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SFの名作を今頃ようやく読む。最近はSFを読むこともなくなって久々手に取る。
一体これはどんな着地を見せるのかと、謎のまま終わるんじゃないかと思っていたら、パタパタとパズルがハマってゆく。
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想像以上に読了まで時間がかかってしまいました。
SFでありながらミステリー、徐々に明らかになる事実、評価の高さから期待先行してしまい、ただただ長く感じました。
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月で発見された死体は、死後5万年前と判明された。と興味をそそられるプロローグSFゆえの小難しさもあるが、
小説の主人公の学者達と共に頑張って読み進めることで
徐々に、謎が解明されていき、続きが気になるストーリーです。初版が40年以上前(50年前!?)なので、古臭い内容や描写もあるが、それはそれとして、
宇宙の謎が解き明かされる話しを楽しめたらなと思います。良いですね。
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出版社の腹黒い思惑。
旧作に注目が集まって売れ始めると、「新版」を名乗って「値上げ」を敢行する。
日本の出版社の常套手段である。
「新版」を新品で買うことは値上げを容認していることになるので、
値上げ手法に賛成しない自分は古本で買うことにします。
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月の表裏不整合問題や火星と木星(だったと思う)の小惑星帯、そしてホモサピエンスがネアンデルタール人を滅ぼした理由といったミッシングリンクを創作の中で見事に解決した作品。ただ、宇宙船や月面基地の説明が冗長だったのでこれを読むには適度に休むと良い、かも
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宇宙の謎、人類の起源、超古代文明、オーパーツ、これらのロマン溢れる言葉が好きな人はどハマりすると思う。SFだけどミステリとも言えるか。読後感も素晴らしい。
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月面で発見された人間の死体。それは、なんと5万年前に死んでいたのだった。これをきっかけに調査チームは、人類の成り立ちに迫る。ミステリーハード作品である。
ハントに人間性および人生観に驚かされる。研究者にも関わらず、コールドウェルと対等に渡り合い、全体を俯瞰する能力を持つ。ハントだけでいくつもストーリーが作れそうである。
具体的な行動ではなく、情報を整理する役目を主人公がすることで、読書は重要な発見のみを価値つまんで知ることができる。上下巻に分けるならば、ダン・チェッカーや数学班など焦点をあてようと思える人物や場面はいくらでもある。その中でも、ハントを中心に物語を進めることで、一から世界を作り上げるSF世界を分かりやすく表現していると思う。このような、物語の構成とシチュエーションをどのように作りだしたのか気になる。
新たな発見によって考察が進んでいく場面やハントのように角度を変えて物事を見ることで、疑問が徐々にほどかれていく感覚が読んでいて楽しいと感じた。
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エンタメ小説を読んだというよりも、ア⚪︎ビリバボーとか世界⚪︎見えとかで流れる科学者の要約ドキュメンタリーを見た様な読後感だった。
基本仮説→新発見→考証→新仮説の繰り返しなので、結構話が淡々と進む。そのため、つまらない小説ではないが、読むのに時間がかかった。
最後もなるほどそういうことだったのかと納得したが、また読み直したいという程の気持ちにはならなかった。
科学考証が好きな人はハマるんじゃないかと思う。
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初版から43年を経ての新版刊行。この間104もの版を重ねている。さすがSF小説の金字塔。「【新版刊行記念企画】あなたの『星を継ぐもの』は何版?みんなで104版コンプリートできるかな」も無事(?)コンプリート。私も昔読んだ記憶があるが、図書館で借りたので参加できず残念に思った。新版刊行を機に久しぶりに読み、昔感じた「なるほど」感を今回も普通に享受することができた。
舞台は2020年代の設定だが、未だ宇宙開発はそこまで進んでいない。宇宙航空が一般的になるのはいつになるのだろう。現在の世界状況を見るに、戦争するより開発を、と思う。
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月面にて発見された5万年前の人骨を皮切りに次々と立ち現れる謎を紐解いていくミステリーとしてのカタルシスが心地よい。冒頭で描かれる素性の知れない宇宙飛行士ふたりの決死行が全編を通しての主題(我々の命が連綿と続く生きる意志の賜物であること)と通底していて読了後に再度読み直すといっそう感慨深い。
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◆ミステリー好きにもおすすめのSF小説◆
1980年に翻訳物として出版されて以来104版まで重ねてきた本作は、長く読み継がれてきたSF小説の名作。43年経った今、新版が刊行されたことに驚き、どれほどの作品だろうと興味をそそられます。SFに免疫がないせいか、古い翻訳本のせいか、なかなか読み難い。でも最初の45ページを何とか読み進めれば、いよいよ物語が動き出します。月面で発見された宇宙服を着た5万年前の死体。 ―彼はいったい何者なのか。
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SFの名作を読もうキャンペーン中。
面白かった……!
難しくて、サクサク読み進められる感じではなかったけど。
月面で見つかった5万年前の死体。
死体の謎を解くミステリーとサイエンス・フィクション。さすが読み継がれる名作といったところ。
最後の最後、鳥肌立ちました。
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あまりにも学術的な文章が多く、専門的な言葉が難しくてもう読むのをやめようかと何度も思った。
でも最後のあたり、ハントが木星へと発ったあたりからどんどん面白くなって、最後は叫びそうになるほど熱中しました。
はじめからハントが主人公で、この謎を解明するのはハントだと勝手に思っていました。
確証はない。それでもあのダンチェッカー教授の力説には納得するしかないでしょう。
それからエピローグ。「わー!なにやってるの!」と言ってしまいますよね。読んだ人はみんな言うと思う。
SF小説にハマりました。
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月面で5万年前の宇宙服を着た死体が発見されたところから、あまりにも面白いストーリーに引っ張られ一気に読了。極上のミステリーってこういうものを言うのでは。
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プロジェクトヘイルメアリーが面白すぎたので、同じような読書体験を求めて手に取った。
SFというかミステリーとして面白かった。ラスト、うわぁ~って声が出た。
宇宙の描写がリアルで、登場人物と一緒に宇宙を旅している気分にもなれる。訳が上手い。非日常を味わうのにもおすすめ。
とても1980年代に書かれた本とは思えない。