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投稿者:おたま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブッダがどうとか抜きにして
内容だけを評価するならば。
現代社会でストレスを溜めている心に染みる。
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投稿者:りんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく分かりやすい。
けれど、そのふわふわ感がちょっと軽すぎるようにも感じた。
とにかく敷居を低くしたのだろうが、
その代わり、ブッダの言葉の奥深さや重みが損なわれているように感じた。
ブッダについて何冊か本を読んだり、お話を聞いたりした後だったので、そういう感想を持ってしまったのかも。
仏教には縁もゆかりも、興味すらない、という人には、おすすめ。
私は、ブッダの考え方、好きです。
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古代インドでブッダ自身が活躍していたころの語録を直弟子たちが暗記・暗唱して伝えられきたとされる古い数々の経典。その中から、誰にでもわかりやすそうなものを著者がセレクトし、現代風に超訳したという一冊。著者は、東大出身の住職、小山龍之介氏。お寺とカフェの機能を備えた『iede cafe』などを主宰している人物である。
◆本書の目次
一 怒らない
二 比べない
三 求めない
四 業を変える
五 友を選ぶ
六 幸せを知る
七 自分を知る
八 身体を見つめる
九 自由になる
十 慈悲を習う
十一 悟る
十二 死と向き合う
昨年ヒットした『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』、『超訳 ニーチェの言葉』の”仏教版”とも位置づけられる手法には、賛否両論もあることであろう。しかし、本書は日本に根づいている、いわゆる「仏教」ではなく、より原理的な原始仏教をテーマとしているのである。ブッダの教えには「細かいルールは、時代の変化に合わせて柔軟に変えた方が良い」ということが記されている。そしてその言葉通り、仏教は中国、日本へと伝来する間に二重、三重に屈折し、大きな変容を遂げた。超訳とは、まさに「仏教」の本質なのである。
選ばれた言葉を眺めていくと、「○○しない」という言葉が非常に目立つ。めぐりめぐって無駄と思われることを排除していく姿勢は、宗教というよりも、合理性を追求した哲学のようでもある。よりシンプルに、無に近づいていった先のあるべき姿は、行動ではなく、状態を指すというのが、一番の特徴と言えるだろう。
「けっして私に依存することなく。君自身の感覚をよりどころにするように」という教え方は、押しつけがましさがなく東洋的な親近感を覚える。また、特に印象に残ったのが、「もう、生まれ変わらない」という台詞である。諸説あるようだが、本書によると、煩悩を無くせば「輪廻転生」はないというのが、ブッダの教えであるようだ。
余談だが、最近読んだ森 博嗣の『自分探しと楽しさについて 』と、あまりにも主張が似ていて驚いた。工学系の出身者は熟成すると、形而上学的な方向ではなく、ブッダの方向に近づいていくということなのだろうか。こちらもおススメ。
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シャカ族の王子として生まれたブッダ(本名ゴータマ・シッダールタ)の箴言をいくつかの経典の中から抜粋した「超訳」シリーズ。装丁からして教祖様のおどろおどろしいイメージ(笑)は全くなく、釈迦の言葉とは思えないくらいライトな語り口調になっています。
なるほど世界で唯一「無」を論じる哲学が生まれた国だけに、ここに書かれている言葉はどれもシンプルで分かりやすく、驚くほどあっさりとしているところもあります。
未曾有の災害に見舞われた今、自分も心を静めたくて参考にしてみましたが、本質的にストイックな悟りなだけに、無理して全部受け止めようとせずに、必要だと思ったときに必要なフレーズをかみしめる、まさに「心の風向きを変えたくなるその都度に」読んでみるのが良いのではないかと思います。
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■マインド
1.自分に与えられているものを見る。
2.君以外のだれも君を傷つけない。
3.欠乏感は増殖する。
4.悪気口を言われない人はいない。
5.傷がない手に毒は侵入できない。
6.ネガティブな行動・言葉・思考が不幸な人生をつくる。
7.気持ちよさへの依存から苦しみが生まれる。
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自分と向き合い、苦しみと向き合うこと。賞賛に浮かれることなく、非難されても腹を立てないこと。
欲望、怒り、迷いを捨てるよう日々精進すること。
大切なことを教えてもらいました。
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超訳シリーズ第2弾。第1弾の「ニーチェの言葉」がすごく気に入ったので買ってみた。
ベストセラー「怒らないこと」と重複する内容は多かったけど、学ぶことは多かった。実践はなかなか難しいにしても、「怒ること=自分にとっての猛毒」ということを意識するだけでも、心の持ち方が変えられるような気がする。
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苫米地博士の影響で、釈迦の教えに興味を持っていたところ、この前本屋で偶然見つけたので、購入し早速読んだ。
帯に、それは認知科学であり、心理学であり、きわめて実践的な心のトレーニングメソッドである。とあるが、まさしく内容がその通り!!もちろん訳し方の問題もあるのだが、最新の脳科学と釈迦の教えは共通性があると苫米地博士が書いていたが、それはすごいことだ!!2550年前の人と、今の最新科学が同じ答えを導きだそうとは!!なんて、感動しながら楽しんで読んだ。
もちろん、そんなことを考えなくても、十分ためになることが書いてあるのだが…。
読みながら、なぜか映画のマトリックスとファイトクラブを思いだしていた。
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ブッダの智慧と教えを分かりやすくどんな人にでも読めるようにした一冊。
よくある仏教入門のように小難しく書かれていないのでするりと頭に入ってくる。
耳に痛い言葉もあるが、自分で気に入ったフレーズを心にとどめておくだけでも生きることが楽になるだろう。
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とにかく分かりやすい。現代っ子にも理解できるようにか、だいぶ砕けた表現。
その代わり、ブッダの言葉の奥深さや重みが損なわれているように感じた。なんだか軽い。そして、超訳すぎるよね?
ブッダの思想や言葉は好きだけど、本書はブッダ本の中では少し物足りなかったので☆2つ。
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ブッダの言葉は本当に一生を通して学べるものの1つのだと思います!
本は分厚いですが、中の文章はぎっしりと詰まっていないので読みやすい一冊です♪
またどのページから読んでもいいと思いますし、そこにその日必要な言葉が書かれているんじゃないのかなと勝手に解釈して使っています☆
また訳も著書を何冊も出しているお坊さんの小池龍之介さんが書かれているから余計読みやすいのかもしれません♪
ぜひぜひオススメな一冊です☆
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かねがね、「仏教」は宗教ではないと思っていました。
ブッダが弟子たちに残した言葉の数々は、必ず守らなければならない開祖の教えというより、個人の自己鍛練のために、先生が残してくれた指導要項のようなものだと思っていました。
しかも、その言葉は、先生自身が自分の成長を目的として、実践の中から紡ぎだしたものです。
弟子に向けて伝えるときも、その言葉を選び取るかどうかは弟子に委ねるという、なんともゆるーい先生なのです。
超訳『ブッダの言葉』を編んだ仏教僧の小池龍之介師も、同じように考えているようで、こんなエピソードを伝えています。
ブッダを慕い、多くの弟子が集まってきたとき、一人のバラモン司祭が、バラモン教をやめるので、弟子にしてほしいと言ってきました。
彼に対して、ブッダは答えました。
「君はバラモン司祭として信者の人々に儀式をしてあげる宗教の仕事をしている。仕事を投げだして私のところに来たら無責任だろう。君は今のまま仕事を続けて、休みのときは、私に瞑想を習いに来ればいい」
ここからは、ブッダに教わるために、他の宗教を否定する必要はないのだということが読み取れることでしょう。
宗教ではなく、私たちがよりよい生をいきるための実践の言葉だと位置づければ、『ブッダの言葉』は、本当にたくさんのことを教えてくれます。
小池師の超訳が、私たちの傍らにつねに存在すべき言葉として、教典を生まれ変わらせてくれました。
自分に与えられているものに幸せを見る
君の手に与えられたものがたとえどんなにわずかでも、君がそこに幸せを見つけるなら、「足るを知る」充足感で心はきれいに澄んでいく。
そのきれいな心の波は、目に見えない高次の生きものたちを喜ばせて惹きつけるだろう。
君は、これまで君の心が思ったことの集合体。
君という存在は、過去に「何を考えたか」によって、その考えたり感じたりした内容が、ひとつひとつ心に蓄積されミックスされた結果のつぎはぎとして、今、ここに立っている。
すなわち君とは、これまで君の心が思ったことの集合体。
あなたの心に、染み入る言葉がきっと見つかるでしょう。
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仏教の小難しい言葉の数々が非常にわかりやすく、頭を捻らなくても気軽に読むことができる。
平常心を取り戻したい!って時にはオススメ。
持ち運びには不向きなため、家でしか読めないのが私にはちょっと残念。
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仏教の目標って無欲だっけ?
現代を生きるには無欲は難しいのかなと思う。
でも、あまり欲のない人は確かに幸せなのかなと。
仏教の勉強をちゃんとはしたことが無いから、
この本の超訳が正しいのかはよくわからない。
いくつかは共感できるし、
いくつかは共感できなかった。
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装丁もスピンもすべて赤で
すごくきれいな本。
一旦、流し読みしたので「読み終わった」に所属。
眠る前とかに少しづつ読み返していく予定。