- 販売開始日: 2019/10/17
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- ISBN:978-4-403-22124-8
メロウレイン ふったらどしゃぶり
著者 著:一穂ミチ , イラスト:竹美家らら
同人誌、ペーパー、小冊子、サイト掲載SSなど一挙収録。身体から先にお互いを知った一顕と整が、手探りで恋人同士になっていく日々を追った、名作「ふったらどしゃぶり」総集篇。(...
メロウレイン ふったらどしゃぶり
商品説明
同人誌、ペーパー、小冊子、サイト掲載SSなど一挙収録。身体から先にお互いを知った一顕と整が、手探りで恋人同士になっていく日々を追った、名作「ふったらどしゃぶり」総集篇。
(収録作品)「アフターレイン」、「秋雨前線」、「ハートがかえらない」、「LIFE GOES ON」、「恋をする/恋をした」、その他掌篇、「泡と光」、「ひかりのにおい」、「ひかりのはる」、「恋をした/恋をしている」(書き下ろし)
関連キーワード
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どしゃぶりのその後に
2022/06/05 04:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
ふったらどしゃぶりの一顕と整のその後譚
肉体的関係が先に来てしまった二人の
恋のあれこれが描かれている。
ちりばめられた恋の光跡を拾うような作品群です。
本編その後の短編やSS(同人誌、ペーパー、小冊子、ブログ掲載)を
まとめてある1冊
読むことが出来なかった特典たちもこうしてまとめてもらえるのが
本当に嬉しい
「恋をする/恋をした」が人気があるのはわかる
結婚式の二次会で一顕と一緒に幹事をする女子の気持ちと
それを感じる整の気持ちが伝わってくる。
これは恋する気持ちが本当に伝わってくる作品です。
一顕の実家での母とのやりとりがリアルだなぁって思ったり
(一顕の決してかおりを下げない一貫した態度は感服します)
お葬式の秘書課の女性の話はリアルで怖いなぁって思ったり
二人の恋を追いながらそれぞれの色々思うことができる作品たちです。
ナイトガーデンでは書かれなかった先生のお悔やみに行った際の整が
和章の存在を感じるところは切なかったです。
もう交わることができない二人ですが、
こうしてかすかに相手の存在を感じはするのだろうなぁと切なく思いました
(シャンパングラスの話、「long long hello」に作っている過程が載っているので
それも合せて読むと和章と整の交差が見られます)
一顕と整がこれからどうなっていくのかなぁって思いながら読んだ掌編たちです
中年になってもお祭りに寄付して名前並べて貼ってもらって、
縁日で一緒に買い食いしていて欲しいなぁって思ってます。
同じようにちりばめられた時間がある和章と柊の物語も読みたいなぁって思います。
やっと電子書籍になったよーん
2019/10/25 00:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フミフム - この投稿者のレビュー一覧を見る
紙の書籍で発売されて、約1年間ずっと電子書籍になるのを待っていました。
整と一顕のその後が、いろいろと描かれています。ちょっとした諍いまでいかないけど、どんなカップルにもある、齟齬を乗り越えて関係を作りあげていく過程がステキです。
一顕が顔も性格も男前で、女の子にアピられてもさらりとかわして、整に一途な様子に惚れちゃいます。
一顕と整のありふれた日常の短編集
2021/07/09 13:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一顕と整のありふれた日常の短編集
一顕と整のその後が気になって、電子版を購入。
一遍が3分ほどで読了できる短編集だから、外出時にちょっと読む本にピッタリかもしれない。
一顕と整の二人が、雨の音で、思い出す話などの雨音に絡むあれこれ。
二人のやり取りには、著者一穂流の処世術集の一面もあると思う。
こんな時、どうかわしたら角が立たないか、など、参考になるのは特に一顕が詰まったときの内言場面。
整は、一顕が困ったり、焼きもちを焼く素直な性格が好きで、故意に一顕を追い込んで楽しむ捻じれた性格。
整は、同居していた幼馴染に告白して拒否された。
一顕は、同居していたかおりにセックスを拒否された。
そして、ひょんなことから整と一顕は、肉体の交渉を持つ仲になって、情愛は後から育まれたもの。
二人はいつまで仲良くできるんだろう?
・・と愛育成中の二人のやり取りが、気になってしまう。
いつまでも仲良しでいてくれたらいいな。整にも、一顕にも、もう後戻りする場所がないので。
整と一顕のその後
2023/02/05 20:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:zuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛ものは付き合うまでが最終目標で、その後はサラッ終わるものがほとんどですが、番外編としてその後の二人が見られるのは本当に嬉しいです。整と一顕が何気ない月日を重ねて想いを育てているんだなと、どのストーリーにも癒されました。
一顕と整のその後のお話
2022/12/02 23:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コリラックマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一顕×整の短編集です。結構整視点のお話が多めでした。
紆余曲折の上、やっとくっついた2人の後日談が色々。
本編より先にこっちを読んでしまったので、所々『ん?』と思う所があったのですが、改めて本編から読み直したら結構感慨深い。
よくこの2人上手くいってるよ…と思ってしまうくらいの展開。
整の視点が多めで、本編の時はこんなこと思ってたんだなとか、一顕ってホントにいい男なんだなとか思ったりしながら読みました。
かおりはホントに惜しい男を手放したものだ。別れた後に自分の悪口を言わない・庇ってくれる男はそういないし、逃した魚は大きすぎたと思う。
整はどっちのカズアキの手を取るか、という所で間違えなくて良かったと思う。罪悪感も痛みも喜びも全て分け合って歩いていくのでしょう。
一顕に恋する女の子を整が密かに追う話では、一緒にドキドキしたりもしましたが、一顕の男前な対応が良かった。
自分達の馴れ初めを思うからこそ不安を取り除いてやりたい一顕、気持ちがわかるからこそ止められずに意地を張ってしまう整。
でも、2人で乗り越えた日々が今の2人を支えているように思います。
結構めんどくさい性格の整を、どーんと受け止められる一顕はかなり包容力があると思う。
この2人が静かに続いていきますようにと思わずにはいられないお話達。
出来れば1冊目を読んでから読むことをオススメします。