バーターとはいえ
2021/06/05 13:33
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
圭の思い出してしまった辛い過去。
でもバーターとはいえ、本人もバッターとして結構な成績だったんじゃ?
そしてバッテリー組むのは圭じゃないと葉流火を生かせないってとこに気付ければなぁ。
でも藤堂のイップス告白と圭のランニングホームランは感動したなー。
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最高の回だらけ、気付いたら読み終わってた。いやあ良いわあ、王道熱い少年漫画にこれほど魅了されるなんてね、嬉しいね。残酷さと希望さが隣り合わせかつ鏡の様。
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レビューに入る前に、先に業務連絡だけ済ませておきたい。
ブクログさん、星の在庫が足りてないようなので、入荷をお願いいたします。(業務連絡)
さて、高校野球を写実的に描くジャンプ+が誇る良作、忘却バッテリーの10巻では、主人公の要に大きくクローズアップ。
甲子園予選準決勝の帝徳高校との一進一退の攻防を描きながら、彼を巡る物語上の大いなる謎
「彼はいかにして、智将としての記憶を失ったのか」
にメスを入れている。
何より恐ろしいのが、それが65話で提示され、さらに残酷な真相が66話で提示されているのだが、それが10巻の「冒頭」だという点である。
そしてこの巻最大のクライマックス、もしかするとこのシリーズ最大の名作回かもしれない72話が巻末に配置されているのだ。
他に言葉が選びようがないので、軽薄で恐縮だがこの言葉を贈りたい。
10巻は疑いようもなく神回である。
物語の詳細はネタバレに配慮して控えるが、そこで描かれているものはディテールさえも奥深い。
家族が選手を見つめる視線。
思いがあろうとなかろうと、関係なく生まれてくるプレーの結果。
同じ釜の飯を食った仲間によって支えられるという青春模様。
冷徹なチーム戦術。
それを越えていく、一瞬の判断が見せるゲームとしての熱狂。
ここには高校野球のすべてがある。
描かれていかないだろうディテールにもドラマがあって、そのディテールは特に現場を知る人にとって刺さるものが多いに違いない。
熱いし、刺さるし、泣かせるし、もう最高にスポーツしてる巻だ。
というわけで、今回は星十個程度で評価したい。
あ、ブクログさん、入荷はまだですか……。あ、じゃあ、暫定星五つということでお願いします……。
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初話からめっちゃ面白くて大ハマりしてたんだけど、
72話についてはもうやばい胸アツの感動で、
めちゃくちゃ最高!!
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藤堂のイップスの克服。
山田が受け止めてくれると信じてたから、自分に打ち勝ちたいからという想いがあったのかもしれない。けど、私はもしかしたら、エラーをして自分と似た境遇になった要圭を救いたくて克服したとも考える。
とにかく、このシーンはすごく感動した。
それに、最後の要圭のシーン。
今までやってきたことは無駄じゃない。今はわからなくてもいつか返ってくるって改めて思った。
でも、これは受動的に返ってくるんじゃなくて、自分が望んでいないと返ってきたことにも気づかないのではないかと思う。