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【少女よ、世界を誘惑せよ!】少女論からスタローン愛まで、作家ならではの視点で「本当に観ておもしろい」映画を厳選! 愛と欲望と人生のすべてが詰まった一冊。
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人気作家の桜庭一樹さん。
書評集がとても面白かったのでこちらの映画エッセイも手に取ってみました。
結果、観たい映画が四十本近く増えることに。
2、3ページの紹介文&レビューの中に、桜庭さんが見つけた、その映画の‘魂’をギュッと詰めて、わたしたちにみせてくれます。
ときに自分を語りながら、ときに‘物語’への熱い思いを滲ませながら。
‘魂’とは、作品の一番大事なところ、コア。作者が伝えようとする事よりももっと深い部分、だと解釈しました。
‘目を凝らせ、魂をみつけろ’
これはこの本の帯の煽り文ですが、枝葉を楽しんだり、表層しかなでられなかったりする自分には目標とする言葉となりました。
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初読。図書館。大学時代には自分でもたくさん映画を見たと思うが、その後だんだん見なくなり、今はほとんど映画館に行かなくなった。だから全く知らない映画ばかりだったが、全部見たくなった。全部見たうえでもう一度この本を読み返せたら幸せだろうなあ。
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映画館って本当に都会と地方で差がありまくる。配信システムは助かるけど、やっぱり劇場で観たいもんです。シン・エヴァンゲリオン、いつ来るかな。
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およそ100本の映画のレビュー。8割は観てたかな。
さすがですね。こんなレビュー書けるようになりたい!と素直に思いましたね。
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私は実は、桜庭一樹さんのファンで、一時期、読み漁ったことがある。ただ、どこが好きなのかうまく説明出来ないし、何の作品が印象的かと聞かれても答えられないかもしれない。
その、不思議な感じが、この本の目次から伝わってきた。知らない映画だらけなのである。にもかかわらず、一つ一つ、気になる。気になったタイトルをスマホにメモしていたが、途中から諦めた。もう、これは全部見るべきなのかも(見ませんが)。誰かに勧められて出会う本や映画もいいけど、やっぱ、なーんにも考えずに出会う本や映画だって、魅力的だったりしますよね。たくさんの映画紹介を読んで、結局そんな感想になりましたとさ。
おすすめ!
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読書感想文を書くコツは「本のことではなく自分のことを書く作文」と気づくこととある作家さんが語っているが、映画鑑賞の本作もまさしく映画に引き寄せて桜庭一樹その人を語っている一冊。目次を一覧して分かるのは、シネコンには行かないミニシアター系の映画ファンだなということ。シネコンにかかる作品を中心に批評するページが別にある週刊誌ならではの企画だったわけだ。
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100本近い映画が取り上げられていて、どれも見てみたい気にさせてくれます。
100はこれから見るには大変だなぁ、1日1本見ても100日。
映画館では見れないからNetflixで見れるか…
各話の冒頭の小話は、同時代の同地域にいた身には懐かしいというか、あーそうねというか。やはり子供の頃なので狭い範囲で生きてたからか自分の記憶と違うところとかあったり。
映画館は田舎の割にあったほうなのではと思っていた、松竹系と東宝系、もう一つあった気もするけど違うかも。多分今はない。駅前にシネコンが1館あるだけのはず。
去年、実家近くの本屋に行った際に過去から現在の写真が掲載された本が置いてあった。あういうのに映画館の歴史も載ってるかな。
最後の方はコロナが始まっていて時代を感じさせる。
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映画に限らずだけど、このようなエッセイは見たことのない作品を知ることが出来るのもいいし、すでに見たことのあるものについては、著者にどんな風に写ったのか知れるのが楽しい。