年初めの山は北八ヶ岳の北横岳と縞枯山。今シーズンのスノーシューイング第1弾のつもりだったが、山小屋からの情報によれば積雪がかなり少なく、スノーシューは不要とのこと。ということで今回は、アイゼンだけを持って行ってみた。北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅の標高が2,230mで、北横岳の山頂が2,480mだからとても楽チンな山行である。
今週末は天気予報的には晴天で、実際、山麓駅に着いたところまでは良かったものの、山頂駅はすっかり雲の中。気温マイナス6度。じっとしているとジンジン冷えるので直ぐに出発したいところだが、スパッツのジッパーがヘタっていて中々締まらず皆に迷惑を掛けた。スパッツをケチって遭難リスクを上げては元も子もない。
歩き出せば今宵の宿「北横岳ヒュッテ」には僅か40分程で到着。やはり積雪量は少ないけれど、歩き難い岩ゴロゴロを覆い隠すには丁度良く、無積雪期よりも早く歩けるくらいである(でも小学生集団には随分、後れを取った)。
時間的に早過ぎるが、天気が天気なので北横岳北峰を登ったところで引き返し、ついでに七ツ池に寄ってから「北横岳ヒュッテ」へ戻る。チェックインは15時と聞いていたが早く入れて貰った。今宵の客は我々だけらしい(石川県からの登山客の予約が入っていたらしいがキャンセルになったとのこと)。
布団が敷かれた部屋にも、休憩に使わせてもらった食堂にも、既にストーブが焚かれていたがちっとも暖まらない。3時間ぐらい経ってから漸く何となく暖かくなってきたような気がした。夕食は桜鍋。かなり美味しくて、そしてやはり熱々なので、漸く身体が温まってきてホッとした。冬山は温かさがご馳走である。
布団が敷かれた部屋にも、休憩に使わせてもらった食堂にも、既にストーブが焚かれていたがちっとも暖まらない。3時間ぐらい経ってから漸く何となく暖かくなってきたような気がした。夕食は桜鍋。かなり美味しくて、そしてやはり熱々なので、漸く身体が温まってきてホッとした。冬山は温かさがご馳走である。