海外に行けない理由を論破
今回は、世間一般が言う『海外旅行に行かない理由』を論破してみようと思います。
海外旅行に行かない人って、理由をつけて行けないようにしているだけなんです。
そんな人達が言う『行けない!』と全部論破しましょう。

①お金がないから
海外に行かない人ってまずこれを言います。
『お金がないから』って一番言いやすい言い訳ですよね。
端的に言えば、お金がないのは普段から使いすぎているからです。
- 毎日コンビニでご飯を買う
- かなりの頻度でスタバで飲み物を買う
- 毎週飲み会に出かける
- 毎シーズン服をたくさん買う
- 三大キャリアに毎月スマホ代を一万円近く払っている
- 多くのサブスクに課金している
これらを全て改善すると年間数十万円捻出できます。
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②時間がないから
これもよく言われる理由の一つです。
結論→『時間は作るもの!』
例えばカレンダー通り土日祝日が休みの社会人の場合、
と一週間程度の長期休暇が年に3回取れます。
これを海外旅行に充てることなく「時間がない」はただの言い訳。
サービス業で平日休みの人であっても閑散期に1~2週間の休みを取ることは可能です。
それすら取れない仕事ならやめることをお勧めします。
私の周りのサービス業は、世間一般の長期休暇の前後や6月に休暇を取って旅行に行っています。
時間がないからというのは単なる甘えにしか過ぎません。
③円安だから
円安と言うのも海外旅行を避ける理由になっているようです。
個人的には「だから?」という感じ。
じゃあ1ドルが200円とかで海外に行っていた高度経済成長期やバブル崩壊後の日本人はどうなの。
ドルが高くても海外に行きたい人は行っていた訳です。
極論としては、円安円安と言っているけれど、後から見たら今が一番円高かもしれませんよってこと。
円安の影響を受けにくいマイナー通貨の国に行けば、欧米ほどの円安は感じませんしね。
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④治安が悪いから
これも分かる。
日本ほど治安がいい国は世界中見ても殆どありません。
だからと言って海外に行かないのは勿体ない。
アメリカや中南米、移民が多いヨーロッパの主要国を避ければいいんです。
ヨーロッパでも東欧や中欧は比較的治安がいいです。
東南アジアも、内紛があるミャンマーやフィリピンを除けば安全な国ばかり。
外国人が少ない地方都市であれば更に安全度は増します。
そんなに治安が気になるなら、リゾートのホテルステイを心行くまで堪能すればいいだけ。
広いプールで朝も夜も泳いでみたり、ベランダで読書を楽しんだり、夕食をデリバリーしてみたり…
日本人がしがちな『予定詰め込み旅行』をしないことです。
昨今の日本だって外国人の流入で治安が悪くなっています。
日本が一番治安がいいというのは今は昔かも。
⑤ご飯が美味しくないから
海外はご飯が美味しくないというのが定説ですね。
代表的なのはイギリスとアメリカかな。
その通りです!
それならご飯も楽しめる国に行けばいい。
アメリカ大陸ならメキシコ、ヨーロッパならイタリア、フランス、スペインなど。
もっと言うならアパートを借りて現地で食材買って自炊する。
これも手です。
どこの国でもスパゲッティーとトマトソースがあればそこそこのご飯を作れます。
パンと野菜とハムがあればサンドイッチだって。
今や物価高で外食が高くつく国が多いですよね。
旅先で簡単に自炊するのもありの時代になりました。
スーパーで現地の生鮮食品やお菓子を見て文化を学ぶのも楽しいですよ。
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⑥ウォシュレットがないから
これも海外あるあるです。
海外では基本的にウォシュレットはありません。
日本企業が多く進出して日本製品が浸透している国ならたまにあります。
例えいいホテルに泊まったとしてもウォシュレットがあるのは稀だと思ってください。
ここ2~3年で泊まったホテルでウォシュレットがあったのは、仁川のHotel Tour Incheon、
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ハノイのOakwood Residence Hanoi、
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台中のLe Meridien Taichungでした。
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アメリカ資本のマリオットやヒルトンはウォシュレットなしのホテルが多いようです。
意外ですね。
東南アジアも基本はウォシュレットがありません。
どうしても気になるなら携帯用ウォシュレットを持参してください。
そうすれば解決!
⑦子供がいるから
これを理由にして海外に行かない人の多いこと…
ああ勿体ない!
流石に乳児だと行きづらいだろうけど、3歳以上であれば問題なく渡航できます。
海外は一般的に日本より子供に優しいからです。
商業施設や航空会社も小さい子供に配慮するのが当然。
日本国内を旅するより快適かもしれません。
⑧パスポートを持っていないから
日本のパスポート所持率は、普段から海外に行く人からしたら驚き!
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パスポートなんて15,000円くらいで作れるのにね。
パスポートを持つメリットは海外旅行以外にもあります。
例えば大地震が起きたり日本が戦争に巻き込まれたりしたら、あなたはどうしますか?
今後50年、これらの事象が起こらないと確信できますか?
露、北、中とヤバイ人達に囲まれている日本。
このご時世、何があるか分かりませんよね。
平和が80年続いたからって、今日その平和が壊れないなんて保証はないのです。
そういう時にパスポートがあれば海外に一時避難することが可能です。
定年後に渡り鳥生活を送ろうと考えている社会人も、パスポートは持っておいた方がいいです。
いつでも日本を脱出できる準備をしておくといいです。
⑨国内旅行で十分だから
9つ目はこれ。
インバウンドが年間3000万人を超えた日本でそれを言うの?
2020年~2023年のコロナ禍ならまだしも、ホテル料金も物価も上がりまくっている国内を今観光するって本気ですか?
- 主要都市は外国人だらけ
- 海鮮丼は5,000円
- 有名観光地はマナー度外視の外国人だらけ
- 観光地の公共交通機関は麻痺
情緒なんてあったもんじゃない。
私は2019年頃まで毎年のように京都に行っていました。
しかし2022年の12月を最後に京都を旅行するのは諦めました。
だってホテルはコロナ前の3倍以上、市バスには乗れない、観光名所はごった返し。
行く意味がないでしょう。
それなら東南アジアで500円くらいの夕食を取る方がいいです。
⑩地方都市に住んでいるから
これもよく言われます。
成田や関空の近くに住んでいないから海外が遠い。
え、本気で言ってます?
というか情報弱者かな?
航空券が高騰している今、成田や関西から直行便で飛ぶより、仁川や台北を経由した方が安いんですよ。
近距離、中距離なら5万円、長距離なら10万円変わります。
加えて空港税も地方空港の方が安い。
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地方に住んでいるからデメリットと考えている人は、国内空港のWikipediaを読むべきです。
結構な地方都市(石川、熊本、松山とか)でも仁川、台北、香港辺りに就航しています。
アフリカや南米以外はこれらのハブ空港からばびゅーんと飛べます。
⑪航空券が高いから
コロナ禍以降、航空券は高騰し続けています。
かと言ってLCCは不安…
2024年末のチェジュ航空事故を見ればそうなって当然です。
そんな人でもフルサービスキャリアの航空券を安く買うことは可能です。
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便数がコロナ前より減った今、世界中で航空券の奪い合いになっています。
しかし日本⇔東南アジアであれば、半年以上前に航空券を買えば10万円程度に抑えることができます。
旅行を計画するなら早めに予約を。
昨今の旅行通の間ではこれが鉄板です。
ただし購入前にキャンセル規定をよく読むこと。
キャンセル不可の航空券はいざという時に一円も返ってきません。
⑫日本が一番快適だから
これは分かる。
ただ前述したように、日本だって今もこれからもオーバーツリーズムです。
よく行く飲食店が外国人のせいで入れないとか、私鉄電車が外国人ばかりで乗れないとか…
主要都市に住む日本人なら、日常生活で不便に感じることはよくあるはずです。
綺麗だった観光名所に今はゴミがあふれているとかもね。
人材不足で教養もマナーもない外国人が大量に入っている時代です。
外国人がコンビニで店員していたり、近くのスーパーやレストランにいたりというのも珍しくない。
同時に、これからの日本は規律正しく常識が通じる人ばかりではなくなるということでもあります。
トラブルに巻き込まれて外国人に怪我させられたりアレされたりする未来だってあり得る訳です。
それなら日本国籍を持ちつつ、物価が安い国でセキュリティーがしっかりしているレジデンスに住む方がいいかもしれません。
海外で電車やバスが遅れるのだって広い心を持てば苛々しませんしね。
例外
ここからは海外旅行に行けない正当で明確な理由について言及していきます。
論破は終わりです。
①治安が悪いから
最初の方に言及した治安。
これは一部の国は除外されます。
2025年1月現在、渡航するのに危険な国や地域は多く存在します。
www.anzen.mofa.go.jp
ざっと挙げると
台湾もいつあの国が侵攻してくるか…
数年前まではウクライナに問題なく渡航できたのに…
エルミタージュ美術館に行きたかった…
なんてことになる前に行きたい国には行っておいが方がいいです。
②介護があるから
介護だけはどうしようもない。
自分の親が毎日介護が必要なら無理して海外に行く必要はないです。
ただ、その介護が終わった後に海外に行こうと思ったら自分が老いていたということもあり得ます。
介護中でもその人が元気なら、たまには訪問介護やヘルパーさんに任せてみては。
キャンセル・変更可能な航空券を買って、一度くらいは2~3泊で海外に行くのも手です。
まとめ
「海外に行けない!」
「よくそんなにお金があるね」
と言いつつ海外に行かない人は自分で日々散財しているか、単に海外に行く人を羨んでいるか、日々の平和な日常に甘えているだけ。
本気で海外に行きたければ今行動すべし。
お金を貯めて行動に移すのは人生において案外大事なことかも。