ラーメンレビュー 成都担々麺巡礼(成都)前編
みなさんこんにちは!
私は中国の大型連休である「国慶節」休みを利用して。中国南西部にある四川省の成都に言って参りました。成都と言えば、中国商務部という政府機関が決めた「中国十大ラーメン」においてもベスト5にランクインした四川省のご当地ラーメン「担々面」の本拠地です。今回の旅はこのラーメンを味わい尽くす絶好のチャンスなので、張り切って巡礼に行ってきました!
なお、中国十大ラーメンについては以下のブログで詳しく説明していますので、宜しければ併せて御覧下さい。
知ってる?「中国10大ラーメン」その① - 並んだり振り返ったり
知ってる?「中国10大ラーメン」 その② - 並んだり振り返ったり
【1日目】
担々麺巡礼とはいえ、成都といえばまずはこの店!ということで初日の夜は麻婆豆腐発祥の店として有名な「陳麻婆豆腐」に行ってきました。完全にミーハー観光客です…
そもそも麻婆豆腐という料理の由来が、清の時代の成都で、食堂を営んでいた陳さんという女性が開発した名物料理だそうです。陳さんは顔のあばたが特徴だった様で、「麻」はあばたの事、「婆」はおばさんを指し、この名物料理が「陳食堂のあばたおばさんの豆腐料理」と呼ばれた事が、麻婆豆腐の由来の様ですね。
ご覧の様に、とことん赤く辛さを主張する料理です。上には中国式山椒である花椒粉がたっぷり痺れる辛さを演出し、更に散りばめられた葉ニンニクが香る、老舗の名に偽りの無い美味しさです。
私は日本人らしくご飯にたっぷり掛けて頂きました(笑)。星3.5★★★☆とします。
【2日目】
一晩空けて翌朝はホテルのフロントに教えてもらった「半节巷名小吃」を訪問。当日の観光スケジュールの都合で、朝7時前でしたがやや準備中気味の店を無理矢理開けてもらい入りました(笑)。
そんな状況でしたのでメニューも見ずに「担々麺」と注文しましたが、このメニュー上では「老成都担担面=昔ながらの成都担々麺」でしたね。
麺はやや平打ち系で普通の印象。旨味のある肉味噌とこの辛さは絶妙で美味しいです!日本人的には、朝っぱらからという感覚もありますが、この辛さは朝から元気が出そうですね。ありだと思います。この店は星3つ★★★で。
その後、お昼に向かったのが「春熙路」という繁華街の一角にある「三聖面」という店。お昼時とはいえ凄い賑わいですね!
メニューを見て「豇豆面Jiang1Dou4Mian4」というメニューを注文。豇豆ってなんだろう?と思いながらなんですが…
運ばれてきた料理を見て「豇豆=インゲン」だと理解し食べ始めます。これは麺が太めの中太面でコシがありとても美味しいです。さすが賑わっている店、人気店です!
ちなみに後で調べると豇豆=インゲンでは無く、インゲンに似た「ササゲ」の事でした。勉強になります!ここはコシのある麺が美味しく、星4つ★★★★ですね!
やはり、本場成都で食べる担々麺、様々な味わいがあり奥が深いですね!巡礼記はまだまだ後編に続きます。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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