今日は休日、偶々、4人の意見がまとまって遠出をすることになった。アラサーとアラフォーとアラフィーとアラカンという、珍しい組み合わせ。出発は朝6時で普段と変らないが、仕事でないと、朝6時は全く憂鬱ではない。
朝食は摂らずに出発して、何処かで喰おうということになった。もう小生は「ワタバーガー」は体験済みだが、まだ喰ったことが無いひとや、このハンバーガーが好みになってしまったひとが偶々いたおかげで、再び「ワタバーガー」へ入ることになった。
これも偶々だが、23日は「サンクス・ギヴィング・デー」ということで、たいていの店は休むという日。日本で云えば元旦ぐらいに店がやっていない感じ。でも昨今の日本は、コンビニやファミレスなどのチェーン店は大抵開いているし、スーパーだってやっているところが増えたから、正月料理を買い溜めしなくても喰うのに困ることはなくなった。それと同じように、「ワタバーガー」も開いているのに違いない、と踏んでやってきたが、やっぱりその狙い通りだった。
ここはテキサス州の東の外れ、オレンジ郡という場所。カリフォルニア州にもオレンジ市があるが、たぶんテキサスの方を知っているものは、アメリカ人でも少ないのではないだろうか。見渡す限りまったく真っ平らで何もない。かつてオレンジの栽培をしていたのがその名の由来らしいが、今は果樹園なんて見当たらない。インターステートハイウェイNo.10(通称:アイ・テン)が通っているだけで、単に通過するか、我々のように喰い物を補給する場所という感じ。Wikipediaによれば、「オレンジ郡最大の建物は、2010年に建設されたウェストオレンジ・スターク小学校」というから、それだけでどんなところか想像が付きそうだ。
「アイ・テン」沿いの「ワタバーガー」に入ると、小生はワタバーガー(単品)とドリンクを注文。$3.59(+tax$0.30)。前回のチャンネルビューの店より$0.49も安い。ここは更に田舎ということだろうか。バンズの大きさも、味もたぶん、同じだったと思う。いずれにせよ、朝からこの大きさのハンバーガーを平らげるのは骨が折れる。
アラフィーはフレンチフライポテト付き、アラフォーはハンバーガーではなくソーセージサンド、アラサーはパンケーキ。何故か、パンケーキの間にもハンバーグが挟まっていた。ハンバーガーにシロップを掛けて喰う気が知れぬ。
我々が、ハンバーガーに格闘していると、身長2メートルぐらいありそうなアラカン・アメリカンが「余ったので、よければ食わないか?」と巨大ビスケットを2個くれた。これにジャムをつけて喰うのが美味いぞ、という。有り難く、アラサーとアラフォーがいただいた。日本の田舎を思い出した。

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