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中国・広州からラーメン、グルメレビューや一人暮らし料理のレシピなどの発信。

レシピ 牛もつ煮込み

 明けましておめでとうございます。

 2021年初回の今回は居酒屋メニューの王様・牛もつ煮込みのレシピを紹介します。

 以前も東京月島にある居酒屋の名店、岸田屋インスパイアの肉豆腐に挑戦し、レシピを紹介しましたが、今回も一応岸田屋の味を目指して作ってみました。東京三大煮込みの一つと言われる岸田屋の味を再現、という訳には中々行きませんが、なかなかの味に仕上がったと自負出来る出来栄えです。ここ中国・広州でも日本人の同僚や中国人の知人などに振る舞い大変喜んで頂いておりますので、宜しければ是非一度お試し下さい!

 

メニュー名 :牛もつ煮込み

調理時間 :70分(但し2日間程寝かせると劇的に美味しくなります)

材料(2~3人分)

牛もつ 200g

豆腐 半丁

こんにゃく 1/2

味噌 大さじ2

醤油 大さじ1

甜面醬 小さじ1

みりん 50cc

酒 200cc

だし汁 500cc

生姜 ひとかけ

にんにく ひとかけ

砂糖 少々(無くてもOK。お好みで)

ブイヨン 2g(無くてもOK)

牛脂 少々(無くてもOK)

 

材料写真

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豆腐は水抜き後さいの目に切る(豆腐の切り方雑ですみません!)。こんにゃくは一口大に切る(今回はスプーンですくい切りしてちぎり感を出しています)。生姜とにんにくはスライスする。


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牛もつはねぎの青い部分と一緒に2~3分煮てアクを出し下処理、アクまみれの水は一旦捨てる。

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下処理した牛もつと葱の青い部分、豆腐、こんにゃく、にんにく、しょうがを鍋に入れる。


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出汁を取り牛もつなどが入った鍋に加える。今回は昆布と鰹節を使用しました。


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更に日本酒200CCを加え準備完了。


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約30分煮込む。アクが出れば取り除く。


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一旦火を止め、味噌、醤油、みりん、甜面醤などの調味料を加え、再び30分ほど煮込む。


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煮詰まってきたら日本酒を加えどんどん煮込む。


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最後に牛脂を入れるとコクが増します。


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お皿に盛り付け、ねぎを添えて頂きます!今回は万能ねぎを使用しましたが、白ネギを使用しても美味しいですよ。

 

冒頭に記載した通り、2日位熟成させると信じられないほど味わいが深まり、豆腐やこんにゃくにも味がしみ込み、断然美味しくなります。寝かせる場合はきっちり火入れを行い、つゆが煮詰まってきたら酒や水などを適宜加えながら味を整えて下さい。

 

コロナ禍で日本に帰れない状況下、自分の食べたい味は自分で作り出すと開き直った結果、なかなかの一品が完成しました。目指したところは岸田屋ですが、豆腐とこんにゃくを加え、また少し違った味わいに仕上がっています。このレシピの牛もつ煮込みは、日本酒や焼酎に合わせると絶品です。

ちなみに冒頭にも記載した「東京三大煮込み」ってどの店なのかご存知ですか?

月島の岸田屋、森下の山利喜、北千住の大はし と言われています。更に立石の宇ち多"と門前仲町の大坂屋 を加えて5大煮込みだとか。

私は日本時代全て制覇しました(笑)。どの店も特徴があり味わい深いのですが、私にとってはダントツで岸田屋のもつ煮込みが美味しいと感じました(個人の感想です)。

今東京はじめ日本では、新型コロナウイルス第3波で非常に大変な状況とお聞きしています。中国でも北京や大連などの寒い地域を中心にまた感染者が増えて来ており、油断は禁物になっています。この様な状況下ではなかなかレストランや居酒屋に行く、という事は難しいと思います。こんな時期ですので、気分を一新して自宅で自家製の牛もつ煮込みをお試しになってみては如何でしょうか?

 

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ラーメンレビュー(雲呑麺) 祺記伝統雲吞面(広州)

美味しさ :★★★★

値段 :★★★★

清潔感 :★★★★

サービス :★★★☆

総合評価 :★★★★

 

皆さんこんにちは。

早いもので12月、ここ広州もすっかり肌寒くなって参りました。とは言っても最低気温が20℃を切るくらいの事で、涼しいと言った方が正解かもしれません。

さて、今回は広州地下鉄5号線の員村駅から徒歩5分に位置する「祺記伝統雲呑面」をレビューします。

実はこの店、10月にレビューした同名の店と同じ系列の様です。今回、中国国内出張のためPCR検査が必要となったため、自費で検査を受けに来た病院の近くにあった店に入ったのですが、名前が似てるなー、と思っていたら、店の掲示で系列店という事が判明しました。とは言え、その料理は結構違いがありましたのでこれからレポートします。

 

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店は「小区」と呼ばれる、日本で言えば大規模アパートやマンションの敷地内にある、小さな店でした。


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店外に掲示してあるメニューを確認。

メニューがレジの前にあると、特に私の様な外国人は何だか焦ってしまいゆっくりメニューが選べないのですが、この様に外にあるのはゆっくり選べて良いですね。

いつもの如くですが、雲呑麺と海老雲呑麺で悩んだ結果、海老雲呑麺(小)13元を注文。


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店内の様子です。レジのすぐ後方に厨房。小麦粉が置かれており、麺も雲呑も手打ちであろう事が分かります。


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座席はカウンターに小さなテーブルが3〜4卓ほど。こじんまりとした店です。


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調味料は奥から、酢、醤油、ラー油、胡椒。


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ラー油の様子。唐辛子が程よく含まれ、良い塩梅ですね。


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と、5分ほどで料理が到着。広東ワンタン麺の永遠のスタンダード、ワンタンが麺に隠れているタイプ。好みです。麺はこの種にしては少し太めのストレート麺。これは期待出来ます!


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まずはその麺を戴きます。

見た目通りコシが強めのストレート麺。喉越しも良く、いい香りの麺です。


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スープはやや濁りのある淡麗系。

うん、美味いです。あっさりとした味わいの中に深いコクが感じられます。相当こだわって作っている事が想像出来ます。


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次に海老ワンタンを戴きます。

やや小ぶりなワンタンが充実の4つ。薄皮を通して見える海老の赤みが食欲をかき立てます。


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予想通りプリプリ海老がたっぷりの中身。大きすぎないため、スルッといけちゃいますね。美味しい。


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さあ、ワンタンの登場です!


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このまま食べきっても全く後悔のない美味しさでしたが、やはり最後に刺激を求めて味変です。程よい粘度のラー油で淡麗スープが真っ赤に…

心地良い辛さと刺激に食欲は加速し、一気に完食。ごちそうさまでした!

 

今回、久々にこだわりの味わいを持つ広東式ワンタン麺に出会うことが出来ました。価格リーゾナブルで、近所にあれば通いたい店ですね。同じワンタン麺を食べ歩いてもこういう特徴のある味に出会えるので、やめられません!

今回は星4つ★★★★でお願いします。

 

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ラーメンレビュー 成都担々麺巡礼(成都)後編

 みなさん、お元気ですか?

 今回も前回に引き続き四川省省都である成都での担々麺巡礼(後編)です。

 前回もご説明した通り、中国の大型連休である「国慶節」休みを利用して。中国南西部にある四川省成都に言って参りました。成都と言えば、中国商務部という政府機関が決めた「中国十大ラーメン」においてもベスト5にランクインした四川省のご当地ラーメン「担々面」の本拠地です。今回の旅はこのラーメンを味わい尽くす絶好のチャンスなので、張り切って巡礼に行ってきました!

 全部で3泊4日の行程でしたが、前編では1日目と2日目のレビューを紹介しました。後編では終盤戦、3日目と4日目の巡礼記を紹介します。

 前編はこちら↓。宜しければご参照下さい。

ラーメンレビュー 成都担々麺巡礼(成都)前編 - 並んだり振り返ったり

 

なお、中国十大ラーメンについては以下のブログで詳しく説明していますので、宜しければ併せて御覧下さい。

知ってる?「中国10大ラーメン」その① - 並んだり振り返ったり

知ってる?「中国10大ラーメン」 その② - 並んだり振り返ったり

 

【3日目】

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3日目の朝、朝早い特急電車=高铁に乗るために行った駅の近くにあった店に入ります。「姜鸭面」という店です。

2日目に続き当日の観光の都合で早朝からの訪問。まだ開店したばかりです(笑)。

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 メニューをチェックしていると、朝早くから我々以外にも何人かお客さんが入ってきます。高速鉄道の駅前なので、我々と同様朝食需要があるのでしょう。

 ここはやはり文字通りの看板メニュー、姜鸭面(生姜風味鴨の麺)を注文します!


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このメニューは生姜風味の鴨にたっぷりのネギが乗り、とても風味豊かで美味しいです。ただ、少し麺が細くて柔らかめなのがやや残念なところ。星は3つ★★★ですね。

 

その後、3日目の昼(といっても観光の都合で市内に戻るのが遅くなってしまい、既に3時前でしたが)に訪れたのは「小名堂担担甜水面」という店なのですが、この日登山をした後だったので、疲れがピークに達しており、店頭の様子を撮影する事を忘れたまま麺を注文していました(泣)

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 この店では店名にもある甜水面を頂きます。

 おお!これは圧倒的に太い麺ですね!!太いだけで無く強いコシがあり、讃岐うどんを彷彿とさせる出来栄えで、麺そのものを味わうメニューですね!中国にもこんな麺があったとは、改めて奥深さに感嘆します。

 味付けのタレは通常の担々麺とは異なり辛くは無く、甘辛い味わい、例えるなら照り焼きの様な味わいで我々日本人にも受け入れやすい味付けで、とても美味しいです。

 

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 続いて担々麺。(連れがいたので分け合ってなるべく多くのメニューを試します)

 やや平べったい麺は、これまでの経験値では柔かめが多く、少し嫌な予感がしたのですが、期待は良い方に裏切られ、とてもコシのある麺で喉越しが良いです。甜水面も担担面も大満足で、この店は文句なし、星4つ★★★★にて行かせて頂きます。

 

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 実はこの日は登山に行っており、その疲労で空腹も限界に達していたので、もう少し行けるという事で、近くにありお客さんで賑わっていた「老成都担担面」にはしごしました。居酒屋では無くラーメン屋のはしごは初めてですねー(笑)。

 

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 ここでも担々麺を頂きます。

 辛さも程よく、とても美味しい味わいですが、私には少し柔らか麺でした…

 ご近所さんが毎日食べにくる様な人気店なんでしょうね。星3つ★★★。

 

【4日目】

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いよいよ担々麺巡礼成都旅行も最終日です!

4日目の朝食もやって参りました。「老成都三样面」という店に入ります。この店も朝から賑わっています!


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メニューを確認、香油担担面(小)と素椒杂酱面(小)を注文します。


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 写真奥が素椒杂酱面、手前が香油担々面です。昨日に引き続き、連れと分け合う事により少しでも多くのメニューを注文、作戦に出ます!

 素椒杂酱面は二日目に食べた三聖面の豇豆面と同様、上にインゲンの様な緑の物体がトッピングされています。インゲンなのかササゲなのかは不明ですが、これが味覚上と視覚上の爽やかなアクセントとなっています。

 香油担々面はピーナッツと胡麻がたっぷりトッピングされており、辛さの中に香ばしい美味しさが口の中に広がります。麺はいずれも同様、モチモチ感とコシが同居した味わいで、存在感のある麺に仕上がっています!

 この店は麺の美味しさが大きな魅力であり、星は3.5★★★☆ですね。



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4日目の昼食、担々麺巡礼ツアーの最後を締めくくるのは、「永記湯元面館」という店です。


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 メニューを確認します。値段の部分が紙を貼り付け修正されたりして見にくいですが・・。干素椒面(小)と担担面(小)を注文します。

 ところで、このメニューどうしてこんなに見にくくなったのか分かりますか?

 実は私は4年前の2016年にも成都に来てこの店を訪れているのですが、なんとその頃に比べて、4年間で値段が倍近くに上がっているのです!

 2016年の時のメニューがこちら

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 まだとてもシンプルなメニューですよね。この頃はメニューを問わず小7元、中9元、大11元だったのですが・・。

 今では価格体系は細分化され少しばらつきはありますが、小は14元、中は16元、大は18元となってしまっていました。物価上昇もあろうかと思いますが、かなりがっかりです。武候祠という人気の観光地のすぐ近くという事で殿様商売的な発想に変わってきたとすれば残念ですね。

 さあ、気を取り直して麺を頂きましょう!


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  写真奥が干素椒面、手前が担担面です。

 この店は4年ぶりに食べる思い出の味でしたが、大幅値上げの印象が強く、もはや素直な気持ちで味わう気分になれませんでした。出来るだけ公平な目・舌で味わってみると、スタンダードな四川の味、やはり美味しいです。星3つ★★★ですね。。

 

 二回に渡ってお届けして参りました、成都担々麺巡礼の旅、いかがでしたか?

 3泊4日の旅でしたが、7軒も本場成都のラーメンが食べられてとても満足でした。また、本場の成都には担々麺だけではなく「素椒面」など、似ているけど違うラーメンがいくつもある事が分かり勉強になりました。

 私が今回訪問した店はいずれも美味しかったので、どの店もおススメですよ。

 また機会を見つけて他のご当地ラーメン巡りもやってみたいと思います。今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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【おまけ】

今回の観光関係の写真を貼っておきます。

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パンダの食事(成都パンダ基地)

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パンダの赤ちゃん(残念ながら寝顔は見えません。。。)

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商時代の青銅面(三星堆遺跡)

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関羽(武候祠)



ラーメンレビュー 成都担々麺巡礼(成都)前編

 みなさんこんにちは!

 今回のテーマは四川省省都である成都での担々麺巡礼です。

 私は中国の大型連休である「国慶節」休みを利用して。中国南西部にある四川省成都に言って参りました。成都と言えば、中国商務部という政府機関が決めた「中国十大ラーメン」においてもベスト5にランクインした四川省のご当地ラーメン「担々面」の本拠地です。今回の旅はこのラーメンを味わい尽くす絶好のチャンスなので、張り切って巡礼に行ってきました!

 

なお、中国十大ラーメンについては以下のブログで詳しく説明していますので、宜しければ併せて御覧下さい。

知ってる?「中国10大ラーメン」その① - 並んだり振り返ったり

知ってる?「中国10大ラーメン」 その② - 並んだり振り返ったり


【1日目】

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担々麺巡礼とはいえ、成都といえばまずはこの店!ということで初日の夜は麻婆豆腐発祥の店として有名な「陳麻婆豆腐」に行ってきました。完全にミーハー観光客です…

 そもそも麻婆豆腐という料理の由来が、清の時代の成都で、食堂を営んでいた陳さんという女性が開発した名物料理だそうです。陳さんは顔のあばたが特徴だった様で、「麻」はあばたの事、「婆」はおばさんを指し、この名物料理が「陳食堂のあばたおばさんの豆腐料理」と呼ばれた事が、麻婆豆腐の由来の様ですね。


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ご覧の様に、とことん赤く辛さを主張する料理です。上には中国式山椒である花椒粉がたっぷり痺れる辛さを演出し、更に散りばめられた葉ニンニクが香る、老舗の名に偽りの無い美味しさです。

私は日本人らしくご飯にたっぷり掛けて頂きました(笑)。星3.5★★★☆とします。

 

【2日目】
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一晩空けて翌朝はホテルのフロントに教えてもらった「半节巷名小吃」を訪問。当日の観光スケジュールの都合で、朝7時前でしたがやや準備中気味の店を無理矢理開けてもらい入りました(笑)。

 

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そんな状況でしたのでメニューも見ずに「担々麺」と注文しましたが、このメニュー上では「老成都担担面=昔ながらの成都担々麺」でしたね。


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麺はやや平打ち系で普通の印象。旨味のある肉味噌とこの辛さは絶妙で美味しいです!日本人的には、朝っぱらからという感覚もありますが、この辛さは朝から元気が出そうですね。ありだと思います。この店は星3つ★★★で。


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その後、お昼に向かったのが「春熙路」という繁華街の一角にある「三聖面」という店。お昼時とはいえ凄い賑わいですね!


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メニューを見て「豇豆面Jiang1Dou4Mian4」というメニューを注文。豇豆ってなんだろう?と思いながらなんですが…


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運ばれてきた料理を見て「豇豆=インゲン」だと理解し食べ始めます。これは麺が太めの中太面でコシがありとても美味しいです。さすが賑わっている店、人気店です!

ちなみに後で調べると豇豆=インゲンでは無く、インゲンに似た「ササゲ」の事でした。勉強になります!ここはコシのある麺が美味しく、星4つ★★★★ですね!

 

やはり、本場成都で食べる担々麺、様々な味わいがあり奥が深いですね!巡礼記はまだまだ後編に続きます。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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ラーメンレビュー(潮州式まぜそば) 紅記面店(広州)

美味しさ :★★★★

値段 :★★★★

清潔感 :★★★☆

サービス :★★★☆

総合評価 :★★★★

 

 みなさん、こんにちは。日本は少し肌寒い日が増えて来たと聞いていますが、いかがお過ごしでしょうか?ここ広州も柔らかい日差しの日が増えて来ました。

 さて、今回は広州地下鉄3号線の燕塘駅から徒歩10分に位置する紅記面店をレビューします。燕塘駅は広州の東のターミナル駅である広州東駅から広州白雲国際空港を結ぶ広州地下鉄3号線で一駅のところにあります。それでは参ります。

 

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店頭の様子です。

「红记面店Hong2Ji4Mian4Dian4=赤印のラーメン屋」という店名の通り、赤い看板が印象的です。店内は開放的で明るく、入りやすい印象ですね。

 

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 まずはお店入って右側のレジで注文します。

 左上の欄を見ると、「招牌干捞Zhao1Pai2Gan1Lao1=名物まぜそば」とあり、この店のイチ押しはまぜそばだという事が分かります。その下を見ると餃子セットなんかも見受けられますが、基本はまぜそばとスープのセットの様ですね。スープは広東料理の一つ、潮州料理式のスープが提供される様です。

 本日は左上から3番目、「枸杞叶猪杂汤+干捞=クコの葉と豚もつのスープとまぜそばのセット」18元を注文します。


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 レジ台の上に置いてあった写真メニューを見ると、私が注文した「枸杞叶猪杂汤+干捞面」が左上に一番大きく掲載されています。一番のおススメらしく、今日も期待が膨らみます!


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 今日もまず調味料を確認します。この店はそれぞれの卓上に配置してあるスタイルでは無く、一か所にドーンと置いてあるスタイルですね。

 写真の手前左から、ラー油、豆ペースト?、にんにくペースト。

 奥に言って左からチリソース?、それから酢のようですね。


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 一番奥にあった小瓶のアップです。

 奥から、塩、胡椒、醤油だと思われます。

 この店は多種多様な調味料が備えられています。調味料好きな私にとって、非常にポイント高いです。私は今回はにんにくペーストと辛味ペーストを選択しました。


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店内の様子です。

日曜日の午後1時過ぎ、程よい込み具合ですね。

近所の人気店と言ったところでしょうか?

 

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 程なく料理が到着です。

 このブログを通じて出会った、広東省梅州のご当地ラーメン「腌面Yan1Mian4」とかなり似た外見ですが、腌面の中太麺とは異なり少し縮れのある平打ち面です。その上におそらくフライドガーリックに、一見刻み葱を思わせる物体はどうやらセロリの葉を刻んだものの様です。これは特徴的です!

 尚、上述した梅州の腌面については、下記をご参照下さい。

ラーメンレビュー(客家式まぜそば) 陳記三及第 棠石路385分店(広州) - 並んだり振り返ったり

ラーメンレビュー(客家式まぜそば) 三妹客家味道(広州) - 並んだり振り返ったり



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 空腹な事もあり、取り急ぎ麺を良くかき混ぜ、縮れ麺を頂きます。

 セロリの葉が彩を添え、とても美味しそうです。口にすると平打ち面の食感が良く、かなりコシが強い。これは美味しい麺ですね!

 味付けは葱油が効いた香り高いまぜそばです。腌面と比べると味付けは濃い目でパンチが効いた美味しさです。


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 早速この味に合いそうなにんにくペーストを投入。良くかき混ぜると更にパンチと旨味が増し、更にワイルドな味わいが楽しめます!


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 続いてスープを頂きます。

 これは魚のすり身ですね。揚げていないさつま揚げの様なものですが、食在広東の中でも美食で有名な潮州料理だけあって、非常に香りのいい具に仕上がっています。


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クコの葉もたっぷり入っています。


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豆腐ですね。滑らかな絹ごし豆腐です。


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 これが鱼蛋Yu2Dan4と呼ばれる魚のすり身団子で、潮州料理名物です。日本人の感覚だと「魚のすり身?うーん。。」という感覚もありますが、これが全く侮れなく、とても美味しいです。潮州の人々がスープなどに入れて常食しているものだけあって、非常に旨味のある加工食品なんです。


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 豚もつです。スープにコクを出してくれています。


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 麺に戻り、辛味ペーストをトッピングしながら辛さを楽しみます。

 このまぜそばは、いくら食べても飽きない味で、一気に食が進みます!


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 更にスープと


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 麺を交互に頂き、このまま一気に完食してしまいました。

 

 今回はまぜそばシリーズの最新作、「干捞」をレビュー致しました。

 この店がルーツとする潮州と、上述した「腌面」の里=梅州は地理的にも近いためか、私のイチ押しまぜそばである「腌面」と似た味わいの、美味しいまぜそばでした。

 とはいえ、トッピングにセロリの葉を使ったり、よりパンチの利いた味わいは、また別の美味しさを楽しむことが出来、「今日食べに来てよかった!」と素直に感じさせてくれるラーメンでした。

 平打ち縮れ麺の美味なまぜそば、気に入りました。星4つ★★★★とします。

 今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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ラーメンレビュー(ワンタン麺) 祺記伝統雲呑面(広州)

美味しさ :★★★

値段 :★★★★

清潔感 :★★★★

サービス :★★★☆

総合評価 :★★★

 

みなさんこんにちは。

今回はこのブログのメインテーマ・ワンタン麺のレビューをお送りします。

訪問するのは広州地下鉄5号線の淘金駅から徒歩5分に位置する「祺記伝統雲呑面」という店です。それでは参りましょう。

 

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 入り口はこんな感じ。古民家の様な味わいのある佇まいですね。これは期待できそうです。ちなみに店頭に停まっているバイクは「美团」というデリバリー会社のものですね。日本で言えばUberEATSや出前館の様なサービスで、私はコロナ後日本に入国していないので日本の雰囲気は理解できていませんが、おそらく中国は日本以上にこの様なサービスが普及しているのだと感じています。


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入り口を入ると奥のレジで注文をします。「鲜虾蟹子云吞面(海老と蟹子ワンタン麺)」小13元を注文し席に着きます。


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午後2時を回っている事もあり、お客さんはまばらです。店内にはゆったりした空気が流れており良い雰囲気ですねー、落ち着きます。

この部屋、写真でも分かりますが天井はなくオープンエアです!広州は既に秋風が感じられる気候なので、今回は心地よいこの場所に陣取ることにします。


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調味料はご覧の通り。奥左から酢、醤油。手前左から胡椒、ラー油です。


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ラー油はこの通り、具だくさんで食欲をそそるルックスですね。美味しそうです。


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3分ほどで早速料理が到着です。スープはあっさり系でしょうか?麺の上に鎮座する大ぶりの海老ワンタンの迫力が凄いです!


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麺は定番の極細ストレート麺。小麦の香りがして美味しいですが、やや柔らかめの仕上がりです。この店の特徴なのか、今回だけなのかは分かりませんが、広州名物竹升面特有のコシが余り感じられなかったのはやや残念ですね。


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スープは外見通り、コク深いあっさりスープです。このスープは五臓六腑に染み渡り、とても美味しいです。


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ワンタンを頂きます。とても大ぶりなワンタンですね。中の海老の赤さが美味しさを主張しています。


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口に入れると、海老はプリプリ蟹子はプチプチ、口中に食べ応えのある食感が広がります。非常に満足感の高いワンタンですねー。


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麺が柔らかめのせいか少し刺激が欲しくなりました(笑)。今回は1/3くらい食べ進んだところでラー油で味変を試みます。先程確認した通り、具だくさんでとても魅力的なラー油です。


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ラー油の真っ赤な色がスープに広がります。このラー油との融合がワンタン麺の醍醐味ですね。


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ラー油の刺激的な旨みも加わり、大ぶりなワンタンと共に一気に完食です!

ごちそうさまでした。

 

古民家の様な佇まいの中で頂くワンタン麺は格別の味わいでした。

今回、竹升面としては珍しく麺は柔らかめでしたが、あっさりスープとの相性は良く、その分海老ワンタンの存在感が際立つ仕上がりでした。今回は星3つ★★★とします。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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ラーメンレビュー(広西式ライスヌードル) SAM記(広州)

美味しさ :★★★☆

値段 :★★★

清潔感 :★★★★

サービス :★★★☆

総合評価 :★★★☆

 

 みなさん、こんにちは。

 中国は旧正月と並ぶ大型連休の国慶節もそろそろ終了、常夏の華南広州も秋の気配が色濃い気候になって来ました。

 さて、今回は中国の最南端の一角を占め、広東省の西側に隣接する広西チワン族自治区のご当地ラーメン、老友粉(広西式ライスヌードル)のレビューをお送りします。

 ライスヌードルは下記でも紹介していますので、宜しければご参照ください。

ラーメンレビュー(牛もつラーメン) 西関明記腸粉(広州) - 並んだり振り返ったり

ラーメンレビュー(広東式魚介ラーメン) 劉福記(広州) - 並んだり振り返ったり

 

 日本人には余り馴染みの無い広西チワン族自治区ですが、上述の通り中国の最南端に位置しており、東は広東省、西は雲南省、南はベトナム、北は貴州省湖南省に囲まれています。自治区の名称にも使われているチワン族は中国語では壮族Zhuang4Zu2と呼ばれる少数民族であり、広西チワン族自治区の他、ベトナム雲南省広東省にも居住する、実は二千万人弱を有する中国最大の少数民族です。

 

 今回紹介する老友粉は広西チワン族自治区の首府である南寧市の名物料理です。「老友粉」という名前は珍しいですね。「老友Lao3You3」とは古くからの友人という意味があり、粉Fen2はこのブログでも何回か触れましたが米粉の麺の事です。由来を調べてみると、1930年代に周記茶館というお店の店主が、毎日の様に通っていたご老人が風邪をこじらせ店に来なくなったのを心配して開発、ご老人に提供したメニューだそうで、発酵タケノコの酸味と、ニンニクと唐辛子の刺激によりそのご老人の風邪が一気に治ったというエピソードとともに生まれた料理の様です。それでは店に向かいます。

 

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この店は「SAM記」と非常に珍しい名前ですね。この店名は「SAM印の店」といった意味と思われます。日本でも外来語混じり文は見かけるので、それと一緒と思えば違和感もそんなに無いですね。それでは店に入りましょう。


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 入り口入って左側のメニューを確認します。

 鉄則に従って左上のメニューから。あ、でもこの列はスープのメニューですね。今日は麺を食べたいのでその右側の麺メニューを確認します。

 この列は上のメニュー二つに「招牌Zhao1Pai2=看板メニュー」の文字が冠されています。牛肉麺、というのも捨てがたいのですが、ここは一番上の「招牌老友猪杂粉Zhao1Pai2Lao3You3Zhu1Za2Fen3=豚モツライスヌードル」小20元を注文し席に着きます。


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ちょうどお昼時だった事もあり、店内はほぼ満員で外側のオープンエア席にも結構お客さんがいる状態です。清潔感のある店内のせいか女性が多い事も特徴的ですね。


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写真の様に店内にはいくつか絵が飾ってあります。ラーメン店らしからぬお洒落な店内ですね!


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さて、調味料をチェックします。後方左から、唐辛子、醤油、酢。前方左から、香菜と葱です。


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香菜と葱はたっぷり(撮影のためにひっくり返したために左右が上とは逆になっています)


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ラー油と思って開けたのですが、これは唐辛子と呼ぶべきですね(笑)。

今回の老友粉、そもそもスパイシーだったので唐辛子は投入しませんでした。

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5分ほどで料理が到着。前評判通り酸っぱ辛そうな色でそそられます。具には、豚モツ、タケノコ、豆豉の他、トマトが入っている様です。


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早速葱と香菜を大量投入します!赤と緑のコントラストが更に食欲をそそります。香菜は日本にいる頃は苦手でしたが、中国に長く住む様になってからはもはや中毒です(笑)!特に今日の様な酸っぱ辛いようなメニューには欠かせません。


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米粉の麺を頂きます。

ベトナムのフォーと同様、さっぱりしています。

この刺激の強いスープとよく合いますね。


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トマト。


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発酵タケノコ。


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フエ、ですかね??


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豚レバー。これは分かりやすいです。


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??これはどこの部位でしょう?

どなたかお分かりの方、教えてください。


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コブクロ、でしょうか?

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コリコリ?

 

 と、いう事で今回ライスヌードルを食べに来たつもりが、ほぼほぼ豚モツの部位探しを堪能しておりました(笑)。

 もちろん、発酵タケノコをベースにした酸っぱ辛いスープはとても美味しく、トマトがさらに爽やかな酸味を加えていました。そのスープと豚モツのコクが合わさり、絶品の味わいを生み出しています。この主張の強いスープに香菜を大量に投入する事で味がまとまり、さっぱりしたライスヌードルとよく合う味わいが後を引きました。

 広西チワン族自治区広東省の様な暑い気候にぴったりのこのライスヌードル、豚モツたっぷりの深い味わいが印象的です。今回は星3.5★★★☆とします。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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