この頃はこの時期になると、毎度避暑を兼ねて「ペンションすずらん」詣でをすることになっている(前回はこちら)。しかし毎年毎年となると次第に登る山が無くなる。というか、別に山は同じでも違うルートから登ればそれなりに楽しめるのだが、最近は登ったことが無いルートもだいぶ少なくなってきた。
そんなこんなで、今回なんとか捻り出したのはミヨリ尾根。頼みの綱は「松浦本」だ。小金沢山のちょっと南の無名峰に繋がる尾根で、栄和交通バスの砥山林道BSからちょっと戻ったミヨリ沢橋から登ることになる(山行記録はこちら)。
その栄和交通バス。今日が雨だったことと、コロナ禍による外出自粛が重なったせいだろうが、乗客は我々3人だけ。まるで我々がバスをチャーターしたようなもの。ちょっぴりだけ豪遊気分。こんなことは流石に初めて。いつもだったら、2台ぐらい増便する筈なのだから、何だかバス運転手(というかバス会社)に申し訳無い。これだったら、ミヨリ沢橋で降ろしてもらっても全く問題なかったが、つい云い忘れた。
ミヨリ尾根は予想外にワイルドな感じで、雨でもかなり楽しめた。なのでもう小金沢山には寄らずに、牛奥ノ雁ヶ腹摺山に登っただけでそのまま「ペンションすずらん」目指してまっしぐらに下る。結局、山の中では誰にも遭わなかった。こんなにも静かな大菩薩連嶺は、そう味わえるものではない。
一方、「ペンションすずらん」はたとえ雨であっても昆虫目当ての家族連れが沢山やって来ていて相変わらずの人気ぶりである。他に僅かながら釣り師もやって来ている。車が随分と停まっていた。風呂場も山帰りではない若者達や、昆虫系家族連れがやって来ていた。
風呂から上ったら何時ものようにレストランへ。こちらはランチタイムを一寸過ぎたばかりだった割に、我々以外にもうひと組だけだった。早速ビールを注文し、いつもの角のテーブル席でまったりした。

01 英和交通バス車内。俺たちだけ!
03 今日に限らず、たいてい誰も下りないBS。
04 林道を戻る。
07 ここまで約5分。
09 雨具を着ていないと濡れる。
11 マタマビの葉はかなり色づいている。
12 林道を離れる。
14 ちょっといい感じの道に出た。
15 ずっとこのままという訳にはいかないので・・・
18 踏み跡は無い。
20 アキノキリンソウ。
22 標高1,710m付近。尾根が緩くなる。
25 立ち枯れが多いところ。
26 コケが瑞々しい。
28 Woodyさんの息遣いが激しくなる。
30 もう標高1,900mを超えた。
33 跨いだり・・・
34 潜ったり。
37 なんと歩き易いことよ!
38 大菩薩連嶺らしい景観。
40 ここを登れば・・・
41 牛奥ノ雁ヶ原摺山山頂。
43 本数が減ったかな、となおちゃん。
44 今日もここからの眺めはない。
45 下りの途中で小休止。11時59分
46 あとはペンションすずらん目指してまっしぐら。
49 ここからまた山道。
50 マルバダケブキの群生地。
51 また落葉松林。
52 ペンションすずらんに到着。12時44分
53 カッパを脱いだら風呂場へ。
55 ここに入ったらこれ。
56 副隊長オーダーはヤマウドの煮物。
57 なおちゃんオーダー、キノコのバター炒め。
58 Woodyさんオーダーのナポリタン。
59 変わらぬ風情。
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60 ヤナギランなどの花が見頃。
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