- 販売開始日: 2019/09/10
- 出版社: 平凡社
- ISBN:978-4-582-83812-1
空から森が降ってくる
著者 小手鞠るい 著
アメリカはウッドストックの森に住む小説家が綴る四季の移ろい。美しくも厳しい自然や野生動物との交流、ときに森を飛び出し旅先でのできごとをたおやかな筆致で描き出す。
空から森が降ってくる
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書店員レビュー
森に癒され、うっとり。清々しい。
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
小説家、小手鞠るいさんのさわやかエッセイ集。米国人の御主人とニューヨーク北東部ウッドストックの森に暮らす。ニューヨークから3時間のこの森は、自然豊かで美しい。読んでいるだけでまるでそこにいるかのような、錯覚を覚え引き込まれる。自宅の庭にも、花が咲き乱れ、小鳥やリスが遊びに来る。そして、何と鹿や熊までやって来る。(野生動物とうまく共生している)それを夫婦2人で愛でている。冬は、長く厳しいが雪かき、停電にもすっかり慣れた様子。春夏秋冬、それぞれの季節をおもいっきり楽しんでいます。小手鞠さんと言えば、『欲しいのはあなただけ』など著書多数だが、意外なことに書けなかった時期が長かったそう。その間もココに暮らし、「森に育てられ、鍛えられた」と言います。楽しい時も苦しい時も森に見守られてきた。彼女にとってココは居心地のいい楽園であり、創作の源であるんですね。これからも、素敵な物語を発信し続けて下さるはずです。
『空から森が降ってくる』
2020/03/11 20:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニューヨーク州北部
ウッドストックの森に暮らす小説家の
“物語のようなエッセイ集”
雪嵐の中で起きる停電
「ウッドストック」とロックの聖地
マウンテンローレルが咲き誇る桃源郷
庭にやってくる熊やシカ
無名時代にやなせたかしにかけられた辛口の励まし……
上質の短編小説を読んでいるような味わいの24編
《この本がみなさんに読まれたとき初めて、この作品は完成します。》
──「あとがき」
同じ仕事部屋から生み出された小説たちも読んでみたくなる
(読者の多くは小説を読んでエッセイを手にするのかもしれないが)
「ウェブ平凡」の連載(2018年8月から2019年8月まで)に大幅に加筆し書籍化
自然とともに
2019/10/18 18:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカの森の中で暮らしながら、日々植物と動物に触れ、愛でるって素晴らしいです。野生の動物は日本では怖がられてるけど、本来は自分のテリトリーの中で暮らしているから、何ら怖くないと文章にありました。本当その通りだと、人間が脅かしているからなんだと、つくづく自然との大切さを感じました。