名古屋市博物館で「水木しげるの妖怪百鬼夜行展」と常設展を見てきた
未分類でらますコラボの看板もありました。プロデューサーさんらしき方もたくさん来ておられました。
さて、常設展示ですが、特徴的だなあと思う部分がありました。
といっても私はそこまで博物館に詳しいというわけではありませんので完全に私見ですが・・・・・・
これを見てください。
これは、「複製」だから可能になっている展示方法だと思います。貴重なものだと離して展示されますからね。
名古屋市博物館は、複製品がとても多いと感じました。
これも、
仁王像の頭です。石膏で作ったのでしょうか。
もちろん本物もたくさん所蔵されています。
欲しいぜ!
本物という話で言うと、写真は撮りませんでしたが、発掘された縄文時代の人骨が特に印象的でしたね。
掘り起こしたそのままの形で持ってきたのだとガイドさんがお話しされていました。
さて、複製品が多いというのは決して悪いことではありません。
一番大きいメリットは、本来そこに持ってくることが難しい貴重な品を、いつでも! じっくりと! 見られることです。
大学時代に学んだのですが、ずっと展示していると劣化してしまうので、
基本的に展示品は、たまに展示替えをして休ませるのだそうです。貴重なものほどそうですね、材質にもよりますが。
つまり見られない期間があるのです。
複製でしたらそこまで神経質になる必要はありません。
さらに、個人的にとてもうれしいのは、触れるものもあること!
こちらは本物で・・・・・・
こちらが触れる複製品!軽く動かすと、中で鈴の中の小石がガランと動きました。
こんな体験はなかなかできませんね!
「常設展のこれまでとここから」というコーナーで、この博物館の常設展の歩みとこれからの計画が見られるのですが、
そこでも複製品について触れられていました。
休館に入るまであとちょっと。是非見てみてください!
また、特別展示と連動した展示もありました。写真を一枚だけ・・・・・・。
ニッコニコの猩々(しょうじょう)です。
このほかにも、カッパの掌(!?)なんかがありました。おすすめです。
紹介しきれませんでしたが、
ほかにもからくり人形の山車とか、この上なく美しい七宝の香炉とか、昔のお菓子とかクレヨンとクレパスとか、埴輪がかわいい古墳の模型(ちっちゃい)とか、いろいろありました。
さて、休館に入るまであと一週間くらい。皆様も是非足を運んでみてください!
弥勒菩薩半跏思惟像の複製もキミを待ってるぞ!