降から国産カブもそんな中華製パーツが使われ始めたという話。 自分の乗っているカブも日本で組み立てられているだけで、中国製のパーツが使われている訳で(笑)
→中華製=品質が良くないって先入観は持たなくても◎かと。
ある程度、メーカー毎に評価があるようなので、購入前に調べてみます。
【カブ系中華エンジンのメーカーと評判】
※あくまでも個人差。
◎ロンシン‥
精度も比較的高く、使用例も多め。
排気量の割にに吹けが悪く、パワー感も少なめ。
打開策としてハイカムを入れようとしても入らなく、バルブを旋盤で加工、 擦り合わせが必要になってくる。 軽くパワーアップするのにもハードルが非常に高め。
◎ゾンシェン‥
高回転エンジン系? 付属品はついてない。
ただしオールインワンセットというものもあるらしい。 シフトペダル、キックペダルは流用。
しかし干渉したりサイズが合わなかったりすることもあります。 販売元の仕様にはマグネット量が少なく、発電量が少ないために実際の夜間走行時にライトの暗さを感じる場合がありますと書かれているらしいです。※ボルトのマス締めトルクチェックは必要。
◎リーファン‥
結構、中華エンジンでは有名。
数ある中華エンジンメーカーの中でも、とりわけ高評価。遠心クラッチの前踏み四速ロータリーです。 本家のカブと同じシフトパターンなので、カブに載せると全く違和感なく走ることが出来ます。
→この3社ならリーファンかな?という結論。
購入後、リーファンについて見て付けてみました。
【リーファンエンジンのメリット、デメリット】
■メリット
★付属品として・キックペダル・シフトペダル・マニホールド・CDI・レギュレーター・ウインカーリレ-.スターターリレー・イグニッションコイルと積み替えが出来るようにセットになっている◎
★乗ってみた感想としては 125ccって事で結構速くて トルクがあります。
★完全パクリエンジンなので、ホンダ純正のクラッチ側カバーが何の苦労もなく付きます(笑)純正流用が可能。→ドナーエンジンとしては◎
★ビッグトルクを活かして高めのギア比(17インチ車はリア36T、14インチ車はリア30Tがお薦め)で走れるので、慣らし運転でも十分に普通に走れる。
■デメリット
☓造りは雑‥慣らし後オイル交換したら、鉄粉が多くて(笑)
☓セットで付属の インマニは全く使えず…穴空きの可能性! 神経質な方にはオススメ出来ません。耐久性も心配(笑)
☓補償期間はありません。このエンジンは競技向けエンジンです。
☓キャブレターの取り付けが微妙にあわない。 調整必要。
☓クラッチが滑りやすい。
☓空冷なのでオイルクーラー無しの場合は、500キロから1000キロでオイル交換が良さそう。
☓出荷時に既にバルブタイミングがズレてる事も(笑)→アイドリングが乱れ気味、吹けが変でしたので開けたら‥バルブタイミングがズレてました(笑)即直しましたけど。
結論から言うと、リーファンに限らず中華製横型エンジンは、ユーザーさんご自身の捉え方や使い方でオススメを出来る?出来ない?になると思います。
◎オススメする→スペアや部品取りとして所有を考える場合(自分である程度、分解や整備ができる人)はコスパが良くて有りだと思います。
✗オススメしない→メインのエンジンとして載せ替えをして走る。耐久性、少からず精度に問題がある。トラブル解決が大変。ボアアップキットの方が良いかと。
欠点も理解して、それを踏まえて購入はしてください。
精度が心許ないですけど125ccも有るエンジンのパワーは乗っててなかなか面白いですしね(笑)
加工技術も日本製より若干劣ると考えればメンテナンスフリーではないことは解ると思います。
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