黄梅さんのレビュー一覧
投稿者:黄梅
2019/03/11 17:32
予想外の展開続き
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
あらすじ紹介はオーソドックスな内容ですが、読み終わるとどんでんがえしが二回くらいあり楽しめました。ドSとMぎみの嗜好もマッチングできて幸せそう。
予想よりハートウォーミングでした!ほぼストーカーだけど、それも微笑ましいほど。執着、溺愛攻め、年下攻め、天然おっとり年上受けがお好きでしたらぜひ。。
2019/08/23 18:38
予想よりファンシー
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
釘宮作品は現代もので万華鏡作家さんの話を読んだことがあり、その時のイメージで濃厚な人間関係を想像したら、あっさり軽く読める感じでした。主人公がピュアすぎて、王子にかんたんにおとされているのは微笑ましいかな?小動物も出てきて特殊能力をもつ神官というより、魔法少女ふう。最後ハッピーエンドなのはいいけど、弟王子が最後でてこないのが残念。障害らしい障害も、当て馬というほどの人物もなく、おっとりお話が進みます。
2019/03/08 07:31
同じ笠井先生の挿絵のパブリックスクールものとだぶったけれど
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
読んでみたら全く違い、こちらが好みでした。もう片方の作品はリアリズム、社会問題(麻薬、人種差別、その他諸々)も盛り込んだ重厚な話だったので、好みが分かれるかなと。
個人的にはパブリックスクールものはそれだけでも差別的で、オメガバースも生殖がらみでなまなましく両方苦手なジャンルなのですが、他の要素に惹かれ読んでみて、バース差別撤廃が盛り込まれていたり結果的によかった!
ゆりの作品らしい溺愛攻め、その手のひらでころがされる、優秀なのにちょっと抜けてる勝ち気な受け、そして美しい挿絵を満喫しました。カップルの夫婦漫才もいわずもがな。
おまけショートでは子どももでてきますが女の子でびっくり。オメガバースで生まれる子ってアルファの男しかいないのかと思っていて、予想外でまたよかった。
オメガの恋は秘密の子を抱きしめる ~シナモンロールの記憶~【特別版】(イラスト付き)
2019/03/08 07:51
エストニアが舞台の珍しい話
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
さすがの華藤作品、東欧でもさらにマイナーなエストニアが舞台。首都タリンで繰り広げられる英国貴族と日系青年の恋。そして二人の出会いはフィンランドのヘルシンキ、マイナー地名まつりみたいでマニアには嬉しいです。
お話は他レーベルからの同じ華藤作品と同じで、身分差、オメガバース、お菓子、隠し子、記憶喪失系などかぶりまくりなんですけど、こちらは同じ昼メロ風(と両方あとがきにある)でも「世界名作劇場風」だけあり、もっと軽くて穏やかな感じでした。
カップルもより穏やかで、本当に英国貴族らしい理知的な攻めと、とことん穏やか静かな日系エストニア人敬語受け。カフェといい、お菓子だけでなくカフェ飯やハーブもでてきて、お菓子が得意ではない自分も楽しめました。有名な教会やエストニアのお国事情にもふれられていて、勉強になります。
しかし周りはそれに反して激烈なのか、攻め父の諸悪の根源ぷり&最後まで騒動起こし続けるトラブル属性(そりゃあ息子にも煙たがられるでしょう)、攻めの他の関係者もみんなどうしちゃったのみたいなテンションで、最後感動を忘れかけるほど驚きました。
資料、せっかくだから公表して他のオメガにも役立ててほしかったかな、、とにかく最後がすごくてそればかり印象に残ったけど、表紙が表すほんわかテイストでこういうのが好みな方にはおすすめできます!
双竜王と運命の花嫁 ~皇子は愛されオメガに堕ちる~【イラスト入り】
2020/05/08 08:50
いい意味で重すぎない
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
眉山作品に共通する(と私が思っている)ことですが、哀切がありつつ暗すぎずハッピーエンド多め。そこが好きなので、苦手なトリリンガルものも楽しめました。あとエロかったです。
2019/03/12 15:12
メンズアイテム着こなし比較がおもしろかった
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
二神さんの本はいくつか持っていて、重複しそうかなと心配しつつ期間限定価格でなら、と買いました。そうしたら意外に新しい試みもあって参考になり満足。具体的にアイテム名指しされると、自分で考えなければとも思いつつ、手間が省けるとも思いました。
2021/08/27 16:18
ドラマはギブアップしましたが
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
原作はおもしろいです。
オメガの純情~砂漠の王子と奇跡の子~【SS付】【イラスト付】
2020/05/19 08:17
あとがきにある通りメロドラマ風
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
子どもが出る時点で明白ではあるのですが、じれったいくらいの懊悩、尽きない悩み、「うじうしするなー」とは思いつつ、子ども一人の人生、背負っていたら悩むよな…とラブというより家族愛の印象が強かったです。わりとシンプルな筋立て、展開で、読みやすくもあります。その分何回か読み返すと登場人物の気持ちが改めてジワジワ染み込んでくる感じがした。
2020/05/13 04:55
同人誌からの再録集
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
なので、短編がいつくも入り、エロライフ(著者談)多めでした。式についての話では、二人の生育歴の違いをおとしどころが見つかったようで、完結から一年経ったんだなぁ…としんみり。ダイチとハリーは日本在住なので、ちょっとかわいそうでした。
2020/05/01 04:06
ロックハートシリーズ第三弾でした
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
クレイグと星、シドニーと翔に続いてロックハート分家のキャメロンと巡のお話。途中からキャメロン妹で巡の親友クレアが行方不明になり、そちらのほうに意識が行ってしまった。ハラハラしました。ラブの方はもう少し多めでも嬉しいなーと思いつつ、神香さんの日系人受けシリーズは大好きなので、新刊が出てものすごく嬉しい!ロックハート家が巨根家系ネタが密かに笑える。
2020/04/07 05:03
花嫁要素はいらないけれどとても面白かった
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
一気に読み通しだれがなく、気づいたら一冊終わっていてびっくりしました。ファンタジー要素などはなく「民族BL」とのこと、モンゴル風、定番設定ながらうまくストーリーに生かされていてうまいなぁと思いました。花嫁要素は不得意なのでそこだけ普通の(?)側近まででよかったけど、ほかはどこもかしこも満足。すれ違いからの和解、じれったいけどめったに無い一度限りのものですから、味がありました。
2018/10/23 13:15
チーズケーキ好きには大満足
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
レシピの多さだけでなく、レアチーズケーキにも、しっかりチーズ味のノーマル、より柔らかいババロアタイプ、メレンゲを加えた軽いスフレタイプ、と三種類のっていて、作るのもいいし、次回から食べるときにどんな配合なのか考えるのも楽しくなりそうです!
2018/07/25 19:17
明るいBL
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
作家さんがあとがきに書いてらしたとおり、明るくて、溺愛攻めのお話。予想がつくといえばつきますが、結構ハラハラ最後まで読んでしまいました。しかし変わった設定が多く、感心するやら「それってどうなるの??」と考えてしまったり、不思議なお話。イラストが作風とマッチして魅力を引き立てています。
2018/04/24 14:53
忍耐を試される本
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
いくらセックスだけが恋愛ではなくても、そこに至るまでをかなり長く詳しく扱った本でした。でもやっちゃうのはすぐだし、プラトニックな時のアホみたいな浮かれ具合も楽しいだろうし、何より友愛と恋愛を分けるのはセックスかとか、少女マンガの恋愛ではセックスかとか、必須ではないとか、BLについてのあとがきが真剣で興味深かったです。
2020/04/12 15:33
明るい脳筋受けが楽しい
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
会社ものBLは正直あまり得意でなかったのですが、これは少し推理要素みたいなものもあって楽しめました。栗城作品はいくつか拝読しましたが、ベストスリーに入る好み。みずかねさんのイラストが素敵で、しかもプロフィール欄で、おふたりとも自分と同郷出身と知り、作中の脳筋主人公のように単純に浮かれてしまいました。惜しむらくはもう少し陰謀の方にページがさいてあると嬉しかったかな。てもラブも大事かな。短髪が好きなので、みずかねさんの短髪脳筋受けイラストがすごくよかったです。