私は昔からおばあちゃん子だった。 学校が終われば毎週末泊まりに行っていたし、 親と喧嘩をして家に帰りたくなかったときでもずっとそばに居てくれて 話を聞いてくれて、仲介役にもなってくれた。 多分孫の中でも一番大切にしてくれた。 そう思う。 でも最…

夏が終わる。 窓の外でセミがジリリ...と鳴いて、落ちた。 私は夏が嫌いだ。 だって暑いし。 日焼けしちゃうし。 嫌いになる外的要因が揃ってる。 あとどの夏もどこか懐かしいような既視感に襲われる。 この夏もどこかで見た。あっ、あの夏も。って。 それが…

私は自己肯定感が低い。 自分のことは好きじゃないし、自分が良くできた人間でもないと感じる。 だからか、ちょっとだけ生きるのが辛かった。 でも私には傍で笑ってくれる友達が居る。 辛い時に傍で寄り添ってくれる人が居る。 私のことを「愛してくれる」人…

私は昔から音楽を聴くことが好きだ。 「聞く」を「聴く」と表現してしまうくらいには。 その中でもインディーズバンドが狂うくらいに好きだ。 まだ有名じゃない。 SNSにもまだ出回っていないようなそんなインディーズバンドの 自分の中でドンピシャに好きな…

ある日突然、死にたくなってしまった。 ほんとに、突然だった。 私はずっと死に対する恐怖心があった。 死んだら私が生きていた証なんてすべて消え去ってしまうし 「私」という存在はきっと「概念」になってしまうって。 それが私にとってすごく恐怖だった。…

今の私はひたすら文字を打ち込みたい気分だ。 なんでもいい。 ただ打ち込みたいだけ。 私はこのブログをいつもパソコンで打ち込んでいる。 キーボードを使うのは苦手だが、最近は慣れてきた。 そんなこんなで何を話そうかずっと考えている。 私の過去の失恋…

私は多分、いや絶対に涙脆い。 「悲しい」「嬉しい」「寂しい」 全ての感情が涙に直結してしまう人体欠陥構造だ。 以前は全くそんなことなかった。 むしろ泣かない方だった。 何か嫌なことがあったりすれば自分で解決しようとしていたし、 立ち向かう勇気す…

「愛してる」 エレベーターで目の前の男女が人の体温ほど気温が上がっている日に おしくらまんじゅうみたいにくっつきながらそう言い合っていた。 「愛してる」 私はこの言葉がどうしても軽く聞こえてしまう。 だってまず「愛」は名詞なわけで、何でそのあと…

「人の気持ちなんて分かんないじゃん(笑)」 今までたくさんの人に出会ってきたけど そんなことを言われたのは初めてだった。 確かにね。 みんな違う人間だから理解できないのもわかんないのも当然だよね。 でもそれでも 私は気持ちを「考えてほしかった」だ…