目次
前提:PREP法とは
- 結論(Point):まず最初に結論・主張を伝える
- 理由(Reason):その結論・主張の理由を伝える
- 具体例(Example):結論・主張を支える具体例を伝える
- 結論(Point):最後に改めて結論・主張を伝える
上記の4つのステップで構成した、話す場合にも文章にも使用可能なコミュニケーション術です。
論理的 かつ 説得力のある伝え方となる、特にビジネスシーンでは欠かすことのできない手法の一つです。
PREP法はE:Example(具体例)を意識すれば良い理由
大多数の方がすでにPREP法のP・R・E・Pのうち、Eを除く3つを使えています。
あなたも次の言葉には耳にタコができているのではありませんでしょうか?
「まず結論から伝えましょう」
常日頃から「まず最初に結論を述べよ」と言われ続けている私たち。
最初に結論から伝える癖は、すでにあなたに定着しているはずです。
つまり、すでにPREP法における最初の「結論(Point)」は出来ています。
また、結論「だけ」を伝えるシーンは非常に想像しづらいです。結論を伝える際は、合わせてその「理由(Reason)」も伝えますよね。
理由も伝えたあと、あなたの主張を締めくくる最後の言葉は、多くの場合「以上より、私は○○だと考えます」といった言葉ではありませんか。
これはPREP法における最後に改めて伝える「結論(Point)」の部分にあたります。
普段から「結論(Point)」「理由(Reason)」「結論(Point)」の伝え方は出来ているのです。
あなたの主張をより強固に、論理的に、説得力のあるものにすべく、「具体例(Example)」を盛り込んでいきましょう。
PREP法の具体的な例
例:具体例(Example)が抜けている場合
3つのケースを記載します。
いずれもどこか説得力に欠けた主張になってしまっていることを実感いただけると思います。
ケース①課長への業務改善提案
ケース②奥さんから旦那さんへの提案
ケース③店長への新メニュー提案
いずれも理由が弱く、説得力に欠ける印象がありますよね。。。
では、これにE:Example(具体例)を加えてみましょう。
例:具体例(Example)を含めている場合
同じ3つのケースそれぞれに2つずつ具体例を加えてみます。
ケース①課長への業務改善提案
ケース②奥さんから旦那さんへの提案
ケース③店長への新メニュー提案
いかがでしょうか。
具体例があることで説得力がグンと増すことを感じていただけたと思います!
なお、具体例にも以下の種類があります。
- 主張を受け入れることによるメリットを推す具体例→「確かにそれならやった方が良いな」と相手に思ってもらう
- 主張を受け入れなかった場合に発生するデメリットを推す具体例→「それはやらなきゃマズいな」と相手に思ってもらう
メリットを推すか、デメリットを推すかは、聞き手の特性も踏まえて、より響く方を選べるとベストです。
まとめ:Example(具体例)を意識して話しも文章もワンランクアップ!
PREP法は、以下の4つのステップで構成した論理的 かつ 説得力のある伝え方です。
- 結論(Point):まず最初に結論・主張を伝える
- 理由(Reason):その結論・主張の理由を伝える
- 具体例(Example):結論・主張を支える具体例を伝える
- 結論(Point):最後に改めて結論・主張を伝える
最初に結論を伝える・結論の理由を伝える・最後に改めて結論で締めくくるの3点は、すでにできている方が大多数です。
「具体例(Example)」を意識することで、あなたの主張はグッと論理的で説得力が増したものになりますよ。
今日から早速「具体例(Example)」を意識した話し方・文章にして、コミュニケーション力をワンランクアップさせましょう!
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筆者の経験:この記事もPREP法を意識しました!
以下のイメージで本記事を作成しました。
記事内のジャンプリンクをセットしていますので、該当箇所がどの部分かリンクをクリックして確認してみてください。
- 結論(Point)
⇒記事冒頭の「解決策」の欄。結論・主張は、PREP法の推奨。Example(具体例)以外はすでに皆さんできている。の2点。 - 理由(Reason)
⇒「前提」の見出しと、「PREP法はE:Example(具体例)を意識すれば良い理由」の見出しで理由を説明。 - 具体例(Example)
⇒「PREP法の具体的な例」の見出しで、Example(具体例)の有無で印象が全く違う点を例示。 - 結論(Point)
⇒「まとめ」の見出し。PREP法を推奨し、Example(具体例)以外はすでに皆さんできているのでExampleを意識しよう。
の結論を改めて主張。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!