カテゴリ : 13・仏祖のエントリー一覧 - 「正法眼蔵」勉強してます
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カテゴリ:13・仏祖のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 仏祖 4

    仏祖の巻は続きます。※西嶋先生解説この天童如浄大和尚(天童如浄禅師)が道元禅師の師匠にあたるわけです。だからこの天童如浄大和尚の次に当然永平道元大和尚と言う名前が並ぶわけです。この様に道元禅師は、仏道と言うものは人から人へ伝えられるものだという考え方が非常に強かった。宗教とか思想と言うものは、文字や本を読めばわかるというのが普通の考え方としてあるけれども、仏道と言うのは実際の体験の問題、生活の問題だ...

  • 正法眼蔵 仏祖 3

    仏祖の巻、本文に入ります。仏教教団の指導者が現にこの世の中に現れるという事は、その人それぞれが自分自身を釈尊と同じ境涯に置いてその人格を大切にするという事である。過去、現在、未来の仏(真実を得た人)というだけではなしに、すでに真実を得て仏になった人々もさらに向上を求めて努力してこられたという事が言えるであろう。仏祖とは仏の姿を自分自身の体と心にしっかりと保持し、それを礼拝しまたそれにお会いするという...

  • 正法眼蔵 仏祖 2

    「仏祖」の巻、本文に入る前に西嶋先生の話は続きます。そういう考え方から道元禅師はその仏教教団の代々の指導者を次から次へとここへ書き上げられるわけです。釈尊の前にも六人の真実を得られた方々を想定して、その六人の方々の次に釈尊を置いて、それから釈尊の弟子の摩訶迦葉尊者を置くという形で、仏道と言うものが、代々そういう仏教教団の指導者を通して今日に伝えられてきたということを述べておられるわけです。この「仏...

  • 正法眼蔵 仏祖 1

    「仏祖」の巻、本文に入る前に西嶋先生の話です。表題の仏祖と言う言葉の説明ですが、仏と言うのは何かというと、真実を得た人と考えていいわけです。よく神、仏と言うふうな言葉があって、神様に似たようなものが仏さんだと、人間より上のものと言う考え方があるけれども、仏道ではそういう考え方をしない。仏と言うのは人間が完成された姿。だから人間が人間になったものを仏という。人間が人間以上のものになったのが仏ではない...

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「正法眼蔵」は仏道を勉強する上において「なぜ坐禅をやらなければならないか」という事を事細かに疑問の余地のない形で詳細を述べておられる。だから「正法眼蔵」を読んで仏道の理論的な側面を勉強しながら自分自身で坐禅をやるならば、仏道修行においては欠けているところはない。―愚道和夫老師―

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
70代女性。自営業。自宅で毎日朝晩坐禅をして、愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」を毎日ブログで紹介しています。愚道和夫老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」    

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