雑記
qianchong.hatenablog.com こんな記事を読んだ。記事内で当ブログに言及していただいており通知が飛んできたので読んだのだけれども、内容的には「SF映画やAIや技術系の本も大好きなのに、SF小説は最後まで読み通せないものが多い」ということで、なぜなのだ…
「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門作者:冬木 糸一ダイヤモンド社Amazon はじめに 『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』という本を3月の頭に出したので、今回はそれに関連してQAでも書こうかと思って募集した質問に答…
ぼんやりしてたら2022年が終わってしまったが、振り返らないよりはマシだと信じて今からおもしろかった本など振り返ろう。今年もアニメ、小説、ノンフィクション、ゲーム……あらゆる媒体でおもしろい作品がいっぱいあった。そのすべてを取り上げることは不可…
アルインコ(ALINCO) フィットネスバイク AF6200 見やすい大型液晶メーター エアロマグネティック 8段階負荷調節 テレビで紹介された 静音 サドル調整 組立簡単 心拍測定 簡単移動 タブレットトレーアルインコ(Alinco)Amazon今年買ってよかったもの記事でも書…
11月になったので今月読もうと思っている本(の一部)を紹介しようと思う。別の記事を書いていた(異常論文アンソロジーの『異常論文』)のだけどあまりに重くて疲れ果ててしまったので別の文章を息抜きに書きたくなったのだ。「これから読む本」なので、当然ま…
最近家の本の電子書籍化に着手している。もともと僕は本は大量に買うが、それをいつまでもとっておくのではなく、定期的に売るか捨てるかしていた。理由は単純で、家が狭く、引っ越しが多いからだ。転職も多く、乗り物酔いがひどく、電車に乗っただけで吐き…
なんとなく、一度僕の書評・感想記事の書き方についてまとめておこうかと思った。先日下記のようなブログに関する記事を寄稿したところ、幾人かがこれに触発されてブログを書いてくれたようで、個人的に嬉しかったから、というのが大きい。 blog.hatenablog.…
2020年ももうすぐ終わるので、読んでおもしろかったノンフィクションを振り返っていこうかと。今年はまるっと本の雑誌でノンフィクションの新刊ガイドを担当しており、例年よりもたくさん読んだような、あまり変わらないような。とはいえ、おもしろいノンフ…
三体作者:劉 慈欣発売日: 2019/07/04メディア: Kindle版うおおおコロナで外に出る理由もない今日この頃、突如として早川書房から1000作品が最大50%割引の超大型電子書籍セールをはじめたのでオススメを紹介します!!早川は毎年、海外SFだったり日本SFだった…
息吹作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行本 傑作揃いの短篇集 今年のSFでまず中心的に語っておきたいのは*1、素晴らしい短篇集が多数出たことだ。たとえばテッド・チャン『息吹』は著者一七年ぶりのSF短篇集で…
本の雑誌439号2020年1月号作者:出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2019/12/11メディア: 単行本(ソフトカバー)二〇一九年も素晴らしいノンフィクションが多数出たわけですが、今回は僕が読んだ中でひときわおもしろかったものを振り返っていこうかと。僕…
この何ヶ月かKindle読み上げを利用してけっこうな冊数本を読んでいて、なかなかいいぞとかこれは難しいぞという知見が貯まってきたのでここらでいったん共有したい。Kindle読み上げとは何なのかといえば、Kindleのアプリケーションに存在する読み上げ機能を…
最近noteで読書日記的なものを書いている。 note.mu なぜ突然日記を書き始めたのかといえば、フリースタイル的な文章に憧れがあり、これまで何度も書いてきた(何度もやめた)延長と、noteで書き心地を試してみたかったから、という状況が噛み合ったにすぎない…
冬木糸一版究極のサラダセット僕は毎日同じようなものを食べていてもあまり苦にならない性分であり、一日に二回とる食事はある程度パターンされていることが多いです。これまで食事の骨格を成していたのは、ほっともっとの「肉野菜炒め弁当」で、これは肉も…
もう年末も年末なので、あまり気負わずに、がっつりともいかず、さらっとなんとなく2018年おもしろかった本について振り返ってみようかと。本といいながらゲームの話もするかもしれないが。しょうがないね、ゲーム好きだからね。 dokushojin.com おもしろか…
どのような環境で記事を書いているのか。どのような机で、エディタで、小物を使っているのか。まえ、村上春樹さんが「村上さんのところ」で自身の机を公開していたが、あれを見てから他人の作業環境が気になるようになった。人類はどんな机を構築しているの…
新版 指輪物語〈1〉/旅の仲間〈上〉作者: J.R.R.トールキン,J.R.R. Tolkien,瀬田貞二,田中明子出版社/メーカー: 評論社発売日: 1992/05/01メディア: 単行本 クリック: 96回この商品を含むブログ (15件) を見る僕は割合本を読むのが好きで、暇さえあればだら…
はじめに 今年もたくさん読んだり観たりやったりして、頭から尻尾まで楽しい年だったな……という感触が残っているのだけれども、せっかくなのでブログに書いたものを中心に記憶に残ったものを紹介していこう。適当にリストアップしただけで40作品を超えたので…
7月24日に突入しました。 plaza.rakuten.co.jp 10年という数字に意味はありませんし、ここから何かが変わるわけではないですけど、これまで書いたことがなかったことでも一応書き残しておこうかと思います。 このブログはいかにして駆動されているのか この…
科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/06/29メディア: 新書購入: 3人 クリック: 146回この商品を含むブログ (76件) を見る今日は本当はとある一冊のサイエンスノンフィクションについて書こうと思っていた…
宇宙が始まる前には何があったのか? (文春文庫)作者: ローレンスクラウス,Lawrence Krauss,青木薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/01/06メディア: 文庫この商品を含むブログを見る近年急速に観測技術が上がりビッグバンやその後の宇宙を理解できる、…
はじめに 2016年ももうすぐ終わりです。これまで年の区切りに意味があるとは思えず年間ベストとかもあんまり書いてなかったんだけど、今年はなんだかいろんなことがあったなあ……と思いながらズラズラとリストアップしてみたら、簡単に書いておきたくなったの…
Kindleの読み放題サービス、はじまってました。 www.wildhawkfield.com とりあえず雑誌をみるかということでdマガジンとの比較などは上記記事で(ありがたい)ふむふむと見て回っていたけれども、思いがけずいろいろあったのでこれなら登録してもいいかなあと…
早川書房70週年を記念して行われた『これまで小社の歴史を彩ってきた名作・傑作70点を、新訳・復刊・新版で装いを新たに刊行してまいります。』という、「ハヤカワ文庫補完計画」に勝手に乗って全レビューしていたのだが、これが終わった。最初は1点につき15…
MONKEY Vol.7 ◆ 古典復活作者: 柴田元幸出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2015/10/15メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見るMONKEYのvol.7は古典復活ということで村上春樹さんと柴田元幸さんの古典文学対談や、批評家や詩人がお薦…
1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈前編〉 (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/05/28メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 80回この商品を含むブログ (49件) を見る1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈後編〉 (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社…
【ニコニコ動画】【VOICEROID+】結月ゆかりの現代SF入門 第一話『SFが読みたい! 2015年版』↑これです。というだけの話で終わりではあるのですけど……。「VOICEROIDを使って現代SF入門をやったら(僕以外には誰もやらないだろうし)面白いのでは」と思いつくのは…
自分がすごくすごーく大好きな作品があったとして、そのおすすめのやり方っていうのはけっこう難しい物がある。そのむずかしさにもいろいろな手段と方法と目的があってそれぞれに難しさがあるものだが、まあ一つおすすめの方法は(方法としておすすめってこと…
この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた作者: ルイスダートネル,Lewis Dartnell,東郷えりか出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/06/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る先週末HONZに文明が一旦崩壊したあと、いかにして文明を…
先日こんな記事を書いた⇒みならいディーバという奇跡 - 基本読書 書き終わった後、ふう疲れたと一旦リラックスしてそれを他人が読んだもののように眺めてみたら、なんかこれはけっこうちゃんとした文章だなあと思った。なかなかこの作品についてこれだけ書け…