語彙力をもっと身につけたい
2021/11/23 15:41
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クニくんクニちゃんクニさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分に語彙力がないと改めて思わされました。これを読むことによって、さらに語彙力を身につけたいと思いました。
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勉強になった。
無理なく使いこなせるように日ごろの振る舞いや
言葉使いに注意したい。
たまに見返すような使い方が出来る本。
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認知語彙と使用語彙。聞いてわかるものと使えるもの。
恐れ入りますが、はずいぶん印象が変わる。ごきげんよう、と同じ。
幸甚に存じます。
私淑する。
慧眼(けいがん)=目上の人を褒めるときに使いやすい
通暁(つうぎょう)=精通しているを大げさに。
謦咳に接する(けいがい)=尊敬している人と直接会う。
相身互い=同じ苦しい立場のものが助け合うこと
貴下ますますご清祥のことお慶び申し上げます。=健康で幸せであること
寛恕=心が広く過ちを許すこと=どうかご寛恕ください。
畏友(いゆう)=尊敬している友人
上梓(じょうし)=書物を出版すること
恵投(けいとう)=人から物を贈られること。ご継投いただいたご著書、など。
逝去せいきょ、言質げんち、奢侈しゃし、市井しせい、唆すそそのかす、曝すさらす
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立場や状況に応じた大人の言葉遣いが使える順に紹介されているという、比較的使い勝手の良いワード集。
言葉の意味と使用例、説明と関連表現が基本構成となっている。
個人的には、だいたいは知っているレベルの単語だったが、きちんとした意味や使うべき状況などを改めて確認することができた。
18-16
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言葉の由来等も載っており読み物としてま楽しめた
相見互い→助け合うこと
あやかる→感化されて同じ状態になる
おざなり→適当にやる
なおざり→はぐらかしてやらない
おこがましい→おこは古語でバカ
金字塔→ピラミッド
清祥→つつがない→健康であること
寛恕→過ちを許すこと
恵投→ものを贈られること、献本は自分から贈ること
奢る→目上に対してはこちらで持つ
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使える順に紹介する、というコンセプトはありがたい。
語彙力本は、読むだけは身につかない。文章を書くときやスピーチの前に定期的に読み返すようにして、使うことで、やっと語彙が自分の血肉となっていく。
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題名通り、淡々と日常的に使う丁寧表現を例文とともにあげてくれている本。
●仕事がなめらかに進む
おそれいります
心待ちにする
お足もとの悪い中
ひとかたならぬ
有終の美
身に余る
趣向を凝らす
心ばかりの
お粗末様でした
僭越ながら
はなむけ
肝煎り
鋭意
お引き立て
御相伴にあずかる
末席を汚す
相成りました
ひとかどの
ご指導ご鞭撻
忌憚のない
お運びくださいました
つつがない
相身互い
幸甚に存じます
●人を立てる
あやかる
圧巻
おかげさまで
たしなむ
奥ゆかしい
みずみずしい
板につく
懐が深い
堂に入る
筋金入り
草分け
心づくし
金字塔
真骨頂
珠玉
雲泥の差
お株を奪う
遜色ない
私淑する
慧眼
眼福
通暁
矜持
謦咳に接する
●反省を真摯に訴える
面目ない
身のほどをわきまえず
申し開きのできない
襟を正す
気を揉ませる
しがらみ
断腸の思い
不徳のいたすところ
かまける
忸怩たる思い
うかつ
粗相
のっぴきならない
平に
●文書・メールでよく使われる
ご自愛ください
一身上の都合
教示
厚情
平素
愛顧
拙
万章繰り合わせのうえ
笑覧
踏襲
腐心
清祥
寛恕
畏友
上梓
恵投
●伝統を踏まえた
花道
土壇場
しのぎを削る
天塩にかける
土俵際
独擅場
お隠れになる
正念場
二の句が継げない
来し方行く末
糊口をしのぐ
お福分け
しゃちほこばる
●言いにくいことを穏やかに
あいにく
手前味噌
お手やわらかに
亀裂が入る
お汲み取りください
不躾
精彩を欠く
おこがましい
したり顔
老婆心
手垢のついた
沽券にかかわる
お戯れ
語弊
差し出がましい
折り入って
言わずもがな
寡聞にして
拙速に過ぎる
あられもない
膠着状態
●改まった場のかたい表現
忖度
不退転
可及的速やかに
割愛
如何ともしがたい
鑑みる
粛々と
喫緊
遅滞なく
顛末
励行
目下
歪曲
従前の
抵触
資する
齟齬
多寡
遺漏なく
蓋然性
懈怠
瑕疵
遡及
低廉
逸失
狭隘
誤謬
涵養
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本書を読むと、認知はしているけれど、自ら使ったことはない言葉がいくつも出てきた。理解のあやふやな言葉を正すことができたのは良かった。ただ、使うべき言葉は相手や場面、自分の年齢、時代等でも変わるものであり、たまにこのような本で振り返るのがちょどよいかなと感じた。
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普段何気なく使ている言葉から、そうでないものまで、言葉の幅が広がった。使うかどうかは何とも言えない。
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時おり難しい言葉を使ってくる人がいるので対処法に借りてみた。ケースによって項目が振り分けられているのでわかりやすい。勘違いしがちな言葉が多数載っていて、今まで気づかず赤っ恥をかいていたこともあったろうなと反省。
今では多分通じないだろうと思われる言葉も載っているので、使う使わないは別にして知識として持っておいて損はない。
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頻度や重要度の高いものを星1から星5までで段階分けされていて、かつ例文や関連語まで書いてありとてもためになった
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オーディオブックでリスニング。
事例もふまえているので、良いと思いました。
ただ、全て実践するのは難しいと思うので、印象に残ったものから取り組んでいきたいです。
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言い回し一つをとっても様々な言い回しがあるのだという事は
ぼく含め皆さんもよくご存知だと思いますが、いざ
どういうケースで?を想定すると使いどころを見失いがちなのもまた事実です。
そのようなケースバイケースでの日本語の使い方について
詳しく事例を交えて解説されています。
一方で、
現代では「中学生でもわかる言葉」を使うことが好まれているのもまた事実。
これらを踏まえた本書の位置づけの結論としては、
・本書の難しい言い回しや美しい表現を自分の中で落とし込んだ上で、わかりやすい言葉を使うのがクールである
ということです。
なぜなら、
「中学生でもわかる言葉」しか話せない人間がその言葉を使うのと、
「どちらも知った上で平易な言葉」を使うのでは
説得力も余裕も全く異なるからです。
折角日本に生まれたのだから教養として
日本独自の美しい言葉の言い回しをもっと勉強しようと思った一冊でした。
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第1章 仕事がなめらかに進む挨拶の定番表現
第2章 さりげなく人を立てる表現
第3章 反省を真摯に訴える表現
第4章 文書・メールでよく使われる表現
第5章 伝統をふまえた日本ならではの表現
第6章 言いにくいことを穏やかに伝える表現
第7章 大人なら知っておきたい表現
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2020.2.27 16
オーディオブックで読む。万象お繰り合わせの上お越し下さい。万難を排していく。など。