小枝で作ったカヌーには、死体を一杯に七人乗せ、
これも綱の操作でこれらに船を漕がせた。
鯨捕りは埋葬地から(死体を盗んで)出た後、
この場所を訪れる際に、いつも4回休憩した。
そして、空き地に着くと、彼はずらりと並んだ
死体の内側を4回、ぐるぐると歩いた。
ある日、兄の息子が死んだ。
子どもの亡骸は穴に葬られ、石で塞がれた。
それから4日目の夜中に、弟が家をこっそり離れた。
兄は物音で気づき、そっと彼の後を追った。
そして、彼が新しい墓石をどけて亡骸を取り出し、
石を戻すのを黙って見ていた。
こんな時間に鯨捕りの青年は、そんなような
死体を背負った姿で浜辺に沿って歩いていき、
森へ分け入っていったのである。
兄は用心深くあとに続き、
彼が休憩したとき、同じように休憩した。
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造形工房イーグルクラフトのよもやまブログ
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