ウチにはもう一台古い真っ赤なシルビアがあって、とっくの昔に車検も切れていて無保険なのについ近場の用事で乗ってしまう。
ぜひ乗りたいというわけではなくて、出かけるときにその辺までだからサンダルでいいか、という感じ。
ブレーキの利きも悪くビクビクしながら運転、もちろんケーサツに見つかったらその場で捕まってしまう代物だ。
それでも時々このシルビアで出かけてしまい後悔しながら恐る恐る家に戻る。
実はこれは今も時々見る夢だ。
就職してはじめてのボーナスで買った車で、手放してからもう40年ちかく経っている。
その後いろんな車を乗り継いだが夢に出るのはこの車だけだ。