『増田』の意味とは【ネット用語】
最近、ネットを見ていると「増田」という言葉をよく目にします。
僕は「増田」というハイパーバズった記事を書いた人物がいるかと、
思ってたんですけど、どうやら調べてみたら人物ではないようです。
「増田」という言葉はネット用語です。
人の苗字が「ネット用語」になるとは。。確かに語呂はいい気がするけど。
ネット用語って言葉の意味が簡単には推測できないところが、タチが悪い。
誰かに説明してもらわない意味がわからない。
言葉の意味が分からないということは、その仲間内には入れないということだ。
意思疎通ができないから、完全に蚊帳の外。
そういった、まだ知られていない新しい言葉を共有していきたいと思います。
「増田」とはなにか
「増田」とは「はてな」が経営する運営サービスの1つ
「はてな匿名ダイアリー」およびその利用者の俗称です。
その由来は、英語読みのHatena Anonymous Diary
(はてなアノニマスダイアリー)を略した、
「アノニマスダ」「アノニ増田」がさらに省略されて、
現在では「増田」と呼ばれるようになっているようです。
私も「はてな匿名ダイアリー」の存在は知っていたのですが、
これの略称を「増田」ということは知りませんでした。
はてな匿名ダイアリーの特徴
「はてな匿名ダイアリー」の特徴は、やはり記事の匿名性でしょう。
はてなが謳い文句が「名前を隠して楽しく日記。」面白い。
匿名であるがゆえに、少し過激なことや、自分の意見を全て吐露できる。
ここでは人間の苦悩が見られる。飽く底ない探求心が見られる。
匿名だから書けること、匿名だから見えてくる人間性もある。
いわゆる、一時代前のネットの空気や風習が残っていて、
2chとものすごく距離が近い気がする。
それゆえに、炎上やバズが起こりやすいツールだと思います。
インパクトの強い記事がとても多い。衝撃的なことがバンバン書かれています。
さらに、その記事に対して、コメントとして記事を書くことが出来る。
このコメントが辛辣なものが多く、2ch的な要素の強いブログツールとなっています。
さらにこのツールのよいところとして、手軽なツールだと言えます。
それはあまり長い文章を書くことが求められていないからです。
日常で感じたささいな出来事を一言書くだけでもよいですし、長い文章で説明したいことを書くもよし。なので使い勝手がかなりよいみたいですね。
「日記」としてはかなり人気なツールになっていると思います。
なんなら、はてなブログよりも栄えているかもしれない。
この「はてな匿名ダイアリー」の面白い要素は、投稿されたすべての記事とある記事に対してコメントした記事が同じタイムライン上に表示される点。
このことから、最も話題を呼んでいる記事に対してそのコメント記事からすぐに飛んでチェックすることが出来ます。
もちろん人気エントリも別でみれますが、
どの記事がナウで言及されているのか一目でわかります。
個人的に好きな「増田」
以下、個人的に好きな(?)「増田」を載せて終わりたいと思います。
(怒りや後悔についての記事ばかり選んでしまった。)
この記事を大学受験する前に読みたかったです。
大学に通うことを当たり前に感じている人って本当に多いんですけど、
実はそうではなくて。
自分が気にしていたのは、大学のブランドばっかりだったので、
本当にダメ人間でした。なんにもわかってなかったです。
ちゃんと学費も見ないとだめですね。
一番有名な増田かもしれない。この増田はニュースにもなりました。
保育園に落ちた理不尽さを日本にぶつけた怒りの記事。
物議をかもしましたが、個人的に好き。
こういった記事が特にはてな匿名ダイアリーの特徴を表していると思います。
匿名だからこそ、自分の思いの丈を述べることができる。
それに対してリアクションがきちんとある。
anond.hatelabo.jp
はてな匿名ダイアリーだから書ける記事。
これも衝撃的な記事。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶというのは、
よく言ったもので。知らないのと知っているのでは大きな違いになるかなと思います。
はてな匿名ダイアリーだったら、自分の後悔や失敗を人に伝えるできる。
anond.hatelabo.jp
わかります。激しく同意。
僕も昔コンビニでバイトしたことありますけど、
やること多くて大変でした。山のように買い物かごに商品入れて持ってくる人いるし。
スーパーじゃないんだから。さらに、その大変さを理解していない人が多いこと。
お客さんを待たせるのが嫌でしょうがなかったな。あの時は。
以上、ネット用語『増田』とはなにかでした。