とりまるさんのレビュー一覧
投稿者:とりまる
セクシー田中さん 7
2023/10/18 20:51
やっぱり朱里が面白い笑
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
田中さんも不器用な前向きさが良いのですが、やっぱり朱里ちゃんが面白いw
「あとのことは知らん」が潔い。武士みたい。
笙野さんの朱里ちゃんイメージが殺す!一色で笑った。
田中さんのヘルプLINEに彼氏どついて錯乱気味で外に飛び出すのも可笑しい。
どんどんこの調子で最後まで行ってほしい。彼女のファンです。
2023/03/25 20:37
コレット顔変わった?
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
女神になったコレット改めベルセポネのその後を描いた番外編の巻。
医者の仲間たちはコレットが死んだ事は知らないんですよね。
それが何かせつない。
心なしかコレットの顔が変わったような?女神になったから?
イチャイチャもいいけれど、仕事してるコレットが好きだったからちょっと物足りなかった。
病で亡くなる前の、ちょっと大人っぽくなったコレットの話も読みたかったです。
そういう意味では、この巻の最後で隊商に医者としてついて行ってて何かホッとしました。
天堂家物語 13 特装版 (花とゆめCOMICS)
2023/06/06 15:07
特別編
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
やっとマサトは天堂家への恨みから訣別出来そうですね。実際に完全に縁を切れるかはともかくとして。それは良かったです。
らんとマサトは大丈夫として、
立花さんのその後が気になります。あと周も。あんまり暗い方向に行かないといいのですが。
特装版のみの特別編、らんとマサトのむにゃむにゃ・・・についてはネットであらかじめ濃ゆい濃ゆいと読んでいたので・・なるほど・・と思いました。少女マンガなのでこういうのはこれ一回でいいかなぁって感じです。ちょっと変にサービスし過ぎでは?という描写も。
立花さんの特別編の方が個人的には好きでした。
プリンタニア・ニッポン 02
2021/08/19 23:14
ゆるい終末の話?
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2巻ですが、まだ小出しにしかこの世界の成り立ちについては語られません。
瀬田くんは1巻では「偶然庇った」結果特進できたと言ってましたが、偶然ではないです。
精神療法?で忘れてしまったのか、謙遜してるのか。
残兵もかなり大きくて恐ろしいものです。
コンサルがかなり家族のような情緒があり、ロボット(コンピューター?)とは思えません。
不思議な世界観ですが、この世界の謎については後々明かされるのでしょうか。
楽しみです。
2022/12/30 00:03
なんぼなんでも
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
上は75歳から下は0歳!までの5姉妹のお話。
なんぼ漫画とは言え、御歳100歳で子ども作るというのは…ないでしょうと思うのですが、なんとなく引き込まれてどんどん読んでしまいました。
主人公?の理華子が父の遺体を仕事場に置くの嫌さに尾崎の家にやや無理に行くところや妹と川の字に寝る所は面白かった。
表紙の女性たちは祖母、娘、孫に見えます。
魔法使いと副店長
2016/12/12 23:59
ファンタジー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ネタバレ少しあり。
空飛ぶ魔法使い見習いの少女と喋る小動物?が出てきます。なので、そういう設定に抵抗ある人には向かない内容かもしれません。
とはいえ、基本は普通の日常のお話です。
最初は闖入者に居候を決め込まれて苦り切っていたアラフォー中年(大手スーパーの副店長)の主人公でしたが、子供を持つ身でもあったので段々魔法使い見習いの少女に自分の子供のような気持ちを持つようになります。
少女、アリスがどうして魔法使い見習いになったのか・・・悲しい理由が途中で明かされます。
主人公の友人が警察というのは少しご都合的な気がしましたが、するすると素直に読めました。
越谷オサムさんの作品はテンポがよく、かつじんわり来る話が多くて、いいですね。
最後に、主人公の住むアパートで親しくなったご婦人にも小さな幸せが訪れそうというオチも、これもご都合的と言えばそうなんですが、よかったです。
神様、福運を招くコツはありますか? 直接きいてわかった神仏の本音
2016/11/27 16:48
お稲荷さん
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
いつもの識子さんの気さくな文章の本です。
私は全然霊感がないので、ちよっとしたおまじない本、みたいな位置付けで識子さんの本を読ませてもらってます。申し訳ないのですが、実際に「神様が見える!」という人に会ったらちょっと引くと思います。
この本は、「福運、めっちゃほしいわー!」
と俗物根性ありありて買いました。
具体的なコツもあって面白かったのですが、思っていたよりコツの数が少なかったかも?
お寿司屋さんのモフモフ白いお稲荷さん、見たいです。
湊川神社はよく知っているので、なつかしいと思いながら読みました。
たまのこしいれ 1 アシガールEDO (マーガレットコミックス)
2023/11/27 10:58
まだまだ導入部
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
アシガールの続編とは言え、唯が生きていた時代から150年も後の江戸時代の御月家のお話です。
唯の事は「先の世から来た」と伝承が残っているのがすごいけど、誰に話したんだろう。
この物語の主人公は尊の娘、月。
父の研究室にいたら江戸時代からやってきた御月の娘、玉とその想いびとと遭遇。
そしてうっかりタイムマシンを作動させてしまい、月が江戸時代にタイムスリップ!
なんやかやで玉の代わりに輿入れしてしまうことになるのだが…。
てな感じです。
上記の導入は事前にうっすらわかっていたので、その後の輿入れ相手の情報が知りたかったのですが、
残念ながらお相手は病におかされていてほとんど登場せず。月との絡みもほとんどなし。
なので1巻だけだと消化不良気味です。面白くなるといいんだけどなーって感じ。
2、3巻まとめて読む方が読み甲斐があるかも?
2023/12/11 14:06
穏やかでいい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
WEBで読んでいたので書き下ろし以外は知っているのですが、
大学生の恋愛話という事で、高校生のそれより落ち着いていて好きです。
変なすれ違いでこじれたりとかがなくて。ある意味ベタな予想を外していく展開で。
カニエさんのヤキモチも本人は表には出さず、蒼ちゃんからバラされるところもいいですね。
蒼ちゃんて実は結構面白い性格ですよね。
「心の修羅を引いたから」とか、この漫画家さん独特の言葉の選び方も面白い。
カニエさん「言うてみるもんやな!」てそれおばちゃんが値切る時に言うやつ。
書き下ろしも良かったです。是非昔の話を聞いてみたい。
天狗の台所 3 (アフタヌーンKC)
2023/10/07 22:40
これが尊いという感じ?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
天狗兄弟のスローライフを描いた第3巻。
2巻で珠緒ちゃんが基の事を「推し」と言ってましたが
私は「兄弟セット」で推したい。
この兄弟のやり取りをずっと眺めていたくなります。
ずっと隠遁中でいいよ…と言いたい。
やっぱりオン君が基本素直で天真爛漫なのが可愛い、んでしょうね。兄ちゃんは。
ケガしたオンに(多分弟の好みに合わせて?)山菜でケークサレを作ってあげるし
花見弁当は弟の好物ばかり。
露天風呂にまた一緒に入りたいと言われて羽で喜んでる…。
(それが嬉しさの現れとわかるオンもすごいが)
めっちゃ可愛がってませんか。
ドラマは個人的にはちょっとイメージと違った(2人の性格がなんか違った。パパママも違う)のですが、
この漫画の2人はこのままブレずに行ってほしいです。
オンは羽が生えたらいいな!とは言ってますが、最初と違って生えなくてもそうガッカリはしない気もします。
隠遁明けでおしまいなら、次巻が最終でしょうか。もしそうなら非常に名残惜しいです。
水車小屋のネネ
2023/08/15 12:42
つながれていく物語
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津村さんの著作は幾つか読みましたが、その中でも1番読みやすかった気がします。そして1番面白かった。
母親の婚約者から妹が暴力を受けている事を知った18歳の理佐。母親は知らぬふりなので妹を連れて家を出る事に…。
この母親と婚約者がほんと読んでて腹たったけど、昨今のニュース見てると、わりと良くある事なのかもしれませんね…。
まだ姉を18までは育てただけ、マシなのでしょうか。でもやっぱり腹立つ。
妹の律が賢かった事も、婚約者は面白くなかったのでしょう。律が8歳にしてかなり悟っている事に驚きます。
姉の理佐は蕎麦屋と蕎麦屋が飼っているヨウム「ネネ」の世話をする仕事につきます。
姉妹は蕎麦屋の土地に根を下ろして(一旦就職で離れたりしますが)、色んな人達と繋がりを築いていくのですが、
そのご縁が続いていくさまを10年毎に描いています。
今の自分はほとんど人との繋がりがない状態なので、豊かな人間関係を築いた2人が羨ましいなと思いましたが、人間力の違いなんでしょう。
読んでる間、特に最初の10年は姉妹を応援する気持ちで読んでいました。蕎麦屋の大将や奥さんが良い人でほんとうに良かった。
あと、全く話の筋とは関係ありませんが、津村さんは少年にちょっと「冒険」させるのが好きなんでしょうか。
ササハラ少年が崖を降りるくだりで、エブリシングフロウズの友人を助けた男の子を思い出しました。
図書室のはこぶね
2023/05/23 10:46
ミステリーふう
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足のケガで高校の体育祭に参加出来なくなり、代理で図書室の当番をする事になった元バレー部の花音。
何故か10年前に紛失した筈の本が見つかり、体育祭に参加できない鬱憤が溜まっていた花音は間に挟まったメモの謎を解こうとするが…。
爽やかな学園ものです。ミステリー風味も少々。
朔太郎のビジュアルの説明で「鉢の大きい」「ビーバーに似ている」というのがよく出てきますが、イマイチ想像しにくかったです。
ちょっと違和感があったのが、花音は本をあまり読まない人だったのに「飛ぶ教室」のような古典をたやすく読めていた事。普段読まない人が古典の硬い文を受け入れられるものかなと。
などと少しケチをつけてしまいましたが、全体的には面白かったです。
朔太郎に女の子扱いされてひそかに照れる花音が可愛い。彼女がゴリゴリの体育会系じゃないのが少し意外でした。(私の偏見かもですが)
あと、「Saturday night」。思わず動画で探して聞きました。ラジオのジングルなどでも聞いたことありましたが、ノリ良い曲ですよね。
野亜高校はおそらく横須賀が舞台の学校なのでしょうが、「土ダン」やそれにまつわるエピソードもモデルがあるのでしょうか。
読後感がとても良かったです。
2023/05/19 18:08
三組の夫婦の行方
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内容の濃い巻で面白かった。
この巻は三組の夫婦模様が中心の印象。
とはいえ、周といち日はもう安心やね!おめでとうさん!て感じで安定している。
縁と鈴音夫婦。
鈴音が壊れかけてて怖かったけれど、縁が周や桑の木にまで相談しにくるとは意外だった。登場初期は随分イヤごと言いの人だなと思っていたけれど、大分印象が変わりました。結構鈴音の事を大事に思っていたんですね。桑の木のお母さんが居てくれて良かった。結果どうなるにしろ、鈴音がこれ以上壊れることにはならないでしょう。
栄と頌子夫婦が今は1番不安定ですね。
栄は相変わらず何考えてるかイマイチ分からないけれど、今回頌子が頑張ってグイグイ攻めて来ています。もう言われるだけの都合よいお嬢様ではないという感じ。
最後の件を、栄はどう受け取り、対応するのでしょうか。(しかしほとんど東京の家に寄りついてないのによく出来たなぁ…失礼。てっきり形式だけの夫婦なのかと思ってました)
料理だけじゃなく、店のこと、人間模様でも楽しませてくれる漫画です。
(料理は凝ってて自分には真似できません)
次巻が楽しみです。
考えたことなかった
2023/01/18 11:33
いいたいことがあります!の続編?
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中学2年生の颯太はある日言葉を喋る変な猫に出会う。
猫は未来の颯太で、若い時の自分に忠告しにきたというのだが…。
最近はご時世なのか、ジェンダー関係のお話が多いですが、物語というより道徳の教科書のように面白みのないお話が多くなってしまっている気がします。でもこのお話はそれほど説教臭くなくて楽しめました。
猫の語尾に「にょー」がつくのが可愛い(中身はお爺さんですが)。
颯太が自分で考えて、ボタンつけをやってみようと思ったり、出来る後輩の言葉を誤解していた事に気づくのがよかった。
私もシニアに近づいてきて、間違いを認めるのが難しくなってきているので、プライドが高そうなおじいちゃんのくだりには身をつまされました。
最後、結論がでたわけじゃなくて「考え中」なのも、大団円に終わるより良かったです。
終わり方もくすりと笑えて、いいお話でした。
掬えば手には
2023/01/08 18:04
面白かった
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
勉強、スポーツ、容姿。どこから見ても平凡な大学生、梨木君には人の気持ちが読めるという能力があって…。
あらすじを読んで「これは、ハズレかな」と思いながら読み始めましたが、思っていたのとは違う方向のお話だったのでいい意味で予想が外れました。
以下はネタバレになります。
梨木君の「人の気持ちが読める能力」って、
「人の事をすごく気にかけてよく見ている、無茶苦茶いいヤツ」って事なんじゃないでしょうか。
不登校だった三雲さんが登校して来た時、夏服の事を気にしてると感じた事も外れてたわけだし。
バイト仲間になった無愛想な女の子、常盤さんの事も、普通あんなに壁を作られたら腹を立ててもおかしくないと思うのだけれど、梨木君は彼女がしんどい思いをしている事を感じて何とかしたいと思っていろいろ話しかけてしまう。必要最低限の返事しかかえって来なくても。本当にめちゃくちゃいい人です。
(懲りたので彼女は作らないようにしているというのは納得。こんな人が彼氏だと彼女からすると腹たつかも)
主人公はいい奴なんですが、この物語を読んでて一番面白かったのは性格のひん曲がったアルバイト先の雇い主、大竹さんでした。
梨木君は「大竹さんて実は良い人なんじゃない」と友人に言われて「それはない」と即答したけれど、暴力ふるってきたりはしないし、めっちゃ口のひどいオッサンという感じなんじゃないでしょうか。9対1のツンデレというか。私はこの人の下で働きたくはないですが、例えば友人からこんな人の話聞くのは楽しい気がします。私にとっては梨木君よりも、出てくるのが待ち遠しい登場人物でした。
瀬尾さんはちょくちょくヤンキーっぽい人を書きますね。生き生きしたヤンキーが多いので、モデルにしてる人がいるのかな?
オマケの小話も楽しかったのですが、終わり方が多少無理矢理だったような感じを受けました。
久しぶりに早く読み終わり、やはり面白い本は早く読めてしまうんだなぁと感じました。